青春のデッドライン/NMB48

2025年11月12日
2025年11月8日(単曲先行配信)
初登場2位 売上13.8万枚
初登場38位 売上0.01万DL

B0FZH62MRZ

7ヶ月ぶりのシングル。

Type-A,B,C,劇場盤の4種発売。A,B,CのC/W3曲目とDVDの内容が全て異なるが、劇場盤は3曲目が無く共通2曲のみとなっている。
AのDVDには「NMB48のなんば笑劇場」、BのDVDには「NMB48 15周年 卒業メンバーに聞きました!」、CのDVDには「NMB48 蔵出し! LIVE SELECTION 2023-2025」を収録。

坂道グループでも過去曲使い回しで枠を埋める、48/46以外ではC/Wの新曲で外部作詞というのが出始めているようだが、今作では表題曲以外に秋元康が関与していない。48/46系列では卒バラでのたまの本人作詞、企画作で秋元康以外が作詞をする事はあったが、シングルC/Wが集中的に全部外部というのは史上初

1.青春のデッドライン

青原優花、安部若菜、池帆乃香、池田典愛、石山千尋、泉綾乃、坂下真心、坂田心咲、桜田彩叶、塩月希依音、新澤菜央、高橋ことね、龍本弥生、芳賀礼、平山真衣、三鴨くるみ

センターは塩月希依音。2作連続単独センター通算Wセンター含めた3度目。

作曲:SoichiroK,Nozomu.S、編曲:佐々木望,河田総一郎。乃木坂46「ビリヤニ」と交換した?と思うくらい乃木坂46っぽい曲。48ならSTU48の方向性だし、NMB48でこういうしんみりした曲って過去のシングルに無かったような…。歌詞も青春というか社会人になって学生時代の感覚が終わっていく際のあんまり口に出せないような痛みの感情が歌われており、あのどこか自分だけ置いていかれているような世界の流れについていけない感覚が的確に言語化されていて久々に作詞家の凄みを感じた。NMB48で好きな曲は?と聞かれると1番答えに困るというかどんな曲あったっけ…?と正直最も曲を覚えてなかったんだけど、ここで初めて明確に最高傑作。でもこれ20年前だったら言葉が痛すぎて聞けなかっただろうな。

アイドル本人にとってはデッドラインはアイドルの終わりで肩叩きソングみたいな感じもしてくるし、NMB48は過去10代のエース級に高卒のタイミングで相次いで辞められた事もあるだけに(今回のセンターの人は19歳なのでそっちの”デッドライン”は既に越えている)、また卒業者増えそうでもある。
★★★★☆

2.未来図

青原優花、青原和花、安部若菜、池田典愛、池帆乃香、石山千尋、泉綾乃、板垣心和、衣笠彩実、黒島咲花、坂下真心、坂田心咲、坂本理紗、桜田彩叶、塩月希依音、新澤菜央、高橋ことね、竹田京加、龍本弥生、田中美空、田中雪乃、中川朋香、西島梨央、西田帆花、西由真、芳賀礼、平山真衣、福野杏実、舟橋礼菜、松岡さくら、松本海日菜、三鴨くるみ、水田詩織、宮本杏海、吉見純音
研究生:内田愛彩、木根彩呂花、澁谷愛紗南、田中ミリア、宮崎紗衣、宮原心音、村井悠莉、山口美桜

全員曲。ただし商品説明では“選抜メンバーを基軸とした全員曲”と書かれている。

作詞:sorano、作曲:猟平,小檜山翔,太嘉志、編曲:猟平。”選抜メンバーを基軸とした全員曲”という事は選抜メンバーが基本歌っててその他はサビの合唱厚み要員とかバックダンサー的な扱いなのだろうか。一転して未来への希望を感じさせる爽やかなポップロック系ナンバー。これもNMB48らしくないというか、48で量産されてそうで意外と少し違うというか作家を変えた成果がいきなり発揮されているような印象。
★★★☆☆

Type-Aのみ
3.やねん

安部若菜、泉綾乃、板垣心和、坂田心咲、塩月希依音、竹田京加、宮本杏海

今作は“新しいサウンドに挑戦した楽曲”としか書かれておらず詳細不明。

作詞作曲編曲:kiyo。分業無し、作詞作曲編曲を全て1人で手掛けたというのは当然作詞秋元康が固定の秋元康プロデュース作品で前例のない事態なのでは。なるほどいつもの作詞家では出てこないような電子音ビートトラックに乗せて歌というよりラップのような関西弁をひたすらまくし立て続けるという振り切ったインパクトソング。しっかり関西方面のグループである事を強調していてNMB48らしさを分かりやすく示して他と差別化できるし、新体制の制作の方がいいかもしれない。正直もう何年もSKE48と曲の区別つかなかったしなぁ…。
★★★☆☆

Type-Bのみ
4.上方ストロングスタイル

池田典愛、泉綾乃、板垣心和、坂下真心、坂田心咲、桜田彩叶、竹田京加、田中雪乃、中川朋香、西島梨央、西田帆花、芳賀礼、平山真衣、舟橋礼菜、松岡さくら、松本海日菜、三鴨くるみ、宮本杏海

10月15日に行われた新公演「情熱!めっちゃ楽舞友」で披露された劇場公演曲とされる。公演曲はC/Wやアルバムに入れずに公演アルバムとか出していたはずなので公演曲をいきなりC/W収録ってのも今までにない事態のような…。メンバーの組み合わせがチームでもなんでもなく良く分からない事になっているのは秋からチームが廃止されて新公演となったため。

作詞:Yoko Murata、作曲:森星矢、編曲:森星矢,名古育。テケテンテケテン和風な装飾がインパクトのお祭りナンバー。髪型ストロングスタイルってどんな髪型なんだよアゲてこうとかハイテンションになってるからそのまま物凄くストロングに逆立ってるとか?と思っていたらよく見たら「上方」だった。江戸から見た関西方面の呼び方の事だと思うので、新しい作詞家がNMB48に提供するならと関西要素を入れたという事だろう。これ以外に関西の要素は無いので”上方ストロングスタイル”が結局どういうものなのかは不明だけど…。
★★★☆☆

Type-Aのみ
5.Oneness

青原優花、青原和花、安部若菜、 池帆乃香、石山千尋、衣笠彩実、黒島咲花、坂本理紗、塩月希依音、新澤菜央、高橋ことね、龍本弥生、田中美空、西由真、福野杏実、水田詩織、吉見純音

10月17日に行われた新公演「青春!恋のDestination」で披露された劇場公演曲とされる。

作詞:ukurino、作編曲:竹縄航太,岩野亨。ザ・バラード。なんか誰かの卒バラみたいな曲なんだけど、歌詞自体はストレートな1対1での君への感謝ソング。策士家的なトンチキ感が無いので凄くフツーではあるが、時にはこういうストレートな曲も必要な場面があるだろうしなぁ。

そんなわけで作詞も外部になるのは自由度が増していいんじゃないだろうか。とりあえず利権とかありそうなんで表題曲から外れるとかはまだ無いと思うけどC/W無理にひねり出してもらって延期とかやられるよりはどんどん外部発注でいいんじゃないだろうか。
★★★☆☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました