Ships
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Introduction | 織田哲郎 | 織田哲郎 | Instrumental | |
2 | 愛をさがして | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 6thシングル(同時発売) 100位圏外 |
3 | Wild Heart Beat | 古村敏比古 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
4 | Let The Good Times Roll | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
5 | 夏の陽炎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
6 | ひき潮 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
7 | Someday/Somewhere | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
8 | Hot Love | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 6thシングルB面(同時発売) |
9 | 悪夢 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
10 | Night Birds | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
11 | Time | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎 |
リリースデータ
1987年8月26日 | 100位圏外 | Produced by 織田哲郎 | CBSソニー |
織田哲郎6thアルバム。前作がミニアルバムだったとはいえ前作から半年でのリリース。6thシングルと同時発売で2曲とも収録。1987年は最も働いた1年だったと振り返る程ハードワークな日々を送っていた。自身の作品だけでアルバム2枚とツアー30本、清水宏次朗のアルバム2枚、亜蘭知子のアルバム1枚、渚のオールスターズ結成、引き続きTUBEへの曲提供、中村雅俊…など次々とプロデュースや曲提供をこなし、TVやラジオのレギュラーも抱えていた。今作制作時最後の2週間は制作が遅れたため、清水宏次朗のアルバムに12時間、今作に12時間と1日寝ずに働き続けたと語られている。
今作では各楽器数名ずつのミュージシャンがクレジットされている。古村敏比古(Sax)、大谷哲範(Keyboards)は引き続きほぼ全面参加しているが、北島健二(Guitar)、山田亘(Drums)はそれぞれ3人クレジットされている中で3番手となり、ドラムははなぶさ龍介、青山純、ギターは葉山たけし、織田哲郎本人が1,2番手で表記されている。ベースは吉田隆一 、岡沢章、伊藤広規の3名。ブックレットでバンドメンバーの集合写真で写っているのは大谷哲範、古村敏比古、吉田隆一、はなぶさ龍介、葉山たけしとなっている。
今作から葉山たけしがギタリストとしてほぼ北島健二の後任として入ったが、90年代ビーイングでは作曲が織田哲郎、編曲が葉山たけしという組み合わせで数々のヒットが生まれた。この直後にはTUBEのアルバムにも参加しているので、この出会いは90年代ビーイングの黄金期に向けて重要な出会いだったと思われる。
葉山たけしの加入でサウンドが明るくなったと織田哲郎本人が振り返っているが、本人の精神状態の向上とハードワークすぎるハードワークの中で色々な意味でハイになっていたのも影響しているんじゃないかと思う。CBSソニー時代は毎年アルバムを出し続けていたので1作ごとにあまり大きな変化が無いとはいえ、ロックンロールという方向性でももう少し華やかになってきたというか、尖ってばかりではなく、多彩さを見せ始めたようにも思う。
印象度★★★☆☆
2019.3.22更新