HUMANIA
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | produced by | 備考 |
1 | Heim | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls | |
2 | 衝突 | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | |
3 | バイシクル | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | |
4 | カルーセル | 坂倉心悟/ 光村龍哉 |
光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | |
5 | 極東ID | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | |
6 | 恋をしよう | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&曽我淳一 | |
7 | Endless roll | 坂倉心悟 | 坂倉心悟 | NICO Touches the Walls&曽我淳一 | |
8 | 業々 | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls | |
9 | demon(is there?) | 坂倉心悟/ 光村龍哉 |
光村龍哉 | NICO Touches the Walls&曽我淳一 | |
10 | 手をたたけ | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | 9thシングル 最高15位 売上1.9万枚 |
BONUS TRACK | |||||
11 | 手をたたけ(NICO edition) | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | 9thシングル 別アレンジ |
word produced by いしわたり淳治(3)
brass arranged by 管一徹(5)
supervisor:岡野ハジメ(8)
strings & brass arranged by 弦一徹(10)
リリースデータ
2011年12月7日 | 初登場10位 | 売上2.4万枚 | Ki/oon Records |
メンバー
Vocal,Guitar | 光村龍哉 |
Guitar | 古村大介 |
Bass | 坂倉心悟 |
Drums | 対馬祥太郎 |
NICO Touches the Walls4thアルバム。前作から8ヵ月ぶり、2011年2作目のオリジナルアルバム。前作以降にリリースした「手をたたけ」を収録。この曲はボーナストラックとして管弦アレンジを排して4人の演奏+キーボードを加えた別アレンジNICO editionとしても収録された。「手をたたけ」は「ホログラム」に続く自身2番ヒットを記録、今作はアルバム初のトップ10入りとなり、最高売上を記録した。初回盤はアコースティックバンド編成によるスタジオライブ「NICO Touches the Walls Acoustic Sessions〜アコタッチと呼んでみて☆〜」を収録したDVD付、デジパック仕様。アコタッチと命名されたアコースティックバンドスタイルは今作以降特典映像や単独作品となり、バンド後期には毎回ボーナスディスクとして収録されるなどシリーズ化した。
2011年2作目となった今作だが前作が1つのアルバムとしてある程度まとまっていたのに対して今作は前作が同年にあったからこそ出来たようなバラエティ豊かな内容。まずもってシングル「手をたたけ」があからさまに売りに走ったようなドポップな曲調、管弦アレンジを盛り込みまくった異色の楽曲だったが、今作では王道のロックあり、ポップあり、ジャジーな雰囲気あり…とある程度幅広い曲調をそろえた事で「手をたたけ」が浮きすぎる事も無い。アルバムとしてのまとまりはないが、それがマイナスな印象にならずバンドの引き出しの広さを見せつけたような感じでかなりすんなりと飽きずに聞けてしまう。まとまったアルバムなら他にたくさんあるが、ひとまずNICO Touches the Wallsとはどんなバンドなのか、1作だけオリジナルアルバムを聞くなら案外今作が1番いいんじゃないだろうか。最も入りやすいオリジナルアルバムだと思うし、ここからもう少し方向性を特化した他のアルバムに入っていくのが聞きやすいと思う。
ボーナストラックの「手をたたけ(NICO edition)」は原曲では派手に彩っていたブラス&ストリングスを排除し、原曲には無かったキーボードを入れているがあくまでギター主体のアレンジになっていて、本来のNICO Touches the Wallsの雰囲気に近いまさにNICO editionといった仕上がり。派手な装飾が無くてもやはりメロディーが突き抜けてポップだなとは思うし、このポップ性をもう少し出せるなら続くヒットも生まれてもう少しお茶の間人気を掴めてその後でもっとやりたいことをやりながら売れ続ける事も出来たとは思うけど時代が時代だけにそこまで器用に渡り歩くのは難しかったかなとも思う。
印象度★★★★☆
2020.7.16更新