Dig Out Your Soul
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Bag It Up | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
2 | The Turning | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
3 | Waiting for the Rapture | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
4 | The Shock of the Lightning | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 23rdシングル(カット) 最高93位 売上0.1万枚 イギリスでは先行シングル、日本では発売後のシングルカット |
5 | I'm Outta Time | Liam Gallagher | Liam Gallagher | 24thシングル(カット) 最高100位 売上0.08万枚 |
6 | (Get Off Your) High Horse Lady | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
7 | Falling Down | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 25thシングル(カット) 最高41位 売上0.3万枚 |
8 | To Be Where There's Life | Gem | Gem | |
9 | Ain't Got Nothin' | Liam Gallagher | Liam Gallagher | |
10 | The Nature of Reality | Andy Bell | Andy Bell | |
11 | Soldier On | Liam Gallagher | Liam Gallagher | |
12 | I Believe in All | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 日本盤のみボーナストラック |
13 | The Turning(Alternative Ver.) | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 日本盤のみボーナストラック |
No | タイトル | 内容 |
1 | Gold&Silver&Sunshine (The Making of ‘Dig Out Your Soul’) |
アルバムについてのインタビュー音声+レコーディング映像 |
2 | The Making Of‘The Shock Of The Lightning’Video | PVメイキング映像 |
3 | ‘The Shock Of The Lightning’Video | PV |
リリースデータ
2008年10月1日 2009年7月8日(紙ジャケ) 2010年9月1日(期間生産限定盤) |
初登場2位 | 売上19.7万枚 | Sony Music Japan International |
メンバー
Vocals | Liam Gallagher |
Vocals,Electric Guitar,Drums,Keyboards and Electronics | Noel Gallagher |
Electric Guitar,The Bass&Keyboards | Gem |
The Bass,Electric Guitar,Keyboards&Tamboura | Andy Bell |
Drums | Zak Starkey |
OASIS7thアルバム。ベスト盤を経て3年ぶりのオリジナルアルバム。今作よりレーベルがEPICではなくSony Music Japan Internationalになり、ESCA→EICPと変わってきた品番がSICPに変更となった。本国では発売直前に先行シングルとして「The Shock of the Lightning」が9月29日に発売されたが、日本では発売されなかった。しかし映画『K-20 怪人二十面相・伝』主題歌になったため、11月26日にシングルカットされた。C/Wはイギリス盤とは異なっている。その後の「I'm Outta Time」「Falling Down」もイギリスより遅れてのシングルカットが続いた。その際のC/Wは全て日本独自のものになっていた。今作でもこれまでに続いてザック・スターキーがサポートとしてドラムを担当しているが、今作レコーディングを最後に離脱。以降のライブではクリス・シャーロックが加入するが、音源としては参加していない。初回盤DVDはアルバムインタビューを中心にした内容。メンバーのインタビュー音声にアルバムレコーディング時のメイキング映像が被っているのだが、何故かインタビュー時の映像が無い。そのため一部静止画像を挟んでいたりする。前作で復調した評価が今作でさらに復調、復活作という見方もされているようで、実際にアメリカのビルボードチャートでは5位となり、『Be Here Now』以来のトップ10入りを記録した。
2009年になってノエルが脱退を表明し、その後残されたリアムが「終了宣言」をしたため事実上のラストアルバムとなり、クリス・シャーロックが参加したレコーディング音源は存在しないまま解散となった。
これまでとは少し印象の異なるアルバム。リード曲となった「The Shock of the Lightning」こそスピード感のある曲だが、このような曲は皆無で基本的にはサイケデリックな曲が並んでいる。そのため、合唱できるような曲もなく、けっこう重たくて暗い。特に後半になるとおとなしい曲も多くなってきて、あまり1曲1曲では印象に残らない。メロディーで聞かせるというよりかは、キャッチコピーにもなっているように「聴く」音楽ではなく「体感」できる音楽ということで、前半はこれがいい感じに体感できる。今作の評判が、ここ数作のものよりも若干いい感じになっているのはその辺の雰囲気的なものではないだろうか。少なくとも1st、2ndの頃の良さとは方向性が違うと思う。正直、曲単位だと「The Shock of the Lightning」1強なんだけどトータル感は悪くない。それでも前半に対して後半が地味すぎるかな…。
印象度★★★★☆