2024年1月1日(単曲配信)
2024年2月14日(CD)
初登場7位 売上0.9万枚
日向坂46齊藤京子と芸人ヒコロヒーによる2021年からテレビ朝日系深夜枠で放送されているトークバラエティ『キョコロヒー』での楽曲プロジェクトによって制作された楽曲。番組名自体が2人の名前を合体させたもので2人を指しているため、アーティスト名=番組名となっている。
元旦に配信された後にCD発売が告知された。その後で齊藤京子は日向坂46卒業を発表し、4月5日に卒コンが決まったが日向坂46の新作リリースが発表されないまま在籍時最終参加作が今作になる見込みが強まり、デビュー5周年ピタリ記念日となる3月27日も何故か乃木坂46のシングル発売に取られてしまったのでこの時点で卒業前の日向坂46最終参加シングル発売の可能性が消失。2月下旬になって卒業後の4月10日に日向坂46のシングル発売が発表された(選抜制導入が理由、つまりここまで全員で来たのに卒業シングル表題に参加できないメンバー出ちゃうとかどうなんだ、次のシングルはこれからのメンバーで使ってほしい等の理由から本人が卒業シングル表題曲を拒否して乃木坂46と発売予定を入れ替えた可能性ある?なんか乃木坂46は乃木坂46で制作がギリギリっぽい雰囲気漂わせてるし。)。
通常盤1種のみの発売だが応募特典シリアルナンバー封入・キョコロヒー生写真(全3種より1枚ランダム封入)という少々のアイドル商法も実施された。
表題曲は秋元案件だったが、C/Wはそれぞれが作詞を担当している。
1.After you!
作詞:秋元康、作編曲:柳沢英樹
ヒコロヒーは10年ほどのキャリアで特にここ数年でブレイクしてきた人のようなんだけどこれまで知らなかった。番組自体もあまり見ていないのでそこまで詳しくは知らないんだけど、2人のキャラクターにはあまり一致してないやる気ない感じの向上心も競争心も全くない主人公の歌詞っていうのはなんでこうなったのだろうか。この2人の雰囲気はそういう事ではないと思うんだけど、策士として深く見てあえてやっているのか、番組も2人もよく知らずに勝手なイメージだけでテキトーに作詞(ルーティン仕事)したのか…。
齊藤京子もソロで歌う時の低音ボイスとは違う歌い方しているし、ヒコロヒーも喋り声とは全く異なる誰だか分からない声で歌っていて歌詞もそうだけど声のイメージまで2人とも異なってるので、音源だけ聞くと最早誰が歌っているのか分からない謎曲。
まさかとは思うがこの2人でPUFFYをやらせようとしたのか…?
★★★☆☆
2.まぬけのうた
作詞:ヒコロヒー、作曲:ツキダタダシ、編曲:野中“まさ”雄一”
ヒコロヒーが作詞を担当。ヒコロヒーのメインボーカルでコーラスに齊藤京子が入っている感じっぽい。ゆったりしたフォーク風のナンバーで励ますような感じの1曲。こちらも普段のふてぶてしい感じのヒコロヒーの喋り声と全く違う声で歌っているのでますます誰だか分からない。
★★★☆☆
3.月下香
作詞:齊藤京子、作編曲:ヤナガワタカオ
こちらは齊藤京子のソロ曲。初めて作詞も担当した。歌謡風味の暗い雰囲気だったので本人曰く「地獄みたいな曲」と感じたそうで、自身が演じた不倫ドラマ『泥濘の食卓』主人公の心情を重ねたような歌詞になったようだ。3曲の中では独特の低音を生かして歌い上げるスタイルという今までの齊藤京子の歌声の印象に最も近い1曲だが、やや高めの音程で特有の癖の強さは抑えられているような印象。
★★★☆☆