2022年2月23日
初登場29位 売上0.15万枚
4ヶ月ぶりの新作。前作に続くEP形式だが今回は久々にCD発売は2年ぶり。その時の『NAKED×REFINISHED -3 mics and back sounds-』はライブ会場限定発売だったため(しかも新コロライブ封じでライブ自体が一気に中止延期のオンパレードとなったため当初の予定通りに販売できなかった）、一般発売されるCDとしては2018年8月のアルバム『ELEVEN PIECE』以来となる。
ただしCDは限定仕様のみで
・手紙ケース：招待状の装丁
・手紙：メンバー1人1枚合計5枚
・グッズ：ペイズリーハンカチ
といった限定生産のグッズ付仕様1種の一般発売とちゅらちゅら法被が付属するファンクラブ会員限定盤での発売のみとなる。
タイトルOKNWは故郷にして現在は在住している沖縄を意味し、沖縄をテーマにした新曲3曲+Instrumental(カラオケ)3曲を収録。
1.Melody
NHK沖縄放送局の「復帰50年」のテーマソング。NHKだとサッカーW杯のテーマ曲とかも全盛期過ぎの頃に担当していたが、復帰50年なんて重みのあるテーマ曲の依頼がBEGIN辺りではなくORANGE RANGEに来るなんてORANGE RANGEも落ち着いた大人のバンドとして認められるようになったんだなぁ…。
過去沖縄風味を取り入れた曲もあるにはあったが、ソニー時代のヒット曲だと「キズナ」くらいしか思い出せないが、配信移行後には「Family」でも三線サウンドを取り入れていた事はあった。今回も同様にゆったりとした雰囲気でタイトルも「Melody」だし真面目にメロディーを聞かせる良曲。依頼が依頼だけに真剣に沖縄に向き合い、ヘンテコなサウンドでふざける事も無く真面目に挑んだ勝負曲的な良さも感じられる。
★★★★☆
2.エバーグリーン
映画「ミラクルシティコザ」主題歌。これも日本復帰に揺れる1970年代の沖縄を描いた映画とのことで真面目な作品のようだが、それに合わせてかシリアスなロックナンバー。どっしり落ち着いた雰囲気には結成21周年の貫禄も感じられる。ふざけないモードのORANGE RANGEもまだまだいけるな。
★★★☆☆
3.フイリソシンカ
メンバーの母校である北谷高校の依頼で制作した創作エイサーのイメージソング。1stアルバム『1st CONTACT』の最後に突如校歌がぶち込まれていた事があったがあれは出身中学のもので今回は高校。プロフィールを見るところYAMATOだけ違う高校で残り4人がこの北谷高校出身らしい。エイサーのノリも入っているためかお祭り的な要素も感じられ明るめの雰囲気だがそんなに派手には盛り上がらない。同系統の曲で知っているTHE BOOMの「シンカヌチャー」ほど派手ではないためそう感じるのかも。
★★★☆☆
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