2024年8月28日
2024年7月22日(単曲先行配信)
初登場5位 売上9.9万枚
例の事件の影響で2019年ゼロ、2020年1枚から2021~2022年は年2(2022はシングル1アルバム1)だったが2023年はシングル1枚ポッキリに終わり、1年ぶりのシングル。8月末で今年最初だと今年も1枚ポッキリか…。
前作は中井りかの卒業シングルだったが、中井が卒業した2ヶ月後の10月には本間日陽も卒業を発表。来春予定とされていた事と2度の表題センターを経験したエース格メンバーであったため当然卒業シングルか最低配信で卒業曲でもあるかと思いきや何も無いまま卒コンだけで4月に卒業してしまい、これに伴い本間日陽の最終参加作も前作になってしまった。前作以降、本間以外にも7名辞めており、1期生は残り3人。それ以前に正規メンバーが11人しかいない状況で研究生の方が多くなり、12月に3人、今年秋に4人の正規昇格で3期生までは全員昇格となったが、まだ研究生の方が数名多い。4期生は昨年12月加入で今作が初参加。
Type-A、Type-B、NGT48 Official CD Shop限定盤の3種発売。ついに劇場盤が廃止されたが、2020年の移籍以降6作連続で全4曲は変わらず、3作連続CDのみ(映像廃止)も変わっていない。Type-AとNGT48 Official CD Shop限定盤の収録曲が同一(ジャケ違い)だったのが、劇場盤の役割をNGT48 Official CD Shop限定盤へスライドさせたのみで、劇場盤のメインである「オンライン個別おしゃべり会参加券1枚」はNGT48 Official CD Shop限定盤に移動した。
発売前からMV公開が慣例となっている中、今作は先行配信が1ヶ月前だったにも関わらずMVが無いままで、結局MV公開はCD発売当日となった。
残り3人の1期生のうち奈良未遥が発売後の9月4日の公演で11月頃に卒業すると発表し最終参加作となった。
1.一瞬の花火
センターは藤崎未夢、大塚七海、小越春花の3人編成。選抜11人しかいないのにセンター3人て。藤崎(シャーベットピンク)、小越(Awesome)は2度目、大塚は初センター。なお前作が全員参加だったため、前作から参加者が半減以上の大幅減となり、過去最少人数となっている。1期生残り3人のうち2人は選抜に選ばれなかった時期があるので西潟茉莉奈のみが1stからの全曲表題曲参加メンバーとなった。
作編曲は三谷秀甫。近年48/46に提供が多く、共作含むと3坂道、AKB,SKE,HKTにはC/W提供しかないが、STU48「息をする心」の作編曲者であり、NGT48では事変移籍以降「シャーベットピンク」共同作曲、「渡り鳥たちに空は見えない」作曲を手掛けているなどA面提供が1番多かった。「シャーベットピンク」「渡り鳥たちに空は見えない」よりは作編曲まで手掛けた「息をする心」に近い良メロ系で、切なさ、儚さを表現した夏の終わり系失恋ナンバー。最近は水着だ!路線はピタリやらなくなって久しいが(あんなに毎年連発してたのにピタリ全くやらなくなったのは若干不自然なので見えないけしからん系コンプラが強まって自主的に避けるようになったのだろうか…)、それでも夏というと水着なしでも元気な曲ばかりだったので意外とセツナ系はありそうでなかった。AKB,SKE,NMB,HKTに続いてすっかり知らないメンバーばかりになってしまったが(という事は1番知らないメンバーばかりだったSTU48が48系では1番分かる状態に追い抜いたのか(数名だけど))、単純に曲の良さだけで残りやすい。毎回ではないが、NGT48のシングルはいいのが多いイメージはキープした。
★★★★☆
Type-Aのみ
2.季節外れのアイスレモネード
4期生曲。4期生初参加曲となり、全員デビュー曲となる(磯崎菜々のみ表題選抜にも入っている)。作編曲は金崎真士。
爽やかな青春ナンバー。1番では告白前の夏の日だが、2番では一気に時が進み付き合い始めて半年が経過して冬になっているが冬なのにあの日の忘れられないアイスレモネードを飲んでいる(超訳)という作詞家には珍しい1番から2番でいつもの片想い純情少年から一気に幸せ少年にランクアップする主人公像がいつもと一味違う。あまり新人っぽさは無いが、間奏でのヘイ!の掛け声だけは妙に初々しい。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.もう一度 手を繋ぎたい
3期生のうち正規メンバー3人のみ。3期生は既に4人辞めており、全7名となっている上、研究生の4人も秋に正規昇格が発表されているんだから3期生曲にしてあげればいいじゃないか…。次がいつになるかも分から作曲は富田絵里加、編曲は野中“まさ”雄一。
ややゆったりとした穏やかなナンバーだが内容は女性視点での失恋ナンバー。全てですます調の丁寧な言葉遣いでの歌詞がしっとり気味。「一瞬の花火」を女性視点で描いたわけではないと思うが…。3人しかいない割にはもっと大勢で歌っているような感じで少人数っぽさがあまりない。
★★★☆☆
NGT48 Official CD Shop限定盤のみ
4.涙が枯れるまでそばにいる
1~3期生まで全員参加曲。正規メンバーだけでなくこちらは3期研究生の4人も一緒に入っている。ますます曲数が少ない中で3期正規だけの3人曲を用意した意味が分からな
作編曲はToshikazu.K。
何も聞かずに寄り添ってる系爽やかポップロック系。普通にいい曲。4曲普通にいい曲が揃って変化球が無かった印象ではあるんだけど、変化球ばかりだった乃木坂46のC/Wとどれか1曲入れ替えてくれ…という感じではあった。
★★★☆☆
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