真夏の全国ツアー2013 FINAL!

No タイトル 備考
1   OP
2 OVERTURE インスト
3 ガールズルール 6thシングル
4 会いたかったかもしれない 1stシングル『ぐるぐるカーテン』Type-BのみC/W
5 おいでシャンプー 2ndシングル
6 制服のマネキン 4thシングル
7   MC
8 失いたくないから 1stシングル『ぐるぐるカーテン』Type-CのみC/W
9 13日の金曜日 5thシングル『君の名は希望』Type-BのみC/W
10 でこぴん 5thシングル『君の名は希望』Type-CのみC/W
11 水玉模様 2ndシングルType-BのみC/W
12 白い雲にのって 1stシングル『ぐるぐるカーテン』通常盤のみC/W
13 左胸の勇気 1stシングル『ぐるぐるカーテン』C/W
14   「世界で一番孤独なLover」のリミックス
15 世界で一番孤独なLover 6thシングルC/W
16 狼に口笛を 2ndシングルType-CのみC/W
17 ロマンティックいか焼き 5thシングル『君の名は希望』Type-AのみC/W
18 ハウス! 2ndシングル通常盤のみC/W
19 指望遠鏡 4thシングルC/W
20   VTR

Type-Aのみ付属DVDは2013年10月6日国立代々木競技場第一体育館で行われた全国ツアーの最終公演の模様をノーカットで冒頭60分だけ収録。ライブ開始から60分間はノーカットだが当然この後もライブは続いており、何らかの企画対決が行われる前フリのメンバーチーム分け&紹介VTRが流れたところ、ピッタリ60分経過すると唐突に映像が終了する。なお最初に収録内容が発表された際はダイジェストで60分とされていたが変更された。これについて、権利の問題と価格設定のギリギリのところでこうなったと説明されている。ライブ映像をソニーが自由に発売できない状況なのか、実際にライブ映像作品の発売は未だ1作のみ。それも1周年のライブを1年後の2周年のタイミングで発売するというものだった。

1年以上も前のライブ映像だが、時期としては「ガールズルール」が最新作だった時であり、まだ「バレッタ」発売前。よって研究生は入ったばかりで、「バレッタ」でいきなりセンターになった堀もまだ研究生の1人でしかなく全く目立っていない。そして柏幸奈、宮澤成良、市來玲奈、伊藤寧々、大和里菜、研究生でも西川七海、矢田里沙子、米徳京花が在籍していた頃となる。メンバー固定のグループならまだしもこの手のメンバー入れ替えがあるグループにとっては何だか相当大昔な気分になるし、実際そこはかとなくメンバーも若い。

楽曲はほとんどがショートサイズ&口パクっぽい。ハンドマイクを持っているバラードナンバーの時だけ声がヨレているので生歌っぽくなるけど、正直ライブならではの空気感は楽曲そのものよりもメンバーの客煽りなど生の声が出ている部分くらい。大人数でダンスでばっちり決めるというタイプでもないだけに、ライブよりMVの方がいいなぁ…と改めて思ってしまった。ただ映像自体は60分垂れ流しではあるものの、メニュー画面がちゃんとあるし(ブックレットに記載が無いためそこでここで初めて曲目が見れる)、各楽曲の最初の部分で曲名が表示される仕様なので複数商法により楽曲を追い切れておらず、この曲何て曲なのか分からないというリスナーには優しい。

ただ「指望遠鏡」で切ればいいのに冒頭ノーカット60分をキッカリ守って運動会コーナーの煽りVTRだけ流してブツ切りで終わってしまうというのはもうギャグとしか。しかもこのVTRメンバー1人1人にメンバーの川後Pがネット配信番組であだ名をつける企画で考えていたような失礼なキャッチフレーズが使用されている。発売1ヵ月前の12月15日付で契約終了という名の解雇になった大和里菜には未成年飲酒疑惑が報道されており、これが解雇の原因なわけだけど、ここでのキャッチが「疑惑のトマト」。まさかの1年2ヶ月先の未来予知にしてこの発売タイミングでは極めて強烈なブラックジョークが炸裂することとなってしまったのは偶然なのか必然だったのか。楽曲もショートサイズで初めからダイジェスト披露みたいな構成なので、冒頭60分ノーカットより当初の予定通りのダイジェストの方が良かった気がするんだけど、この構成で収録したのは単にオチとしての「疑惑のトマト」がやりたかったわけじゃないよな…。

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