てっぺんとったんで!(Type-N)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | てっぺんとったんで! | 秋元康 | 横建介 | 武藤星児 | 新曲 |
2 | 絶滅黒髪少女 | 秋元康 | GRAVITY | GRAVITY | 1stシングル 最高1位 売上26.8万枚 |
3 | オーマイガー! | 秋元康 | 五戸力 | 生田真心 | 2ndシングル 最高1位 売上32.6万枚 |
4 | 純情U-19 | 秋元康 | つじたかひろ | 武藤星児 | 3rdシングル 最高1位 売上37.7万枚 |
5 | ナギイチ | 秋元康 | すみだしんや | 生田真心 | 4thシングル 最高2位 売上45.1万枚 |
6 | ヴァージニティー | 秋元康 | 田中俊亮 | 増田武史 | 5thシングル 最高1位 売上40.9万枚 |
7 | 北川謙二 | 秋元康 | 田中俊亮 | 野中“まさ”雄一 | 6thシングル 最高1位 売上40.9万枚 |
8 | HA! | 秋元康 | 田中明仁 | 武藤星児 | AKB48 29thシングル『永遠プレッシャー』Type-BのみC/W 公式にNMB48バージョンとされているがカバーではなく AKB48のシングルにNMB48として収録していた曲でメンバーも同一 |
9 | 12月31日 | 秋元康 | 川浦正大 | 川浦正大 | 新曲 |
10 | Lily/team N | 秋元康 | HRK | HRK | 新曲 |
11 | ジャングルジム/山本彩 | 秋元康 | 酒井康男 | 田辺恵二 | 3rdシングル劇場盤のみC/W |
12 | 捕食者たちよ/紅組 | 秋元康 | 平隆介 | 中西亮輔 | 2ndシングルType-B,劇場盤のみC/W |
13 | NMB48 | 秋元康 | 渡辺未来 | 高梨康治 | AKB48劇場公演曲「AKB48」のタイトル&歌詞違いカバー 初収録 |
14 | 青春のラップタイム | 秋元康 | 川浦正大 | 野中“まさ”雄一 | 1stシングルType-A,BのみC/W |
15 | 僕は待ってる | 秋元康 | 酒井康男 | 野中“まさ”雄一 | 2ndシングルType-A,B,CのみC/W |
※曲名にカーソルを合わせると歌唱メンバーが表示されます。
※水色楽曲=Type-Nのみ収録。Type-M,Bは10〜12が異なり、さらに1曲多い全16曲。劇場盤はN,N,Bの各10曲目であるチーム曲3曲を10〜12に収録した全15曲。
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 備考 |
Type-N,M,B 3種共通 | ||
1 | 12月31日(ミュージックビデオ) | PV |
Type-Nのみ NMB48 近畿コンサートツアー〜みなさん、ちゃぷちゃぷしましょ〜 @2012年8月21日オリックス劇場 |
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1 | overture(NMB48 ver.) | インスト AKB48で使われているもののNMB48バージョン |
2 | 転がる石になれ | AKB48の劇場公演曲のカバー |
3 | フライングゲット | AKB48のシングル曲のカバー |
4 | なんでやねん、アイドル | 2ndシングル劇場盤のみC/W |
5 | みなさんもご一緒に | AKB48の劇場公演曲のカバー |
6 | 初恋の行方とプレイボール | 4thシングルType-CのみC/W |
7 | 投げキッスで撃ち落せ! | AKB48の劇場公演曲のカバー |
8 | わるきー | 4thシングル劇場盤のみC/W |
9 | エンドロール | AKB48の劇場公演曲のカバー |
10 | 天国野郎 | AKB48の劇場公演曲のカバー |
11 | 愛しきナターシャ | AKB48の劇場公演曲のカバー |
12 | 右へ曲がれ! | 3rdシングルType-B、劇場盤のみC/W |
13 | 努力の雫 | 3rdシングルType-A、劇場盤のみC/W |
14 | 約束よ | AKB48の劇場公演曲のカバー |
15 | 横須賀カーブ | AKB48の劇場公演曲のカバー |
16 | 拳の正義 | AKB48の劇場公演曲のカバー |
17 | ナギイチ | 4thシングル |
18 | 絶滅黒髪少女 | 1stシングル |
19 | オーマイガー! | 2ndシングル |
20 | 純情U-19 | 3rdシングル |
21 | 青春のラップタイム | 1stシングルC/W |
22 | 僕の打ち上げ花火 | AKB48の劇場公演曲のカバー |
23 | 本編終了 | |
24 | ヴァージニティー | 5thシングル |
25 | NMB48 | AKB48の劇場公演曲「AKB48」のタイトル&歌詞違いカバー |
26 | アリガトウ | AKB48の劇場公演曲のカバー |
27 | アンコール終了 |
リリースデータ
2013年2月27日 | 初登場1位 | 売上41.3万枚 | Total Produce:秋元康 | laugh out loud! records(よしもとアール・アンド・シー) |
メンバー(今作リリース時)
team N | 小笠原茉由、門脇佳奈子、岸野里香、木下春奈、小谷里歩(AKB48
teamA兼任)、近藤里奈、篠原栞那、上西恵、白間美瑠、 福本愛菜、山口夕輝、山田菜々、山本彩、横山由依(AKB48 teamA兼任、吉田朱里、渡辺美優紀(AKB48 teamB兼任) |
team M | 東由樹、沖田彩華、川上礼奈、木下百花、小柳有沙、島田玲奈、高野祐衣、谷川愛梨、 三田麻央、村上文香、村瀬紗英、矢倉楓子、山岸奈津美、山本ひとみ、與儀ケイラ |
team BU | 赤澤萌乃、石塚朱莉、井尻晏菜、植田碧麗、梅原真子、太田夢莉、加藤夕夏、上枝恵美加、 日下このみ、久代梨奈、黒川葉月、河野早紀、小林莉加子、室加奈子、薮下柊、山内つばさ |
研究生 | 石田優美、鵜野みずき、古賀成美、高山梨子、中川紘美、西澤瑠莉奈、林萌々香、久田莉子、三浦亜莉沙 |
4期生 | 明石奈津子、石原雅子、大段舞依、小川乃愛、川上千尋、渋谷凪咲、嶋崎百萌香、杉野莉沙、 照井穂乃佳、中野麗来、西村愛華、廣瀬聖七、松岡知穂、松村芽久未、森田彩花、山尾梨奈 |
楽曲にはクレジットされている脱退メンバー(Type-Nのみ) | |
元team M | 城恵理子、松田栞、太田里織菜、肥川彩愛 |
※AKB48との兼任メンバー3人のうち、最初からAKB48所属だったのは横山由依のみ。小谷・渡辺はNMB48の1期生。また2013年4月に横山と小谷の兼任はあっさり解除され元の所属のみに戻った。このため横山のNMB48参加は今作が最後となった。
NMB48、1stアルバム。ここまでの全シングルA面6曲と、この時点で最新作だった「HA!」を収録。C/WやAKB48劇場公演曲の改作も収録している。純粋な新曲は全種共通に収録されたのは「てっぺんとったんで!」と「12月31日」の2曲のみ。これ以外に5曲の新曲があるがType-N、M、Bの3種で3〜4曲が異なっており、そこに5曲が1,2,2で振り分けされている。劇場盤のみの収録曲は無い。4種3パターン複数商法。劇場盤以外のType-N,M,Bは内容が異なるDVD付。3種共通で「12月31日」のPVが収録されている。Type-N、Mにはそれぞれ異なるライブが丸々1本収録。Type-Bは「HA!」のPV(AKB48の「永遠プレッシャー」Type-Bのみ)で予告されていた映画「てっぺんとったんで!」の完全版が収録されている。ド派手に複数商法をかましたため、あまり力を入れずにコケてしまったSKE48を大きく上回るヒットを記録した。
楽曲云々の前に発売形態がややこしすぎる。一部の曲が違うのを4種もやらかした上に、1本の作品として成立するレベルのDVDまで3種異なるとなると、複数商法というかこれもう完全に別の3作品だろ…。全部手に取る気は無かったので、とりあえず適当に選んだのがType-Nであり、特に理由は無い。とりあえずシングルA面を聞きたい人がほとんどだと思うけど、劇場盤含めて4種どれにもしっかり収録されているので、その部分は安心していいと思う。
シングルを順番に並べていくのはSKE48と同様で、C/Wでアルバムの残りを埋めていく手法はAKB48と同様。チームごとの新曲を用意したのもAKB48、SKE48と同様だが、手抜きと言われたSKE48と異なるのはタイトルチューンとPV制作のリード曲を2曲用意し、手抜きの象徴に見えてしまうAKB48シングル曲のカバーをやらなかった事だろう。それだけでかなりしっかりしたアルバムっぽく思える。とはいってもType-Nは純粋な新曲3曲だけ(M,Bは1曲多い)。SKE48は全員曲は無かったが新曲が5曲あったので、3種揃えない限りは1種だけしか手に取らない場合、実はNMB48の方がオリアル詐欺(©ちづるさん)色が濃厚である。個人的には5〜8の4曲しか知らなかったので、そこそこ楽しめた。NMB48の特徴は難波的な方向(?)を打ち出した結果なのか、やや歌謡曲臭が強めなところでそこが他の48系列と差別化されている部分だと思う。とはいえこれだけ大量に48系列の曲が溢れている状態だと、劇場公演曲には手を出していないにも関わらず既にかなりお腹いっぱいで、結局のところどれもこれも普通にいいアイドルポップの一言で終わってしまう。しかも個人的には歌謡っぽいのがあまり得意でなく、他の48系列でもやっておかしくない「北川謙二」と「ナギイチ」というNMB48としてはやや色が薄い2曲が結局好きだったりする矛盾も…。まあ前述のようにシングルA面回収の目的だけでお釣りがくる内容なので、気になる人は聞いて損は無い。例によって「単にアイドルポップを楽しみたい」というシンプルな目的以外に、アルバムならではの実験性とか作品性とかを期待してはいけない。
DVDの方は「12月31日」のPVは超シリアス。NMB48として紅白に出れなかったことを悔やむ曲でしっとりしているので祈りをささげるかのような空気すら漂う。「小さな部屋にひとりぼっち」「私はどうしてここにいる?」とか歌いながら部屋で1人でTV見ている山本彩…ってちょっと待ってくれや。前列にいるメンバーはAKB48として紅白の舞台に立ってたやん。あくまで「NMBとして」という事を強調するためにバックにはオーディション時のメイキング映像を流して感動風に仕立てているが、それにしたってNMB48のオーディションに合格して入ったわけではない元々がAKB48の横山由依をこの曲の選抜に入れるのはさすがに何か違うんやないやろか。そもそもここまで露骨にアピールするのもどうなんかなぁ…。裏ジャケも出場希望!とかNHKホールの前でやってるし、ギャグにしては演出が本気すぎて笑えないねん。
…気を取り直してライブ映像の方はライブ1本を丸々収録。こちらはNMB48としてのライブだが、Type-Mの方のライブ映像はteam Nしか参加してないライブだったようなので、team Mのメンバーを見たい人はこっちの方がいいかも。曲数は多いが、TVサイズばかりなので(48系列のライブは基本がフルではなくTVサイズらしい)、曲数ほどは長くない。とはいえ、ほとんど知らない曲、知らないメンバーのライブを見るというのはかなりしんどくて長かった。ほとんど口パクで、熱いのはダンスと観客だけっていうのがどうもなぁ…。PV集と映画のDVDは買ったのにAKB48のライブDVDに一切触れていないのも同様の理由。これは映画が入っているType-Bの方が良かったかもしれない。
印象度★★★☆☆