QUIZMASTER
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Produced by |
1 | 18? | 光村龍哉,対馬祥太郎 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls |
2 | KAIZOKU? | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 |
3 | マカロニッ? | 光村龍哉,対馬祥太郎 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 |
4 | ulala? | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 |
5 | サラダノンオイルガール? | 対馬祥太郎 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls |
6 | MIDNIGHT BLACK HOLE? | 光村龍哉,対馬祥太郎 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 |
7 | 3分ルール? | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls |
8 | 別腹? | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls |
9 | 2nd SOUL? | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 |
10 | bless you? | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 |
1 | 18?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉,対馬祥太郎 | 光村龍哉 |
2 | KAIZOKU?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉 | 光村龍哉 |
3 | マカロニッ?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉,対馬祥太郎 | 光村龍哉 |
4 | ulala?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉 | 光村龍哉 |
5 | サラダノンオイルガール?(Acoustic Ver.) | 対馬祥太郎 | 光村龍哉 |
6 | MIDNIGHT BLACK HOLE?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉,対馬祥太郎 | 光村龍哉 |
7 | 3分ルール?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉 | 光村龍哉 |
8 | 別腹?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉 | 光村龍哉 |
9 | 2nd SOUL?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉 | 光村龍哉 |
10 | bless you?(Acoustic Ver.) | 光村龍哉 | 光村龍哉 |
リリースデータ
2019年6月5日 | 初登場12位 | 売上0.6万枚 | Ki/oon Records |
メンバー
Vocal,Guitar | 光村龍哉 |
Guitar | 古村大介 |
Bass | 坂倉心悟 |
Drums | 対馬祥太郎 |
NICO Touches the Walls7thアルバム。2作のEPを経て3年3ヶ月ぶりのフルアルバム。全曲新曲で構成されており、前作以降EP2作より前にリリースされていた2016年のシングル「ストラト」「マシ・マシ」の2作は未収録。またEP2作に続いて全曲のアコースティックバージョンを収録したボーナスディスクが付属する。完全生産限定盤は5色のうち1所のバンダナ付属、初回生産限定盤は「NICO Touches the Walls TOUR”MACHIGAISAGASHI’19” 2019.4.18 Live at FUKUOKA」を収録したライブBlu-ray付。DVD付の発売は無くなった。このライブはアコースティック編成でのライブとなっていて、「KAIZOKU?」「マカロニッ?」「サラダノンオイルガール?」「18?」の4曲は先にライブで披露していたため映像にも収録されている。またレコーディングが間に合わなかったため、DISC-2の「3分ルール?(Acoustic Ver.)」はこのライブで披露したライブ音源を収録したとインタビューで語られている。タイトル通りにクイズがテーマで10曲全てのタイトルが疑問形("?"が付属)になっていて10曲全て歌詞中でも"?"が使用されているほか、ブックレットの随所にクイズが掲載されており、巻末に正解が記載されている。
結果的に今作が最後の新作となった。3月〜5月までツアー「MACHIGAISAGASHI '19」が行われていて、今作発売直後の6月8、9日に東京・大阪で今作のタイトルが新たに加えられた「MACHIGAISAGASHI '19 -QUIZMASTER-」を2本行ってツアーを終了。これが結果的に最後の単独公演となった。以後夏フェス3本に出演し、8月31日に出演した「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2019」を最後に3ヵ月弱沈黙したのち、11月15日に突如「終了」を宣言して即日解散してしまった。
バンドが新たな方向へ向おうとしている、特に「手をたたけ」頃のポップなイメージや優等生イメージを打破しようともがいている感じは何年も続いていた。アラサーにして見た目がやさぐれるボーカル光村龍哉なんかも分かりやすくて象徴的だった。そんな2作のEP展開では振り切った雰囲気が印象的だった。この時点で次のフルアルバムはもう少し王道に戻すような事も語っていたが、全曲新曲で攻めた今作は結果的には構成含めてEP展開の延長にあるような1作。ある程度のメロディーのポップさは大事にしながらもロックバンドとして確実にブラッシュアップしていこうという気概が強く出ていて聞き応えは抜群。1曲1曲で初期のポップなインパクトに及ぶほどではないけど、NICO Touches the Wallsは今がロックバンドとして充実していて旬だなと思えるようなそんな1作。1曲で2通りのアレンジを用意するスタイルも継続しているが、アコースティックアレンジとの雰囲気の違いも前2作のEP同様に楽しめる。
印象度★★★★☆
2019.8.17更新