BETWEEN THE WORD&THE HEART

No タイトル 作詩 作曲 編曲 備考
1 a song of memories 小田和正 小田和正 小田和正  
2 僕の贈りもの 小田和正 小田和正 小田和正 2ndシングル(同時発売) 最高37位 売上1.4万枚
オフコースのセルフカバー
3 静かな夜 小田和正 小田和正 小田和正  
4 I miss you 小田和正 小田和正 小田和正  
5 一枚の写真 小田和正 小田和正 小田和正  
6 誇れるのはたゞ 小田和正 小田和正 小田和正  
7 in the city 小田和正 小田和正 小田和正  
8 between the word & the heart-言葉と心- 小田和正 小田和正 小田和正  
9 ためらわない、迷わない 小田和正 小田和正 小田和正  
10 moon river JOHNNY MERCER HENRY MANCINI 小田和正 映画『ティファニーで朝食を』劇中歌のカバー

リリースデータ

1988年3月5日
1995年3月25日
最高3位
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売上11.9万枚
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Produced by Bill Schnee
Co-Produced by 大間ジロー
ファンハウス

小田和正2ndアルバム。前作から1年3ヵ月ぶり。前作リリース後はオフコースとして活動しており、1月にもオフコースでシングル「君住む街へ」をリリース、6月にはアルバム『Still a long way to go』をリリースしているが、そのオフコースでのシングルとアルバムの間に今作が発売された。73年のオフ・コース4thシングルのセルフカバーとなるシングル「僕の贈りもの」と同時発売。C/W「After Forever」は未収録。前作に続いてBill Schneeがミックスエンジニアとして参加、ギターもDann Huffが担当しているが、共同プロデュース及びドラムはオフコースの大間ジローが担当した。加えてシンセサイザーに望月英樹と今作の演奏陣は小田和正本人を含めて4人のみとなっている。ファンハウス移籍以降のオフコース同様にソロでもリマスター再発は行われておらず、95年に品番改定で再発されたのみ。今回入手したのは88年オリジナル。トップ3入りは果たしたものの、ソロアルバムの中では今作が最も売上が低い。

今作はオフコースの大間ジローをソロでも共同プロデューサーとして招いているものの演奏陣は最小限。落ち着いたミディアム〜バラードばかりという点では同じだが、海外演奏陣で上質な演奏を聞かせた前作よりもさらに控えめでおとなしく、かなり地味な1作。オフコース解散直前とはいえ、完全に解散してからの次回作で一気に空気が変わるので前作にしても今作にしてもソロはある程度自由にやっていてヒットを出そうという意識もあまり無かったんじゃないかとも思う。味わい深さはあるが印象に残りにくいアルバムではある。ただこの地味な中の味わい深さを高く評価していて最高傑作だとするコアなファンも少なくないようでそれも分からなくもない。

BETWEEN THE WORD&THE HEART95年盤  K.ODA〜ビトゥイーン・ザ88年盤  

印象度★★★☆☆

2019.1.11更新

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