2024年10月23日(CD/配信Special Edition)
2024年9月25日(I want tomorrow to come)
2024年10月4日(僕は僕を好きになれない
2024年10月10日(本質的なこと)
Special Edition
初登場1位 売上50.5万枚
初登場11位 売上0.6万DL(I want tomorrow to come)
初登場1位 売上0.3万DL(Special Edition/アルバム扱い)
4ヶ月ぶりのシングル。2年連続の年間3枚リリースは初となった。
Type-A,B,C,D,通常盤で3曲目が異なる。Blu-rayは「8th Single BACKS LIVE!!~Center Performance Collections~」を3分割5曲ずつでA,B,C+メイキングでDとなっていて前作と全く同じフォーマットとなる。
9月17日に上村莉菜、齋藤冬優花が同時に卒業を発表したため最終参加作。最後の1期生は小池美波となる。しかし今作でも1期生は3人揃ってBACKSメンバーとなっていて表題曲には3作連続で1期生不参加のままとなった。
小田倉麗奈は腰の療養のため、アートワーク以外の制作には不参加と明言されており、写真には写っているが音源には一切参加していない。WANDS木村状態(レコーディング不参加で写真だけ参加)って前例あったっけ?Blu-rayは前作のBACKS LIVE映像のため参加している。
1.I want tomorrow to come
守屋麗奈、山﨑天、藤吉夏鈴、谷口愛季、田村保乃
的野美青、山下瞳月、森田ひかる
センターは2作連続山下瞳月。向井純葉が初選抜、武元唯衣が2作連続BACKSから選抜復帰し、前作から井上梨名、村井優がBACKS行きとなった。
作曲はナスカ、編曲はmellow。「Start over!」から1作おきに作曲に登場し、現在の路線になってからのメイン作家となっているナスカ曲。バラードから始まり、いつもの感じになり、最後は壮大になるという組曲的構成でこれまでとの違いを押し出し、このタイミングで信仰深まる最良最善な決定的ナンバー。さすナス(さすがナスカ)、ナスカ唯一絶対神という評価もさらに高まったものと思われる。バラードや壮大パートが無かったらいつもの以上でも以下でもない「Start over!」以降の路線固定極まるもう違いの分からないナンバーになっていたとも思う。最高傑作を更新しつつも、毎回こんな壮大構成はやれないし、同じ路線でもうこれ以上は無理になってしまったようにも思う。
★★★★☆
2.本質的なこと
3期生曲。センターは遠藤理子。
作曲はyoss,尾上榛、編曲はTomoLow。3期生もすっかり似たような櫻坂クール路線。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.僕は僕を好きになれない
BACKS曲。センターは村井優。「19歳のガレット」と共に上村莉菜、齋藤冬優花の最終参加曲。
作編曲は河原レオ。2021年の乃木坂46のシングル表題曲「僕は僕を好きになる」の対極に置いたような楽曲。主人公が自分を好きになれない起点は2曲とも同じだが、アイドルのシングル曲らしく自分を1番嫌いだったのが自分自身だったと気付いて変わろうとする「僕は僕を好きになる」に対して今作は自己嫌悪したまま終わってしまい救いがない。いかにも欅坂らしい楽曲だが、ここ数年クラスメイトの顔を知らないままの世界を生きてきた学生世代の受け皿としても共感を呼ぶ曲なのかもしれない。最後のサビでまた元に戻ってしまうが2番では”僕は僕を嫌いでいいのか?”と自問自答している部分もある事から、続編が「僕は僕を好きになる」として繋がっても一応不思議ではないか。BACKSも似たような路線で、選抜・3期生・BACKSでもう少し差別化しても…。
★★★☆☆
Type-Bのみ
4.今さらSuddenly
ユニット曲。2期生と3期生2人ずつで選抜3人+石森のみBACKS。作曲は杉山勝彦,GINPEI、編曲はGINPEI,杉山勝彦。わざわざ並びをひっくり返した作曲と編曲表記にしている事から杉山が主にメロディーを書き、GINPEIが主にアレンジを手掛けたものと思われる。
ややデジロック系のアレンジで少し差別化しているが曲自体はやっぱり同じ感じ。みん杉が参加してもこうなってしまうか。
★★★☆☆
Type-Cのみ
5.嵐の前、世界の終わり
全員曲。小田倉麗奈はここも不参加。作編曲は村井大。
ウォウウォウ合唱パートから始まるスリリングさもある壮大なナンバー。新たな全員曲アンセム感のある1曲。
★★★☆☆
Type-Dのみ
6.19歳のガレット
BACKS曲。作曲は宮川晋、編曲はAPAZZI。「僕は僕を好きになれない」と共に上村莉菜、齋藤冬優花の最終参加曲。
ようやく攻撃性を押さえて流麗さが前に出たようなしっとり系ナンバー。
★★★☆☆
通常盤のみ
7.TOKYO SNOW
選抜曲。作編曲は水流雄一朗。
ウィンターソング。台詞から入るなど相変わらずな意味深っぷりだが、今作の中では険しさ、カッコよさよりも浄化された白のイメージの曲で聞きやすい。「五月雨よ」で浄化されてこういうのがメイン路線になると思ってたんだけどなぁ…。
★★★☆☆
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