2023年1月の配信シングル(後編)

2023年1月の配信シングル(後編)

BETTING/香取慎吾×SEVENTEEN

2023年1月17日
草彅剛主演ドラマ『罠の戦争』主題歌。香取慎吾と韓国のダンスグループのコラボ作。コラボ作だがさすがにかなり香取メイン寄りになっている。スリリングなイントロからサウンド自体はかなりKなPOPというか今風なダンスグループ風味で香取もSEVENTEENの人も裏声を連発するいかにもな感じだが、同時に香取の昨年の『東京SNG』でのジャズ要素も強めに出ているのでけっこう独特な仕上がり。

いずれにせよ全く好みではないのでこういう機会でもない限り聞く事も無く、聞かないので新鮮ではあった(これなら別に国内のダンスグループBE:FIRSTとコラボしても変わらないんじゃないかと思うくらいこの方面は疎い)。しかしあのドラマ…主題歌あったっけ…?というくらい主題歌の印象が無いぞ…。次週への見せ場の場面で集中している時にBGMでかけるパターンの主題歌だとどうしてもこうなりがち。
★★★☆☆

Easy Now/Noel Gallagher’s High Flying Birds

2023年1月17日
6月のアルバムへ向けての先行配信2曲目。リアムもそうだったけど、リリース告知早すぎね?

今回はOASIS時代からの王道的なメロディアスなミディアムナンバー。ちょっと違う方向性に向かっていたので久々にこれぞという感覚がある。次のアルバムは原点回帰的な感じになるのかな。
★★★☆☆

2月14日 feat.川崎鷹也/miwa

2023年1月18日
2月8日発売EP『バレンタインが今年もやってくる』からの先行配信。前回先行配信しすぎて4曲中3曲先に出してしまってさすがにどうなのかとなったのか後からもう1曲ボーナストラック扱いで追加したりしていたが今回はこれ1曲だけにしておくつもりな模様。

リード曲的にバレンタインデー当日をタイトルにしたバレンタインソング。川崎鷹也とのコラボによりアコースティック色が強く、男女デュエットによりカップル向けラブソング路線を堂々進むつもりのようだ。なお川崎鷹也の方が年下だがプライベートでは双方既婚で子供が1人いるのも同じ。以前のように恋人役の俳優と歌番組でいちゃついてやっかみを受けてアザトイ呼ばわりされる心配は無さそうだ。曲自体は…う~ん…普通。
★★★☆☆

WEEKEND/中山優馬

2023年1月20日
2月1日発売のベスト盤『THE BEST and BEYOND』リード曲の先行配信。歌手活動再開したと思ったらオリジナルじゃなくてベスト盤って。なお配信するのはここまでベスト盤は配信せずCDのみにする模様。買う以外に選択肢がないが正直買うほどでは無いのでベスト盤はスルーで…。

あまりアーティスト路線に走らずに比較的ポップな方向性でのポジティブナンバー。こんな爽やかな人だったのか…と思うほどだが歌手活動再開以降はなんだか自由な感じがする。
★★★☆☆

flower/TrySail

2023年1月21日
2月4,5日武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナで開催する「LAWSON presents TrySail Arena Live 2023~会いに行くyacht! みんなであそboat!」を記念する新曲とされている。ジャケットがアニメ絵なのでアニメタイアップかと思ったら3人をアニメイラスト風にしただけかこれ。

TrySailらしい元気いっぱいなアイドルポップナンバー。やはりシリアスアニソン系よりもこれだよこれという感じがする。一方でいよいよOVER 30’s WORLD目前となったが(雨宮天が8月で30歳)、元気いっぱいな感じは昔から変わらず、先輩スフィア同様に声優特権で年齢感じさせずなんとなくそのまま進んでいく感じになるのかな。
★★★☆☆

火の粉/熊木杏里

2023年1月25日
12ヶ月連続配信第11弾。前作から公式サイトで告知しなくなってしまい、公式Twitterとヤマハの方のニュースでしか告知しなくなってしまった。

“鋭角的に連ねられた言葉の問いかけが、熊木杏里の真骨頂とも言えるフォークソングテイストの楽曲に乗せられ響く。”とされ、武藤良明によるアコースティックギターがメインでエレキシタールも少々導入。これによりピアノ弾き語り系女性シンガーから昔ながらの社会派フォークシンガー風味な佇まいになってこのシリーズの中では最終盤にしてかなり大きな変化が見えてきた。真骨頂とあるようにフォークの要素は初期からあったんだけど、この12ヶ月連続配信だと基本ピアノ弾き語りデモみたいなのが続いていたので久々におっ!と来た1曲。
★★★☆☆

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