ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜【完全生産限定盤】

Disc 1
No タイトル 備考
1 ぐるぐるカーテン 1stシングル
2 会いたかったかもしれない〜DIRECTOR'S CUT ver.〜 1stシングルType-BのみC/W 
1stシングルType-BのみDVD収録の無表記Ver.と同じ(名称のみ変更)
3 失いたくないから 1stシングルType-CのみC/W
4 乃木坂の詩 1stシングルType-AのみC/W
5 おいでシャンプー 2ndシングル
6 偶然を言い訳にして 2ndシングルType-AのみC/W
7 水玉模様 2ndシングルType-BのみC/W
8 狼に口笛を 2ndシングルType-CのみC/W
9 走れ!Bicycle 3rdシングル
10 人はなぜ走るのか? 3rdシングルType-BのみC/W
11 音が出ないギター 3rdシングルType-CのみC/W
12 涙がまだ悲しみだった頃 3rdシングルType-AのみC/W
13 制服のマネキン 4thシングル
14 指望遠鏡 4thシングルC/W(MVはType-Aのみ)
15 ここじゃないどこか 4thシングルType-BのみC/W
16 春のメロディー 4thシングルType-CのみC/W
17 君の名は希望 5thシングル
18 シャキイズム 5thシングルC/W(MVはType-Aのみ)
19 でこぴん 5thシングルType-CのみC/W
20 13日の金曜日 5thシングルType-BのみC/W
21 君の名は希望-DANCE & LIP ver.- 5thシングル 初収録
後から制作された別バージョン

 

Disc 2
No タイトル 備考
1 ガールズルール 6thシングル
2 世界で一番 孤独なLover 6thシングルC/W(MVはType-Aのみ)
ラストシーンのみカット
3 他の星から 6thシングルType-CのみC/W
4 扇風機 6thシングルType-BのみC/W
5 バレッタ 7thシングル
6 そんなバカな… 7thシングルType-BのみC/W
7 月の大きさ 7thシングルC/W(MVはType-Aのみ)
8 初恋の人を今でも 7thシングルType-CのみC/W
9 気づいたら片想い 8thシングル
10 ロマンスのスタート 8thシングルC/W(MVはType-Aのみ)
11 孤独兄弟 8thシングルType-BのみC/W
12 生まれたままで 8thシングルType-CのみC/W
13 夏のFree&Easy 9thシングル
14 無口なライオン 9thシングルType-BのみC/W
15 その先の出口 9thシングルType-AのみC/W
16 ここにいる理由 9thシングルType-CのみC/W
17 何度目の青空か? 10thシングル
18 転がった鐘を鳴らせ! 10thシングルType-AのみC/W
19 私、起きる。 10thシングルType-BのみC/W
20 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた 10thシングルType-CのみC/W

 

Disc 3
No タイトル 備考
1 命は美しい 11thシングル
2 立ち直り中 11thシングルType-AのみC/W
3 ごめんね ずっと… 11thシングルType-BのみC/W
4 君は僕と会わない方がよかったのかな 11thシングルType-CのみC/W
5 太陽ノック-Long ver.- 12thシングル 初収録Ver.
ドラマパートの追加、一部台詞音声がONになったバージョン
6 魚たちのLOVE SONG 12thシングルType-AのみC/W
7 無表情 12thシングルType-BのみC/W
8 別れ際、もっと好きになる 12thシングルType-CのみC/W
9 羽根の記憶 12thシングルセブンイレブン限定盤のみC/W
10 今、話したい誰かがいる 13thシングル
11 ポピパッパパー 13thシングルType-AのみC/W
12 大人への近道 13thシングルType-BのみC/W
13 嫉妬の権利 13thシングルC/W(MVはType-Cのみ)
14 悲しみの忘れ方 13thシングルType-CのみC/W 新規制作
15 あらかじめ語られるロマンス 11thシングルC/W 新規制作
16 せっかちなかたつむり 3rdシングルC/W 新規制作

 

Disc 4
No タイトル 備考
Making of Music Video〜表題曲編〜
1 ぐるぐるカーテン 1stシングル
2 おいでシャンプー 2ndシングル
3 走れ!Bicycle 3rdシングル
4 制服のマネキン 4thシングル
5 君の名は希望 5thシングル DANCE & LIP ver.のメイキング
6 ガールズルール 6thシングル
7 バレッタ 7thシングル
8 気づいたら片想い 8thシングル
9 夏のFree&Easy 9thシングル
10 何度目の青空か? 10thシングル
11 命は美しい 11thシングル
12 太陽ノック 12thシングル
13 今、話したい誰かがいる 13thシングル
Making of Music Video〜カップリング楽曲編〜
14 会いたかったかもしれない 1stシングルType-BのみC/W
15 狼に口笛を 2ndシングルType-CのみC/W
16 偶然を言い訳にして 2ndシングルType-AのみC/W
17 指望遠鏡 4thシングルC/W
18 シャキイズム 5thシングルC/W
19 13日の金曜日 5thシングルType-BのみC/W
20 他の星から 6thシングルType-CのみC/W
21 そんなバカな… 7thシングルType-BのみC/W
22 ロマンスのスタート 8thシングルC/W
23 無口なライオン 9thシングルType-BのみC/W
24 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた 10thシングルType-CのみC/W
25 ごめんね ずっと… 11thシングルType-BのみC/W
26 無表情 12thシングルType-BのみC/W
27 別れ際、もっと好きになる 12thシングルType-CのみC/W
28 大人への近道 13thシングルType-BのみC/W

リリースデータ

2015年12月23日 音楽Blu-rayチャート初登場1位(総合1位)
音楽DVDチャート初登場2位(総合2位)
売上8.5万枚
売上7.0万枚
Total Produce:秋元康 Sony Music

メンバー

1期生 秋元真夏生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、川村真洋、
齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、永島聖羅、中田花奈、中元日芽香、
西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未、樋口日奈、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、和田まあや
2期生 伊藤かりん伊藤純奈北野日奈子相楽伊織佐々木琴子新内眞衣鈴木絢音寺田蘭世堀未央奈山ア怜奈渡辺みり愛
 
MV参加の元メンバー 岩瀬佑美子安藤美雲柏幸奈宮澤成良市來玲奈伊藤寧々大和里菜畠中清羅松井玲奈

乃木坂46、1stMV集映像作品。DVD、Blu-rayでの発売。通常盤は表題曲13曲のみ収録の1枚組仕様。完全生産限定盤・初回仕様限定盤にはここまでのMVを基本的には全て収録。加えてドキュメント映画主題歌だった「悲しみの忘れ方」とファン投票で選出された「あらかじめ語られるロマンス」「せっかちなかたつむり」の3作のMVが新規制作された。新規制作3曲は当時の歌唱メンバーが全員在籍していたため当時のメンバーで制作されている。また「悲しみの忘れ方」は歌唱メンバーだけではなく今作時点での在籍メンバー全員が参加している(前半は歌唱メンバーのみだが終盤は全員になっている)。「君の名は希望-DANCE & LIP ver.-」はYou Tubeで公開されていた別バージョンで今作で初収録。「太陽ノック」もドラマ部分を追加収録したロングバージョンで収録された。完全生産限定盤と初回仕様限定盤の違いはブックレットとスリーブケースが付属するかしないかのみとなる。完全・初回共通特典の表題曲生写真は全26種のうち1種封入。

未収録になったいくつかの別バージョンMVについて

「会いたかったかもしれない」
1stシングルType-Bには無表記とOriginal cut ver.の2種類が収録されていたが、今作には 無表記バージョンDIRECTOR'S CUT ver.と名称を変更して収録。2バージョンの違いはAKB48の「会いたかった」を全カット完コピしたものと監督が乃木坂46用にアレンジしたものとされているが実際のカット割は両バージョンとも同じで区別がつかず、唯一明確な違いは無表記バージョンではラストで生駒がCDを返した後に川辺で泣いているシーンが加えられている(「会いたかった」には無いシーン)。収録の際の説明で両バージョンの説明が逆になっているかのような分かりにくい説明になっていたが、今作に収録されているのはその生駒が泣いている追加シーンのあるものでこれは無表記バージョンだったので無表記バージョンをDIRECTOR'S CUT ver.に名称変更して収録しているものと思われる。

「狼に口笛を-ダンスバージョン-」
本編はドラマメインでダンスシーンも含んだ内容だったが、You Tubeではダンスとリップシーンのみのバージョンで公開されていた。現在公式ではショートバージョンしか公開されておらず、フルでは見れない。

「ここにいる理由 Dance Ver.」
本編はひたすら1人ずつ朝ご飯を食べ続ける内容だが、その食卓にあるTVに映っていた映像がダンスバージョン。発売後に少し遅れて幻のバージョンとしてYou Tubeで公開されていた。今作には収録されなかったにも関わらず今作発売に伴い、他のMVも全てショートバージョンに差し替えになった中でこのバージョンは巻き込まれて他と一緒に完全削除されてしまい再び幻のバージョンとなった。

「ツインテールはもうしない/まゆ坂46」
2012年7月にAKB48の渡辺麻友のシングル『大人ジェリービーンズ』初回盤BのみC/Wとして制作された楽曲。渡辺麻友が主演したドラマ『さばドル』に乃木坂46がゲスト出演した縁で乃木坂46から生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花奈、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美が参加し「まゆ坂46」名義で収録し、MVも制作されていた。渡辺麻友とはレコード会社も同じソニーだったが今作には未収録。今作に関しては未収録になるというアナウンスもされず、そもそも乃木坂46関連のMVとして認識されてないようだ。

「風の螺旋/こじ坂46」
2014年10月にAKB48のシングル『希望的リフレイン』Type-DのみC/Wとして制作された楽曲。AKB48小嶋陽菜、当時兼任していた生駒里奈に伊藤純奈、川後陽菜、川村真洋、斉藤優里、相楽伊織、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、永島聖羅、中田花奈、能條愛未、山ア怜奈、渡辺みり愛、和田まあやといったアンダーメンバーが参加しMVも制作されたが、まゆ坂46同様に乃木坂46関連のMVとして認識されていない模様。なおこれが研究生のままだった2期生にとっては初のレコーディングデビュー作でもある。後に乃木坂46の1stアルバム『透明な色』にはこじ坂46としての別の新曲が制作されたがそちらはMVは制作されていない。お互いのライブへのゲスト参加も何度か行われた。

謎のカット処置

「世界で一番 孤独なLover」
当時のDVDではメンバー登場シーンと曲が終了した後のラストシーンで自転車スタントマンがさらに疾走し続けて交差点に飛び出して横から進んできた乗用車と衝突することを示唆(衝突寸前で画面が暗転)するシーンで終わるが、今作ではその場面が削除されて、曲とメンバー出演のシーンが終了して自転車スタントマンがカメラに再び映ったところで終了するため短くなっている。交通事故を示唆する内容が過激でマズいという判断になったのだろうか?

 

DISC-1〜3
初収録映像はほとんど無いものの、毎回のシングルType-A〜C(12thのみもう1種)に分割されて収録されていたMVが一挙に収録されたので一気見できること、Blu-rayにより思いっきり綺麗な映像で見ることができるという部分に大きな価値がある映像作品。DVDでも前者としてはいいけど、せっかく今作買うならBlu-ray視聴環境を整えた方がいいと思う。色々なシチュエーションが多いけど、変に凝りすぎて監督の趣味が炸裂しすぎて意味不明になったり大作になったりする作品はほとんど無いのでスッキリと見れる。「君の名は希望」だけはエチュード地獄で30分もあるという監督色の濃いものでこれだけはシングル発売当時1度見たきりで今回2度目を見る気がせずに飛ばし見したが、今回はDANCE & LIP ver.も収録されたので良かった。

全体的にはDISC-1の時期が初期。DISC-2以降は現在の形になっていくような印象。DISC-1は表題曲センターが生駒で固定されていて、サイドのメンバーはやや入れ替わるものの、概ね生田や星野といった若いメンバーを最前に置いて、すぐ後ろに白石、松村、橋本といったお姉さん系のメンバーを配置しているのが基本になっている。この頃の純粋無垢な雰囲気は恐らく当時しか出せないものだと思う。DISC-2以降はお姉さん系メンバーを最前に置くようになるので乃木坂46のイメージ自体が綺麗なお姉さん集団みたいな雰囲気にスッと変わる。またDISC-1では正直探さないとどこにいるのか分からない状態だった西野がDISC-2になると大出世。一方でそれまでほぼ最前にいた星野に至っては白石や西野がセンターになると同時に急速に後列落ちしてそのままアンダーメンバーにまで下ってしまう(その後選抜に復帰)…いきなりセンターに抜擢された堀も同様に一直線に位置が下がっていってアンダーになってしまう…など変わってないようでちょこちょこ顔ぶれが変わるのもポイントだ。またアンダー=落ちた、二軍という感覚ではなく、むしろ伊藤万理華、齋藤飛鳥、中元日芽香、堀未央奈などなど…そっちで魅力を開花させたメンバーの方が多いのも1つの見所だと思う。

C/W曲ではユニークなものからユニットモノまで幅広く、そのどれもが他グループの表題曲並に気合の入った凝ったMVになっていてC/Wという気がしない。アンダー曲でもなかなか魅力的な面々が揃っているというのも、一時留学とかあったけど乃木坂46がほぼ独立したメンバー構成によるグループという状態を維持してこれた事で顔ぶれが毎回変わる事が無いからだと思う。この点だけはなんとか維持してもらいたいけど、今作以降ここまでの安定感はもうない(変わっていく)んだろうだなぁ…。

DISC-4
メイキングは表題曲編とカップリング楽曲編という表記しかなく、メニューからもこの2つしか選択できないが一応曲ごとにチャプター分けされている。シングル特典DVDにおいてメイキングは初期はエンディングスタッフクレジットの際に一瞬だけ、6thシングル「ガールズルール」の時だけメインの特典映像として収録していたけど、今作ではそこも含めて新規制作されたメイキング。どちらもナレーションベースでひとつながりで進行し、表題曲編は男性ナレーション、カップリング楽曲編は女性ナレーション。1曲ごとが最大でも5分前後となってしまうのは仕方ないにしてもカップリング楽曲がかなり選抜されてしまっていて見たいMVメイキングがあまり見れない事、全体に一部メンバーしかフューチャーされていない構成は少し気になった。

どうもインタビュー映像の拾い方とかも現在の最前メンバー中心に拾っているので、初期のMV本編ではどこにいたのかも分からない西野のインタビューが当時の前列メンバーを差し置いて普通に出てくるとか、ソロ曲のメイキングが採用されていたり全体に西野の優遇がやはり目立つ。またアンダー楽曲では2度センター楽曲がメイキングに採用され、「他の星から」でもピックアップされる伊藤万理華に対して、C/Wでセンターや最前にいることが多かった齋藤飛鳥はさっぱり出てこない始末で、もう少し平等に取り扱ってほしかった。現在のメンバーだけでも一部メンバーしか取り上げていない状態なので、留学していた松井玲奈含めて既に辞めたメンバーなんかは当然全く取り上げられない…。松井玲奈は色々な事を教えてくれたらしいけど、こういったメイキング映像においてメンバーに何か伝えているような場面があってもいいじゃないか…。

完全生産限定盤のフォトブック
MVのメイキング写真が大半+「今、話したい誰かがいる」が主題歌になった映画『心が叫びたがってるんだ』脚本の岡田麿里による全シングル(全てではないがC/Wにも言及)のライナーノーツが掲載されている。悪くはない内容だけどこれだけで2000円近くの価格差が生じると考えるとかなりバランスがおかしい。映像の内容が同じなら普通に初回仕様限定盤で良かったかなというのが正直なところ。またメイキング映像を見た後ならお察しな通りにここでも特定最前メンバーのカットばかりで特に中盤頃から西野西野また西野状態になるのはさすがにどうなのかと思った。

CDだけで聞くよりも映像で見た方がより楽しめるので総じて満足な内容。なお一応音声もハイレゾ相当(48KHz/24bit)になっているものの、あくまで映像メインで制作していて音声は単にくっつけただけでハイレゾを意識したりはしていないと思われ、格段に音の抜けがいいというようには感じなかった。むしろ同じボリューム設定にしていると今作の方がCDより音も小さく迫力もそんなに無い。

B017SG3WO4完全生産限定盤Blu-ray  B017SG3XD4初回盤Blu-ray  B017SG3Y1A通常盤Blu-ray(表題曲13曲のみ)

B017SG3P6O完全生産限定盤DVD  B017SG3VFY初回盤DVD   B017SG3W6W通常盤DVD(表題曲13曲のみ)  

印象度★★★★★

2016.1.16更新

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