あの日 あの時

Disc-1
No タイトル 作詞 作曲 編曲 オフコース原曲 備考
1 僕の贈りもの 小田和正 小田和正 小田和正 4thシングル 1stセルフカバーアルバム『LOOKING BACK』収録Ver.
2ndシングルが最初のセルフカバーで今バージョンは2度目のセルフカバー
2 眠れぬ夜 小田和正 小田和正 小田和正 7thシングル 新録音セルフカバー
3 秋の気配 小田和正 小田和正 小田和正 11thシングル 1stセルフカバーアルバム『LOOKING BACK』収録Ver.
4 夏の終り 小田和正 小田和正 小田和正 6thアルバム『FAIRWAY』収録曲 12thシングルC/W,1stセルフカバーアルバム『LOOKING BACK』収録Ver.
5 愛を止めないで 小田和正 小田和正 小田和正 15thシングル 1stセルフカバーアルバム『LOOKING BACK』収録Ver.
6 さよなら 小田和正 小田和正 小田和正 17thシングル 2ndセルフカバーアルバム『LOOKING BACK2』収録Ver.
7 生まれ来る子供たちのために 小田和正 小田和正 小田和正 18thシングル 23rdシングルC/W,4thベスト『自己ベスト-2』収録Ver. イントロ少々変更
8 Yes-No 小田和正 小田和正 小田和正 19thシングル 初収録ライブバージョン
11thシングル『風の坂道』C/W,『LOOKING BACK』収録のセルフカバーとは別音源
9 時に愛は 小田和正 小田和正 小田和正 20thシングル 未発表セルフカバー ライブバージョン
10 心はなれて 小田和正 小田和正 小田和正 9thアルバム『over』収録曲 新録音セルフカバー
11 言葉にできない 小田和正 小田和正 小田和正 23rdシングル 1stセルフカバーアルバム『LOOKING BACK』収録Ver.(ライブ)
12 I LOVE YOU 小田和正 小田和正 小田和正 21stシングル 21stシングルC/W収録Ver.
13 YES-YES-YES 小田和正 小田和正 小田和正 24thシングル 未発表セルフカバー ライブバージョン
14 緑の日々 小田和正 小田和正 小田和正 27thシングル(カット) 10thシングル 最高19位 売上9.1万枚,
1stセルフカバーアルバム『LOOKING BACK』収録曲 一部ボーカル変更
高音で激しく歌っていた最後の部分が落ち着いた音程のボーカルへ差し替えられている
15 たそがれ 小田和正 小田和正 小田和正 29thシングル 22ndシングルC/W,4thベスト『自己ベスト-2』収録Ver.
16 君住む街へ 小田和正 小田和正 小田和正 34thシングル 2ndセルフカバーアルバム『LOOKING BACK2』収録Ver.

 

Disc-2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 哀しみを、そのまゝ 小田和正 小田和正 小田和正 1stシングル『1985』C/W、1stアルバム『K.ODA』収録曲
2 between the word & the heart-言葉と心- 小田和正 小田和正 小田和正 2ndアルバム『BETWEEN THE WORD&THE HEART』収録曲
3 恋は大騒ぎ 小田和正 小田和正 小田和正 5thシングル 最高5位 売上9.6万枚 2ndベスト『伝えたいことがあるんだ』収録Ver.
4 ラブ・ストーリーは突然に 小田和正 小田和正 小田和正 6thシングル両A面曲 3rdベスト『自己ベスト』収録Ver.
5 Oh! Yeah! 小田和正 小田和正 小田和正 6thシングル 最高1位 売上258.8万枚 
6 そのままの 君が好き 小田和正 小田和正 小田和正 9thシングル 最高14位 売上15.8万枚
7 いつか どこかで 小田和正 小田和正 小田和正 8thシングル(アルバム同発) 最高5位 売上36.0万枚 4thベスト『自己ベスト-2』収録Ver.
8 風と君を待つだけ 小田和正 小田和正 小田和正 8thシングルC/W(同発) 初収録ライブバージョン
"波にのまれて"→"雨に打たれて"に変更して歌唱(
歌詞表記はオリジナルの"波にのまれて"のまま)
9 風の坂道 小田和正 小田和正 小田和正 10thシングル 最高9位 売上9.1万枚 3rdベスト『自己ベスト』収録Ver.
10 それとも二人 小田和正 小田和正 小田和正 5thアルバム『MY HOME TOWN』収録曲
11 my home town 小田和正 小田和正 小田和正 5thアルバム『MY HOME TOWN』収録曲 3rdベスト『自己ベスト』収録Ver.
12 真夏の恋 小田和正 小田和正 小田和正 12thシングル 最高10位 売上16.9万枚
13 伝えたいことがあるんだ 小田和正 小田和正 小田和正 16thシングル 最高8位 売上28.0万枚 3rdベスト『自己ベスト』収録Ver.
14 緑の街 小田和正 小田和正 小田和正 17thシングル 最高30位 売上4.8万枚
15 woh woh 小田和正 小田和正 小田和正 19thシングル 最高18位 売上5.2万枚
16 the flag 小田和正 小田和正 小田和正 6thアルバム『個人主義』収録曲
17 キラキラ 小田和正 小田和正 小田和正 21stシングル 最高3位 売上29.9万枚

 

Disc-3
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 たしかなこと 小田和正 小田和正 小田和正 23rdシングル 最高8位 売上6.2万枚
2 大好きな君に 小田和正 小田和正 小田和正 7thアルバム『そうかな 相対性の彼方』収録曲
3 明日 小田和正 小田和正 小田和正 7thアルバム『そうかな 相対性の彼方』収録曲
4 風のようにうたが流れていた 小田和正 小田和正 小田和正 7thアルバム『そうかな 相対性の彼方』収録曲
5 ダイジョウブ 小田和正 小田和正 小田和正 24thシングル 最高6位 売上7.7万枚 35秒近くフェードアウトが早い
6 こころ 小田和正 小田和正 小田和正 25thシングル 最高1位 売上11.4万枚
7 今日も どこかで 小田和正 小田和正 小田和正 26thシングル 最高4位 売上5.4万枚
8thアルバム『どーも』収録Ver.(最後のサビがライブでの観客合唱音源)
8 さよならは 言わない 小田和正 小田和正 小田和正 27thシングル 最高5位 売上4.4万枚
9 グッバイ 小田和正 小田和正 小田和正 28thシングル 最高8位 売上2.5万枚
10 やさしい雨 小田和正 小田和正 小田和正 8thアルバム『どーも』収録曲
11 東京の空 小田和正 小田和正 小田和正 8thアルバム『どーも』収録曲
12 その日が来るまで 小田和正 小田和正 小田和正 29thシングル 最高10位 売上2.1万枚
13 愛になる 小田和正 小田和正 小田和正 9thアルバム『小田日和』収録曲
14 そんなことより 幸せになろう 小田和正 小田和正 小田和正 9thアルバム『小田日和』収録曲
15 やさしい夜 小田和正 小田和正 小田和正 9thアルバム『小田日和』収録曲
16 wonderful life 小田和正 小田和正 小田和正 新曲
17 雨は止んだ 小田和正 小田和正 小田和正 新曲

リリースデータ

2016年4月20日 初登場1位(2週) 売上47.8万枚 Produced by 小田和正 Little Tokyo(Ariola JAPAN)

小田和正5thベストアルバム。オフコース時代からの全キャリアを総括したオールタイムベストアルバム。DISC-1はオフコースのセルフカバー音源で構成、DISC-2,3はソロのキャリアの中からほぼ時系列に選曲されている。「眠れぬ夜」「心はなれて」は今作用に新たに制作されたセルフカバー、「wonderful life」「雨は止んだ」は新曲。「時に愛は」「YES-YES-YES」はセルフカバーの発表は初だが新規制作ではなく未発表のライブ音源で収録されている。また多数の楽曲でオリジナルではない過去に新録音した音源の採用、前述含めた過去の音源のリミックス、一部演奏の追加や削除等の細かい変更が施されているが、詳細は明言されていない(かなり手間をかけたというコメントは出ている)。先人たちの解析を参考に把握できた限り上記表に記載しておいたが細かいミックス変更までは追いきれていないので記載漏れもあるかもしれない。

初回盤はデジパック仕様。加えて「あの日 あの時」か「君住む街へ」のいずれかのタイトルが直筆で印字されたギターピック2種のうち1種ランダム封入仕様。ロングヒットに伴い初回盤は早い段階で品切れとなり、現在はプラケース仕様の通常盤で流通している模様。発売当時に購入していたため入手したのは初回盤、ピックは「君住む街へ」だった。

『小田日和』から1年7ヵ月ぶりの作品だがシングル発売も無く、間に新作リリースが全く無かった。今までのベスト盤はシングルヒットが出たタイミングですかさずリリースしていたが今回はシングルヒットが出たタイミングどころか直近リリースが無く、区切りのいい周年でもないタイミングでのベスト盤となった。リリース意図に関してはこのように語られており当初考えた『自己ベスト3』では内容が薄くなる事と、ライブのCD物販で「言葉にできない」「ラブ・ストーリーは突然に」「たしかなこと」「今日もどこかで」が入ったアルバムはありますか?などライブ定番人気曲を求める客が多かったが、これら4曲が入ったアルバムは最低でも3枚(『自己ベスト』2作と『どーも』)が必要なため、1つにまとめたいという意図があったようだ。過去の事例からベスト盤には寛容かと思いきや、小田和正はベスト盤を嫌っていたそうで、小田和正を説得するのにかなりの時間を要したとも語られている(ちゃんとした意味と理由があればOKで頑なにダメというわけではないようだ)。

初登場1位から2週目2位となったものの3週目に再度1位となった。時代の変化もあって過去のベスト盤4作と『LOOKING BACK』2作のうち上回ったのは『伝えたいことがあるんだ』1作のみとなっているが、直近の『どーも』『小田日和』の売上は大きく上回った。また2017年8月に1度だけ300位圏外になったもののそれ以外は延々とランクインし続け、自身最長ランクイン週数を記録している『自己ベスト』に代わる新たな定番ベストとしてロングセラーを記録中。『自己ベスト』2作は共に今作発売のおよそ1年前となる2015年3月が最終ランクインとなっていて、以降は浮上していない。

DISC-1
オフコースのセルフカバー集。基本的には『LOOKING BACK』シリーズ2作とC/Wで行っていたセルフカバーのうちオフコース時代の特に今もライブで歌っていたりするような代表的な楽曲を選曲した感じ。「眠れぬ夜」「心はなれて」の2曲は新規セルフカバーだと明言されている。「時に愛は」「YES-YES-YES」も初のセルフカバー音源となるが、この2曲は新規制作ではなく、過去にセルフカバーしていたが未発表になっていた音源とされているがいつ頃の音源なのかは不明。「Yes-No」含めてこれら3曲はライブ音源で演奏クレジットがPerformance:Far East Club Bandと表記されていて他の曲のように演奏者の個人名が表記されていない(Far East Club Bandはライブのバックバンド名)。またライブ音源といってもどうやらライブ音源をそのまま収録しているわけではなく、ライブ音源を基にしてコーラスや楽器の追加録音等を施すなど細かく手を入れているようだ。例えば「Yes-No」は観客の声援も入っていてライブ音源のように聞こえるがツアーには参加していないであろうJUJUや松たか子がコーラス(Vocal)として表記されているのでライブ音源にコーラスを追加で足したという事だと思われる(『クリスマスの約束』の時に録音してたりしたら別だけど)。

オフコースのベスト盤代わり…にはさすがにならない、というかこれでオフコースを知った気になるとオフコースファンが怒りそうではあるが、今も歌い続けているオフコースの代表曲をざっと凝縮したらこうなるのかなという選曲。世代じゃないリスナーでも何となく聞いたことのある曲、聞きたい曲は全部入っていてよくまとまった内容だと思う。定説のように言われているほどオフコース原曲の方がいいなんてことも無ければ、定説通りだなと思う事も、どっちもいいと思う事もある。あまり先入観を持たずにオフコースと聞き比べれば面白いと思う。

オフコースのセルフカバーはシングル(主にC/WだがいくつかはA面でも発表)と『LOOKING BACK』シリーズ2作で初出になっていたが、『自己ベスト』シリーズ2作にも選曲していて今回また選び直したためかなりゴチャゴチャになってしまった感もある。今回もさらっと「I LOVE YOU」はアルバム初収録だったりするが、これでもアルバム未収録になったままのC/Wのみのセルフカバー音源が「哀しいくらい」「ワインの匂い」と2曲残されている。改めて『LOOKING BACK』シリーズの集大成として全曲網羅した『LOOKING BACK』コンプリート盤を別途作ってほしいところだ。

DISC-2
オフコースと並行してソロ活動を行っていた1st、2ndアルバム期は各1曲とかなり足早。「ラブ・ストーリーは突然に」が4曲目でもう登場してしまうのでソロ初期がかなり足早に感じる。他の時期と違い特にやり直しもしていないようでこのソロ最初期にはあまり思い入れが無いのだろうか。実はベスト盤で収録範囲になった事も1stベスト『Oh! Yeah!』だけだったりするし、意外と不遇だ。

随所に名曲、ひとまず今作を聞こうと思ったならまずは聞きたいであろう知っている曲は「ラブ・ストーリーは突然に」「キラキラ」を筆頭にしてあるにしても意外と地味な曲も多い。当時がリアルタイムでない場合は3枚の中でDISC-2が実は1番馴染みのない曲が多かったなんていうリスナーも多いんじゃないだろうか。

DISC-3
「今日も どこかで」以降がベスト初収録範囲となるが、それを抜きにしてもこの時期はかなり余裕のあるたっぷり選曲。売上枚数だけ見るとそこまでではないとはいえ、ずっとCMで使われていたあの曲だったとか、ドラマや映画等で聞いた曲だったとかたぶんそういうあまり意識してなかったけどどこかで聞いたことがあった系の曲が多いのがこの時期かなと思う。落ち着いた王道的なバラードが多く、ここまで来ると新鮮味はないんだけど、それでも唯一無二の小田和正のボーカルは変わらず魅力的

 

そんなわけで全曲誰もが知る有名曲の大連発…というほどではないんだけど、3枚のCDそれぞれに筆頭の代表曲が散りばめられていて全キャリア通して偏ることなく要所要所で代表曲を生み出してきていたことが改めて良く分かる集大成的な1作。コアなファンの間ではオフコースの扱いとソロ最初期の扱いに多大な不満もあるだろうし、3枚をいきなり聞くには曲数が多すぎるのは否めないが、ライトリスナー的にはひとまず今作を聞いておけば代表曲は網羅できるので決定版的なベスト盤になったと思う。

あの日 あの時  

印象度★★★★☆

2019.4.12更新

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