Drunk Monkeys
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | はじまりの歌<additional ver.> | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | 1stシングル 最高3位 売上7.0万枚 |
2 | 塊 | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
3 | Magic Girl | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
4 | ブルース | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
5 | SKY | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | 3rdシングル 最高8位 売上2.2万枚 |
6 | 記憶 | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
7 | 冷たい世界 | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | 2ndシングルC/W |
8 | 帰り道 | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
9 | 恋愛マスター | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
10 | Spiral | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | |
11 | ありがとう | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 | 2ndシングル 最高3位 売上4.4万枚 |
12 | 温かい世界 | 大橋卓弥 | 大橋卓弥 |
リリースデータ
2008年7月2日 2018年1月3日(再発) |
初登場8位 | 売上5.6万枚 | Sound Produced by 大橋卓弥 | BMG JAPAN Augusta Records(ユニバーサル) |
Drunk Monkeys
drum monkey | 古田たかし |
keyboard monkey | 斉藤有太 |
bass monkey | 山口寛雄 |
guitar monkey | 新井"ラーメン"健 |
スキマスイッチのボーカル大橋卓弥のソロ1stアルバム。08年にソロ活動を展開し、シングル3枚をリリース後に集大成として今作をリリース。その後のツアーを持ってソロ活動は終了し、スキマスイッチに戻る予定。楽曲は全てソロのために結成したバンド「Drunk Monekeys」メンバー(大橋のギター演奏も曲によってあり)のみの演奏になっていて、他のサポートミュージシャンやオーガスタ恒例の事務所コラボも一切無い。ドラムの古田とギターの新井はスキマスイッチのライブにもサポートで参加しており、レコーディングでも何曲かで参加した事がある。ただし録音ミックスのエンジニアはスキマスイッチでは起用した事の無い飯尾芳史を招いて差別化を図っている模様。初回盤はDVD付で、PVやインタビューなどを収録。
2017年に事務所オーガスタがユニバーサルと業務提携した事により、ユニバーサル傘下にオーガスタレコードが設立され移籍。これに伴い2018年1月3日にスキマスイッチ作品と同時に再発された。レコード会社移動に伴う再発で音源もそのままのため特に告知もされていない。
ソロとスキマスイッチのメンバーは本人が繰り返し語っている通り、ソロではよりパーソナルな部分を押し出しているということ。そのため、スキマスイッチよりも感情をさらけ出すような曲が多く、先行シングルこそポジティブな応援歌だったがアルバム曲ではネガティブ全開な曲の方が多い。この辺はスキマスイッチには無かったところだ。ただサウンド面においてはいろいろ取り入れてはいるがあくまでポップスとして落ち着いたバンドサウンドに統一して仕上げているので、スキマスイッチとの大きな差がない。スキマスイッチの方が常田の影響かさらに細かく作りこんで整頓しているような印象は受けるが、そんなに熱心に聴いていないリスナーには、いきなり凄いロックに変貌しているとか、凄い弾き語りばっかりとかいう分かりやすい変化が全く無いので違いが分からないと思われる。ソロでやる意味が分からないという意見も出そうだが、パーソナルな面を全開にしてもこういう仕上がりになるということは、サウンド面ではやはり常田の影響が強いのか(treatmentなんてクレジットされてるし)と思われていたスキマスイッチはどっちの影響が強いとかもなく、けっこう対等な関係で2人の音楽性を合わせて作られていたことが証明されたとも言える。この結果、スキマスイッチがどう進化していくかが楽しみである。そんなわけで、表面上は違いがさほどないのでスキマスイッチが好きならすんなり聞けるし、聞き込めば違いも見えてくる作品。
印象度★★★★☆