NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert〜Always beside you〜

Disc1
No タイトル 備考
1   VTR+「Overture」
2 オフショアガール 15thシングルType-AのみC/W
3 おいでシャンプー 2ndシングル
4 制服のマネキン 4thシングル
5 世界で一番 孤独なLover 6thシングルC/W
6   MC
7 ぐるぐるカーテン 1stシングル 1期生
8 失いたくないから 1stシングルType-CのみC/W 1期生
9 バレッタ 7thシングル 白石+2期生
10 逃げ水 18thシングル 白石+3期生
11   ダンスパート
12 夜明けまで強がらなくてもいい 24thシングル 白石+4期生
13   VTR
14 立ち直り中 11thシングルType-AのみC/W 秋元・白石・高山・松村
15 偶然を言い訳にして 2ndシングルType-AのみC/W 白石・松村・高山+秋元
16 でこぴん 5thシングル『君の名は希望』Type-CのみC/W 白石・松村・高山+秋元・新内
17   VTR
18 まあいいか? 19thシングル『いつかできるから今日できる』Type-AのみC/W 秋元・白石
19 流星ディスコティック 3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』通常盤のみ収録曲 白石・松村
20 せっかちなかたつむり 3rdシングル『走れ!Bicycle』C/W 生田以外の1期生
21 きっかけ 2ndアルバム『それぞれの椅子』収録曲 白石(Vocal)・生田(Piano/Vocal)) 生演奏
22   MC
23 渋谷ブルース 4thシングル通常盤のみC/W 白石・高山(A.Guitar:松村・向井) 生演奏
24   ダンスパート
25 シンクロニシティ 20thシングル
26 インフルエンサー 17thシングル
27 サヨナラの意味 16thシングル
28   MC
29 ガールズルール 6thシングル
30   VTR
31   白石MC
32 じゃあね。 25thシングルType-AのみC/W 白石ソロ
33   MC
34 しあわせの保護色 25thシングル

完全生産限定盤のみDisc2
アフター配信映像
Making of 白石麻衣卒業コンサート

リリースデータ

2021年3月10日 音楽Blu-rayチャート初登場1位(総合1位)
音楽DVDチャート初登場1位(総合1位)
売上3.9万枚
売上1.7万枚
ソニー

メンバー(ライブ当時)

1期生 秋元真夏、生田絵梨花、齋藤飛鳥、白石麻衣、高山一実、樋口日奈、星野みなみ、松村沙友理、和田まあや
2期生 伊藤純奈、北野日奈子、新内眞衣、鈴木絢音、寺田蘭世、堀未央奈、山ア怜奈、渡辺みり愛
3期生 伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、山下美月、吉田綾乃クリスティー、与田祐希
4期生 遠藤さくら、賀喜遥香、掛橋沙耶香、金川紗耶、北川悠理、柴田柚菜、清宮レイ、田村真佑、筒井あやめ、早川聖来、矢久保美緒
新4期生 黒見明香、佐藤璃果、林瑠奈、松尾美佑、弓木奈於

乃木坂46、10thライブ映像作品。Blu-ray、DVDでの発売。2020年10月28日無観客配信ライブにて行われた白石麻衣の卒業コンサートの模様を収録。配信ライブの映像化は初となった。新コロライブ封じに伴い、当初予定していた5月5〜7日の東京ドームでの3days卒業公演は白紙となり(開催告知後の中止ではなく、開催告知前に断念・中止になったとしてそのような予定だったと発表された)、卒業も延期されていたが、新コロ騒動の本格長期化とライブ制限緩和のメドが立たない事から8月に無観客オンラインで卒業コンサートを開催する事が発表された。このライブ自体が乃木坂46初の配信ライブであり、前作に当たる『8th YEAR BIRTHDAY LIVE』以来のライブとなった。また新4期生は『8th YEAR BIRTHDAY LIVE』では4日目に挨拶しただけだったため、今作がライブ初参加となった。

完全生産限定豪華盤はライブ終了後に配信していたアフター配信映像とメイキング映像を収録したDisc2付属、ライブ会場内に飾られていた白石麻衣のメイキング写真ボードをフォトブックに落とし込んだ84P豪華ブックレット、全23曲分のライブ写真で制作したポストカード23枚メンバーソロトレカ5枚(9セットのうちランダム1種)封入。
通常盤は本編ディスク1枚のみ。

初のオンライン無観客ライブという事で広さと映像技術を存分に駆使していて今までのライブとは異なる新鮮さはある。ただやはり制約も多かったようで当初の3日間(それはそれで長すぎたと思うけど)の予定からすると規模は大幅縮小、今までの1回のライブよりも曲数も絞られている。しかしこれによって白石全曲参加、全曲センターという白石による白石のための白石の卒コンとして極まった内容になった。2,3,4各期のメンバーがセンターになったシングル曲を白石と共に披露する演出で後輩の出番も作りつつやはり1期との絆が強調されている印象。そもそも白石の参加ユニットに後輩と組んだものが無いというのもあるが「でこぴん」に以前から参加していた新内がかろうじて入っているのと向井が「渋谷ブルース」のギターメンバーになった以外ユニット曲は全部1期だし…。

さらにそのユニット曲も初期のものばかりで必然的にバースデーライブで何度も見た曲ばかりになってしまった。最後の披露とはいえ、またこの曲達か…というのはどうしてもある。数少ない後半のユニット曲はことごとくスルーしていて、直近では「ショパンの嘘つき」(生田・松村とのユニット)、「のような存在」(飛鳥とのユニット)が披露されず。それどころか2017年の「魚たちのLOVE SONG」以降のユニット曲は前述の2曲含めて「急斜面」「意外BREAK」「心のモノローグ」も外していて「まあいいか?」しか選曲していないのでやはり初期の方が何度も披露していて思い出が多いというのもあるのか。確かにこれらの曲をやって「偶然を言い訳にして」「でこぴん」「立ち直り中」「まあいいか?」「せっかちなかたつむり」「渋谷ブルース」辺りのお馴染み人気ナンバーを外すのは考えにくいので(「流星ディスコティック」だけは人気的には外された方の曲に近い立ち位置な気もするが人気云々よりも松村とのデュエットだからな…)そりゃこうなるかとも思うが、最後に改めて焼き付けておく的な鉄板のような選曲になっていると思う。

「おいでシャンプー」や「ガールズルール」など盛り上げ系の一部の曲にはうるさくなりすぎないように控えめに混ぜ込んだ観客のコールが合成されているが、マジで邪魔になりすぎないように細心の注意を払ったかのような絶妙な存在感で合成されていてちょっと笑ってしまった。逆に無観客を実感してしまうところでもあり、かといってこの辺りの曲はいつも歓声が激しいのでオケ流すだけだと何だかスカスカに聞こえてしまうところでもあり難しいところ。

随所で涙涙となっているが全体にはさみしいけど明るく送り出そうというスタンスで一貫しているのでなんだかんだ笑顔で終われる感じではあり、白石麻衣らしい卒業コンサートとして制約の中で出来ることは全部やりつくした唯一無二のライブにはなったと思う。

Disc2のアフター配信映像は時間の関係上高校生メンバーを除く全メンバーと白石がハグした後に、1期生のみで2階がオープンになったバスで都内を回るながらトークするというもの。メイキング映像の方はいつものライブメイキングと異なり、実際のライブの舞台裏はほとんど登場せず、舞台裏で各メンバー(全員ではない)に白石麻衣の卒業について聞いたインタビュー映像を軸に構成。白石麻衣本人の思いは本編のMCで長々と語られている事もあって、白石麻衣本人が登場して思いを語る事は一切なく、残されたメンバーがそれぞれの白石への思いを語るというのはそれはそれで良かった。

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印象度★★★☆☆

2021.4.3更新

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