NOKKO sings REBECCA tunes 2015(Loppi/HMV限定盤)

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 Encounter 2015   DJ Levin インスト 新曲
2 RASPBERRY DREAM NOKKO 土橋安騎夫 5thシングル
3 MOON NOKKO 土橋安騎夫 9thシングル(カット)
4 76th STAR NOKKO,沢ちひろ 土橋安騎夫 4thアルバム『REBECCA IV Maybe Tomorrow』収録曲
5 真夏の雨 NOKKO 土橋安騎夫 8thシングル『Nervous but Glamorous』C/W
6 LITTLE DARLING NOKKO 土橋安騎夫 7thアルバム『BLOND SAURUS』収録曲
7 OLIVE NOKKO 土橋安騎夫 6thアルバム『Poison』収録曲
8 フレンズ feat.Charisma.com NOKKO
Rap詞:いつか(Charisma.com)
土橋安騎夫 4thシングル ラップ追加
Loppi/HMV限定盤のみ
9 MAYBE TOMORROW NOKKO 土橋安騎夫 4thアルバム『REBECCA IV Maybe Tomorrow』収録曲
10 フレンズ GOH HOTODA dub mix NOKKO
Rap詞:いつか(Charisma.com)
土橋安騎夫 「フレンズ feat.Charisma.com」のリミックス

リリースデータ

2015年10月28日 初登場16位 売上0.6万枚 Produced by DJ Levin Mastard Records

NOKKO from REBECCAセルフカバーアルバム。2015年に再結成を発表したREBECCAのボーカリストNOKKOによる(「NOKKO from REBECCA」名義)REBECCA楽曲のセルフカバーアルバム。現役時代に関わったエンジニアの1人であり、2015年のREBECCAのオリジナルアルバムハイレゾ配信のリマスターも担当していて現在のNOKKOの夫であるGO HOTODAはExcutive Producerとして関与しているが、あくまでNOKKOのソロであり、REBECCAメンバーは関与していない新進気鋭の謎のプロデューサーと称されているDJ Levinのプロデュースで全曲EDM調になっているが、当時の音源を使用したリミックスではなく、ボーカルも全曲再録音した完全新規カバーとなっている。「Encounter 2015」はDJ Levinによる新曲のインスト音源。「フレンズ feat.Charisma.com」は新たにラップ詞が加えられ、Charisma.comがラップを担当している。Loppi/HMV限定盤のみ2曲多い。「フレンズ GOH HOTODA dub mix」は原曲ではなく「フレンズ feat.Charisma.com」のリミックスのためラップが入っている。

ボーカルも現在の声で再録音されているものの、EDM全開なのでリアレンジというよりはEDM系のリミックスアルバムに近い雰囲気。バンドとしてのREBECCAが再結成されたタイミングで、2015年現在の流行りの最先端とされるEDM調にすることであの頃の曲たちを現代に蘇らせるという意図だと思われる。「76th STAR」だけは再結成ライブでも今作のアレンジを基にしてバンド演奏し、ボーカル加工なしにする形で披露していて違和感はなかったけど、全体的にはEDMとしか言いようが無く、EDMが好きか嫌いか、EDMになってしまったREBECCAに馴染めるか馴染めないかそれだけの内容だと思う。特にラップを入れた「フレンズ feat.Charisma.com」は大胆にやったな…インタビューでNOKKOもライブでこのアレンジでやった「76th STAR」は違和感が無く好評だとしながらも「フレンズ」みたいなロック寄りなものは難しいかもとコメントしちゃっているくらいだし。個人的には「76th STAR」みたいなポップな曲ならこれはこれでありだけど、それ以外の曲はどうにも…。EDM調にする意味も良く分からなかったし、どうにも馴染めなかった。せっかく再結成したタイミングでメンバー不在でソロでこれをやるのも謎だけど、REBECCAとしてレコード会社(ソニー)と再契約したわけではないどころか実質レーベル未所属状態で事務所もメンバーそれぞれ別々のままなので、ソロの方が動きやすかったというのがまず第一にありそうな気も…。またソロでは元々クラブサウンドに傾倒していたのでソロのNOKKOを熟知している場合は2015年現在だったらEDMを取り入れても違和感が無いのかもしれない。

REBECCAのセルフカバーは2010年の『KISS』以来なので5年ぶり。「RASPBERRY DREAM」と「フレンズ」が重複している。その時はバンドでカバーしていたのでアレンジ面では断然『KISS』の方が良かったと思うけど、ボーカルに関しては今作の方が現役時代に近い。『KISS』では完全にマダム化&何故かmiwa化していたボーカルスタイルは今作では現役時代よりかなり楽に歌いつつもほぼ現役時代に近いところに戻っていて、その点は良かった。

B0178VOTZ0Loppi/HMV限定初回盤  B013TPORCO全国発売通常盤 

印象度★★★☆☆

2015.12.22更新

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