告白心拍数/SKE48

2024年10月2日
2024年8月25日(単曲先行配信)
初登場2位 売上21.7万枚
初登場33位 売上0.01万DL(Special Edition/アルバム扱い)

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8ヶ月ぶりのシングル。昨年は1作ポッキリだったが2024年は2作に再度戻した。

Type-A,B,C,劇場盤の4パターン発売でC/Wが異なる。A~CのDVDは「告白心拍数」「純情川」MV2曲が共通で、特典映像が異なる。Aに「SKE48 33rdシングル 「告白心拍数」 Music Video Behind & SKE48のチームで鍛えろ!心・技・体!チームSあみやき亭メニュー全種類制覇」、Bに「SKE48 33rdシングル 「告白心拍数」 番外編~ふゆさやチャンネル & SKE48のチームで鍛えろ!心・技・体!チームKⅡ真夏の体育祭」、Cに「SKE48のチームで鍛えろ!心・技・体!チームE巨大料理に挑戦!! & SKE48 12期研究生 初めての夏休み2024」を収録。
A~Cには生写真とシリアル封入の初回盤と付属無しの通常盤での発売、ジャケ写が異なる。

全5曲、4種は前作同様だがMV制作が一気に削減され、C/WのMVが共通収録となり、前作のMV4曲から2曲へと半減した。しかもC/W3曲がチーム曲なのでどれか1つというわけにもいかず全部作るか、全部作らないかしか選択肢が無く、結果劇場盤のみC/WのMVが制作されるという珍しい事態となった。なお46グループから始まったMV収録廃止の方針は既に48にも浸透しており、MV収録継続はSKE48、STU48のみとなっている。

2021~2022年の28th29thで2作連続センターだった林美澪が若干15歳にして9月でとっとと卒業してしまったため最終参加作は前作だった事になってしまった。次世代にとっとと卒業されてしまう事案は多いが、12歳初センターからの15歳卒業は最年少記録になったのではないか。

活動休止中の青海ひな乃、鈴木愛菜、鈴木恋奈と研究生10名は全面不参加。

JO1が50万以上叩き出しており、2倍以上の大差で初登場2位となった。しかしそもそもここ数年AKB48を抜き去る勢いで累計40万突破を連発するようになり、初動も30万前後出るようになっていたのが今作では突如20万そこそこに留まるなど売上推移には謎が多い。

1.告白心拍数

Team S:井上瑠夏、大村 杏、北川愛乃、坂本真凛、野村実代
Team KⅡ:青木莉樺、荒井優希、入内嶋 涼、太田彩夏、中野愛理、藤本冬香
Team E:浅井裕華、鎌田菜月、熊崎晴香、倉島杏実、佐藤佳穂、末永桜花、菅原茉椰

センターは熊崎晴香。2013年加入キャリア11年の27歳、選抜参加は16作目。今作参加者の中ではダントツ最多参加数だが最年長ではなく、グループ全体では5番目、今作参加者の中では12回の鎌田菜月、11回の佐藤佳穂に続く3番目となる。「ソーユートコあるよね?」センター当時の須田亜香里が28歳なのでセンター年長記録2位となるが、この時点での須田は加入から10年だったので、加入から初センターまでの年数記録は更新した。

作編曲はカトウリョータ。スピード感のあるシリアスなダンスナンバー。普通にカッコいい曲。けやき坂46時代のユニット曲「三輪車に乗りたい」の作編曲者の連名の1人くらいしか48/46系列に提供しておらず、単独作編曲では実質初参加となる作家のためか、いつメン(よく出てくる作家陣)とは少し音使いが違うような感じはする。サビのキメというか繋ぎのフレーズが「心拍数」なのがちょっと忙しない。
★★★☆☆

Type-Aのみ
2.言えなくてタコス(Team S)

赤堀君江、荒野姫楓、石黒友月、井上瑠夏、大村杏、上村亜柚香、北川愛乃、鬼頭未来、坂本真凛、杉本りいな、中坂美祐、仲村和泉、野村実代、原優寧、松本慈子

センターは野村実代。5年ほど前はカミングフレーバー名義で連続センター、ここ数作はTeam S曲で連続センターとなっている。

作編曲は姫野博行。王道の食べ物合わせ技系アイドルポップ。しかし去年の乃木坂46のC/Wユニット曲で「お別れタコス」をやったばかりなのに、またタコスって作詞家そんなにタコスにハマっていたのだろうか。
★★★☆☆

Type-Bのみ
3.恋の哲学者(Team KⅡ)

青木詩織、青木莉樺、荒井優希、伊藤実希、入内嶋涼、太田彩夏、岡本彩夏、篠原京香、鈴木愛來、中野愛理、西井美桜、藤本冬香、山村さくら

センターは荒井優希

作編曲は鶴久政治,Hiroya.T。STU48「花は誰のもの?」から起用が増え始めた鶴久政治だが今のところ奇跡の当たり1回ポッキリという感じでその後は普通な提供曲が続いている感じ。とはいえどこか昔ながらのチョコレートのCMソングのようなレトロ感のある雰囲気には特色がある。
★★★☆☆

Type-Cのみ
4.岸辺の誰か(Team E)

相川暖花、浅井裕華、池田楓、井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香、倉島杏実、斉藤真木子、佐藤佳穂、澤田奏音、末永桜花、菅原茉椰、森本くるみ

センターは佐藤佳穂。C/W含めて初センター。前述のように年長メンバーの1人だが、若手がどんどん辞めている一方で大ベテランはそこそこ残っている。今作のセンターは5曲3曲が20代後半の年長メンバーとなっていて、若手起用してもすぐに逃げられてしまうのでベテラン優遇に変えてきた?

作曲は井上トモノリ、編曲は大沢圭一。これもどこか懐かしい雰囲気のポップロック系。
★★★☆☆

劇場盤のみ
5.純情川(SKE48 ミミフィーユ)

チームS:大村杏(3位)、杉本りいな(7位)、中坂美祐(2位)
チームKII:篠原京香(5位)、山村さくら(6位)
チームE:倉島杏実(1位)、森本くるみ(4位)

前作初回盤Type-A,B,C封入シリアルコードで投票が行われた「未来は少女たちの手の中2024」企画の投票結果。総選挙的な企画だがティーンズユニットという大前提があるので対象者は18名。しかし正規メンバーには10代がほとんど残っておらず正規メンバー2名と研究生16名であった林美澪がとっとと辞めてしまったのって同世代がいなさすぎたせいでは…。順当に正規メンバー2人が1位2位となり、センターは1位の倉島杏実

数少ない若手ユニットなのにフレッシュさはあまりない昔ながらの歌謡風味のシリアスナンバー。タコス辺りの曲調と逆で良かったのでは…。
★★★☆☆

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