Shout to the Walls!
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Produced by | 備考 |
1 | 鼓動 | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | |
2 | 夢1号 | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 | |
3 | 夏の大三角形 | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | 10thシングル 最高16位 売上1.3万枚 |
4 | アビダルマ | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 | |
5 | ストロベリーガール | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 | |
6 | 紅い爪 | 対馬祥太郎 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls | |
7 | チェインリアクション | 坂倉心悟 | 坂倉心悟, 古村大介 |
NICO Touches the Walls&浅野尚志 | 12thシングルC/W |
8 | ランナー | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&岡野ハジメ | |
9 | アルペジオ | 古村大介 | 古村大介 | NICO Touches the Walls | |
10 | (who) | Instrumental(Programming:浅野尚志,光村龍哉) | |||
11 | Mr.ECHO | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&浅野尚志 | 12thシングル 最高19位 売上0.7万枚 |
12 | damaged goods〜紫煙 鎮魂歌〜 | 光村龍哉 | 光村龍哉 | NICO Touches the Walls&Keisuke Kushino |
Words produced byいしわたり淳治(3)
リリースデータ
2013年4月24日 | 初登場5位 | 売上1.5万枚 | Ki/oon Records |
メンバー
Vocal,Guitar | 光村龍哉 |
Guitar | 古村大介 |
Bass | 坂倉心悟 |
Drums | 対馬祥太郎 |
NICO Touches the Walls5thアルバム。前作から1年4ヵ月ぶり。前作以降の2シングル3曲を収録。メンバーの意向で今作にはインディーズ1st以来となるバンド名の一部でもある"Walls"がタイトルに加えられている。岡野ハジメに加え、新たに浅野尚志、Keisuke Kushinoがプロデューサーとして参加している。初回盤は前作に続くアコースティックバンド編成によるスタジオライブ第2弾「アコタッチと呼んでみて☆ vol.2〜真夜中のスタジオ編〜」3曲を収録したDVD付、一体型の64Pアートブック仕様となっている。
『Wall Is Beginning』以来となるWallsをタイトルに加えた今作はこれまで培ってきた経験も踏まえてコンセプトありきではなく新たな挑戦も含めて全身全霊"バンドの今"で挑んだ楽曲たちをまとめたような気合に満ちた充実の1作。「夏の大三角形」は売上こそそこまでだがフェスシーンを中心にだいぶ盛り上がったようで新たな代表曲として認知され、この曲目当てで聞くと思った以上の幅広さに驚くんじゃないかと思う。キャッチーな方向に全振りすればもう少し売れる事もあったかもしれないけど、やはりこのバンドの魅力は一定以上の良さを失わないメロディーも含めて全力で突き抜けた時の王道ロックっぽさ、王道だけに終わらないいびつさにあるように思う。新たな可能性も感じさせる1作にもなったが、この次がベスト盤で一旦区切りとなり、その後は迷いの面も大きくなってきた事からも最終的な今作の立ち位置はインディーズ時代から突っ走ってきて20代の終わりに達した1つのバンドの到達点であったのかもしれない。
印象度★★★★☆
2020.7.29更新