2025年6月4日
2025年5月28日(単曲先行配信)
初登場3位 売上4.6万枚
7ヶ月ぶりのシングル。
前作以降で「Awesome」「ポンコツな君が好きだ」で2作連続センター経験者で前作のトリプルセンターの1人だった小越春花が卒業(卒コン無し、劇場での卒業公演のみ)。これにより単独センター経験者は藤崎未夢1人だけとなり、センター経験者自体も藤崎未夢と前作トリプルの1人である大塚七海の2人だけとなった(今作もこの2人のセンター) 。
前作で4期生が初参加だったが、リリース数が少ないために今作では5期生が初参加となった(4期生の西川晴菜は前作時体調不良休業で不参加だったので今作で5期生と一緒に初参加)。
Type-A、Type-B、NGT48 Official CD Shop限定盤の3種発売。フォーマットは前作と同じ(映像付は廃止済みで全種CDのみ)
1.希望列車
センターは藤崎未夢、大塚七海。2人とも2作連続(前作はトリプルセンター)、藤崎未夢は単独含めて3度目。センター経験者の現役はこの2人だけとなった。1期生は残り2人で西潟茉莉奈の1stからの全曲表題曲参加記録11作連続に更新された。3期生の木本優菜が2作ぶり(2度目)、4期生の佐藤広花が初選抜で姉妹同時選抜入りを達成。先日NMB48『チューストライク』で青原和花・優花が姉妹同時選抜国内初達成を果たしたばかりだったが国内2例目となった。青原姉妹でも新人の妹が初選抜&選抜落ちしていた姉が選抜復帰という形で姉妹同時選抜を達成していたが、狙ってやっているのか…?
作編曲は藤田卓也。48/46系に数曲ずつ提供しているがA面採用は初。学園爽やか元気アイドルロックナンバー。2ndシングル『世界はどこまで青空なのか?』の生真面目さ切実さをオミットしてもう少し爽やかな前向きさを押し出した感じか。NGTとSTUはとにかく曲はいいんだよなぁ…。藤崎さん新人いきなりセンターの時は正直センターっぽい風格は全く無いのでは…って感じだったけど、成長してだいぶ綺麗なお姉さんっぽくなったな。なんか佇まいが声優アイドルっぽい気がする。
★★★★☆
Type-Aのみ
2.思い出をゼロにして
全員曲。前作に参加できなかった4期生の西川晴菜と5期生全員のデビュー曲(5期生曲は別にあり)。
作曲はナスカ、編曲はStella。爽やかなアイドルポップナンバー(欅坂/櫻坂のイメージを担っている常連作家の1組だが他では割と爽やかな曲が多い)。やけに気合の入ったピアノソロが入ってきたりと間奏が無駄に美しい雰囲気なのが印象的。曲はいいんだけどさ…「希望列車」が未来へ向かってるとか飛び乗ろうとか歌っていた曲の直後に“もう列車は来ないとわかっているのに”とかいきなり歌い出して“廃線になったレールを歩く”ってわざとやっているのか策士家。まあ色々あったNGT48としては割とふさわしい歌詞だったりするし、当時を知らないメンバーも増えてきた中でさらに進んでいくのに必要な曲ではあるんじゃないかと。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.夕立雲
5期生曲。全員曲の「思い出をゼロにして」もあるが、5期生デビュー曲。
作編曲は板垣祐介。48御用達作家の1人だがNGT48では「世界はどこまで青空なのか?」「春はどこから来るのか?」いずれも編曲のみで作曲は初。どこかで聞いた事があるような初々しい新人系アイドルポップナンバー。46系ではあまり登場しない作家だが、珍しく46系で作曲まで手掛けていた乃木坂46の3期生が初期に歌っていた「未来の答え」辺りにイメージが近い気がする。
★★★☆☆
Official CD Shop限定盤のみ
4.境界線
2024年7月に開催された『第6回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』決勝大会に進出したNGT48メンバー4人による楽曲。決勝大会は20人、そこからファイナリスト8人。今作に参加しているのは20人の枠に入った4人でファイナリスト8人には清司麗菜、大塚七海、三村妃乃の3人が残り、三村妃乃が3位、清司麗菜・大塚七海が5位、優勝は岡村梨央(STU48)だった。
作曲は大河原昇、編曲は野中”まさ”雄一。デビュー曲「青春時計」の作者(作編曲)だが作風はだいぶ異なる。4曲の中で今作だけクール系。歌唱力メンバーだけあってかカッコいい歌い上げる系統か。
★★★☆☆
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