STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | FUCKIN' IN THE BUSHES | Noel Gallagher | インスト | |
2 | GO LET IT OUT! | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 13thシングル 最高26位 売上2.9万枚 |
3 | WHO FEELS LOVE? | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 14thシングル(カット) 最高68位 売上0.3万枚 |
4 | PUT YER MONEY WHERE YER MOUTH IS | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
5 | LIITLE JAMES | Liam Gallagher | Liam Gallagher | |
6 | GAS PANIC! | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
7 | WHERE DID IT ALL GO WRONG? | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
8 | SUNDAY MORNING CALL | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 15thシングル(カット) 最高84位 売上0.2万枚 |
9 | I CAN SEE A LIAR | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
10 | ROLL IT OVER | Noel Gallagher | Noel Gallagher | |
11 | LET'S ALL MAKE BELIEVE | Noel Gallagher | Noel Gallagher | 13thシングルC/W(日本盤未収録) 日本盤ボーナストラック |
リリースデータ
2000年2月23日 | 初登場4位 | 売上27.8万枚 | Produced by Mark‘SPIKE’Stent&Noel Gallagher | エピックレコード |
メンバー
Vocla | Liam (Liam Gallagher) |
Guitar,Vocal | Noel (Noel Gallagher) |
Guitar | Bonehead (Paul Arthurs) |
The Bass | Guigsy (Paul McGuigan) |
The Drums&Percussion | Whitey (Alan White) |
OASIS4thアルバム。制作途中の99年8月にギターのボーンヘッドとベースのギグシーが相次いで脱退。既に後任のゲムとアンディの加入は発表されていたが、加入時にはアルバムは完成していたため、今作を引っさげてのツアーから参加となり、今作には参加していない。ボーンヘッドとギグシー最後の参加作品と言われているが、2人が途中まで参加していたギターとベースは全て削除されてノエルとスタッフ関係者で録音しなおしたとも言われており、実際には不参加になっている模様。これに伴ってかサポートメンバーの表記は細かく記載されているが、クレジットにはメンバー表記が無い。「LIITLE JAMES」ではリアムが初めて作詞作曲を担当した。世界的には他の作品と比べて売れなかったほうに入るようだが、日本では3rdに続いて2番目に売れた作品となっている。シングル「GO LET IT OUT!」も3番目に売れたシングルになっている。
プロデューサーが変わったり、メンバー脱退劇があったりした影響でこれまでとは明らかに違う雰囲気。サイケで全体に暗い曲が多い。これまでの王道イメージの分厚いギターサウンドだったり、アップテンポで勢いのある曲だったり、大合唱するような曲は皆無でおとなしめ。どうにも全体的に煮え切らない感じ。これは初期が名作すぎたせいでもあり、じっくり聞くとそこまで悪い内容でもないし、アルバムとしては統一感があって割と綺麗にまとまってもいる。それでも正直これを最初に聞いてたらこのバンドにはハマらなかっただろうな…とも思うのはキラーチューン不足ゆえか。小粒揃いではあり、退屈な曲続きという事ではない。まあ今作を最初に聞くリスナーは後追いでもまずいないと思うけど、一気にアルバムを後追いで聞く場合はどうしても今作は最下位になりがちではある。ちょっと見方を変えて久々に聞いてみると案外良さが見えてくるようなそんな1作。
印象度★★★☆☆