BACK BEATs #30th Anniversary -SPARKLE-

Disc.1 “New Songs”
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 introduction〜光 その先へ〜   M'DRIVER&大黒摩季 塚崎陽平 Instrumental
2 SPARKLE feat. 柴崎浩 from WANDS 大黒摩季 大黒摩季 塚崎陽平 22/7/10配信シングル(「Sing」同発)
3 東京 Only Peace 大黒摩季 大黒摩季 塚崎陽平,武部聡志 21/7/23配信シングル
4 君に届け feat. doa, 川島だりあ 大黒摩季 大黒摩季 徳永暁人 22/12/1配信シングル
5 今そこに君がいる 今ここに僕がいる 大黒摩季 大黒摩季 塚崎陽平 22/7/22配信シングル
6 太陽のサルサ〜!Salsa del sol!〜
“ ラテン家の人々 ” feat. Maquite Gomez,
オルケスタ・デ・ラ・ルス, 當間ローズ, RIOSKE
大黒摩季 大黒摩季 塚崎陽平,
オルケスタ・デ・ラ・ルス
 
7 Glamorous Butterfly〜Purple Haze ver.〜
Dedicated to “Kiina”
大黒摩季 大黒摩季 塚崎陽平 氷川きよし(Kiina)へ提供 セルフカバー
8 Whenever〜あなたがいたから〜
Dedicated to “M'DRIVE”
大黒摩季 大黒摩季 柴田敏孝  
9 CHEERS!! feat. RIOSKE 大黒摩季 大黒摩季,塚崎陽平 塚崎陽平  
10 I'm sorry,cause I'm a woman
〜大福のテーマ〜feat. 福原みほ, 光永泰一朗, RIOSKE
大黒摩季 大黒摩季&塚崎陽平 塚崎陽平  
11 サンタラン RUN♪RUN♪ 大黒摩季 大黒摩季 徳永暁人 19/12/22配信シングル
12 Sing 大黒摩季 大黒摩季 大黒摩季 22/7/10配信シングル(「SPARKLE」同発)
13 光 その先へ(SPARKLE ver. ) M'DRIVE&大黒摩季 M'DRIVE&大黒摩季 塚崎陽平 FC限定シングル
[Bonus Track]
14 君が代     武部聡志 21/7/23配信シングル 国歌カバー
同時配信『東京 Only Peace』C/Wにも収録(バンドル購入のみ)
15 ら・ら・ら〜Sweet Angel? ver.〜 大黒摩季 大黒摩季 原田喧太 10thシングル リメイク

Brass Arrangment:Hitoshi Aikawa(6)

Disc.2 “Re-mixes”
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 DJ KOO Hyper Non Stop Mega Mix 30 “SPARKLE”       リミックスメドレー
2 DJ YUTAKA & DJ OGGY “Lie, Lie, Lie,” LA, Fresh Back INC Mix       33rdシングルのリミックス
3 Yohey Tsukasaki “Natsu ga kuru” Phil da Gale Chill out dance Mix       8thシングル『夏が来る』のリミックス
4 YOHEY TSUKASAKI “DA KA RA” Phil da Gale Lo-fi Banjo Mix       2ndシングル『DA・KA・RA』のリミックス
5 dj honda “Anatadake Mitsumeteru” NY, KAWAZOE Connection Mix       6thシングル『あなただけ見つめてる』のリミックス
6 YOHEY TSUKASAKI & Orquesta De La Luz “LA LA LA” Let's Hit The Rainbow Beach, Salsa Mix 大黒摩季 大黒摩季 オルケスタ・デ・ラ・ルス,
塚崎陽平
10thシングル『ら・ら・ら』のリミックス
7 DJ KAORI Girl's Night Out Mix with “SPARKLE”       リミックスメドレー

Brass Arrangment:Hitoshi Aikawa(6)

Disc.3 “Best Sellers”
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ら・ら・ら 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 10thシングル 最高1位 売上133.9万枚
2 あなただけ見つめてる 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 6thシングル 最高2位 売上123.6万枚
3 DA・KA・RA 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 2ndシングル 最高2位 売上105.5万枚
4 夏が来る 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 8thシングル 最高2位 売上97.1万枚
5 いちばん近くにいてね 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 11thシングル 最高2位 売上86.7万枚
6 チョット 大黒摩季 織田哲郎 葉山たけし 3rdシングル 最高4位 売上84.0万枚
7 熱くなれ 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 14thシングル 最高1位 売上83.4万枚
8 永遠の夢に向かって 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 9thシングル 最高1位 売上79.4万枚
9 別れましょう私から消えましょうあなたから 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 4thシングル 最高3位 売上66.7万枚
10 白いGradation 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 7thシングル 最高5位 売上48.5万枚
11 愛してます 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 12thシングル 最高2位 売上46.4万枚
12 あぁ 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 13thシングル 最高2位 売上44.3万枚
13 Harlem Night 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 5thシングル 最高3位 売上39.6万枚
14 大黒摩季 大黒摩季 葉山たけし 17thシングル 最高4位 売上21.4万枚
15 Anything Goes! 藤林聖子 tatsuo tatsuo,
中川幸太郎
32ndシングル 最高7位 売上7.0万枚

 

Disc.4 DVD “Music Video”
No タイトル 備考
1 Sing 22/7/10配信シングル(「SPARKLE」同発)
2 東京 Only Peace 21/7/23配信シングル
3 WE ARE THE LOVE〜dedicated to J & L〜 20/10/28配信シングル、15thアルバム『PHOENIX』収録曲
[Maki Ohguro 90's Archive Collection]
4 YOHEY TSUKASAKI "Natsu ga kuru" Phil da Gale Chill out dance Mix 8thシングル『夏が来る』のリミックス DISC-2収録音源
5 Tender Rain 5thアルバム『LA.LA.LA』収録曲
6 太陽をつかまえに行こう 5thアルバム『LA.LA.LA』収録曲

リリースデータ

2022年12月14日 初登場22位 売上0.5万枚 Commanded by 大黒摩季 Being

大黒摩季30周年記念アルバム。前作『PHOENIX』から2年ぶりのCD。30周年記念作とされていてオリジナルともベストとも銘打たれていない。前作に収録の余地が全くなかったため未収録となっていた「サンタラン RUN♪RUN♪」と前作以降の配信シングル、新曲を収録したDISC-1『New Songs』、ノンストップミックス、リミックス、リミックスメドレーを収録したDISC-2『Re-mixes』、売上上位曲を並べたベスト選曲のDISC-3『Best Sellers』と3枚のCDは事実上16thアルバム+初のリミックスアルバム+9thベストアルバムとなっている。加えてMVを収録したDVD『Music Video』の3CD+DVD仕様がSTANDARD盤となっていて、3CDのみや3CDのばら売りは無い。STANDARD盤の初回プレスはブックケース(スリーブ)付属。BIG盤はさらにもう1枚DVD『大黒摩季 LIVE NATURE #0 “Nice to meet you!" at Rainbow Square Ariake on 1997.8.1 [ Digital Remaster ]』を収録。A4サイズスペシャルパッケージ、・ブックケース仕様、・64P写真集仕様豪華ブックレット、本人直筆メッセージ(プリント)入り、SPECIAL CONTENTSアクセス用シリアルナンバー封入(「Sing」Making/PHOTO GALLERY)となっている。『LIVE NATURE #0 “Nice to meet you!"』はビーイング離脱後の2001年に大黒摩季非公認でB社が勝手にリリースした作品の1つだったため現在の公式サイトには掲載されていない。今回その映像をデジタルリマスターしての初の公認DVD化となったが、フル収録19曲だった非公認単独DVD盤に対して、今回はわずか6曲のみの収録に厳選されている。STANDARD盤におけるディスクの収納順は左から1,3,4(DVD),2となっていてリミックス作品であるDISC-2は1番右側に配置されている。Blu-spec CD2仕様、マスタリングは島田勝弘。

New Songs
案の定今回も気合入りまくりのマッスル路線で4分台でまとめた曲もあるものの5分6分7分も多く、またしても1曲も収録余地なしの78分越え。ゲスト大量参加でとにかく1曲1曲気合が凄まじいが、派手過ぎて飽和状態。ここぞという1曲、1作なら分かるけどもうずっとこんな感じで通年営業でスペシャル・MAX状態のまま。このせいもあって気合は凄いんだけど結局印象には残りにくい。セル戦で父ベジータを越えた、完全体セルに勝てると豪語してムッキムキになって攻撃が当たらなくなって敗北した未来トランクス(俗称ムキンクス)みたいな状態。パワーは凄いんだけど…という。「Sing」はピアノ弾き語りで音楽への思いを熱唱する感情に溢れた感動バラードだが、この流れではどうしてもくどすぎるし、強すぎる感情と歌いっぷりに聞いている方が置いてけぼりになってしまう。

今作ではアコースティックギター演奏者として「君に届け」で長戸大幸が参加しているものの、この曲のみGIZA所有のスタジオでビーイング勢を集めてレコーディングしてZARD坂井泉水に捧げる形で制作した曲のため特別参加であり、全体のプロデュースからは完全に手を引いていてかつてのような口出しはしてないと思われる。長戸大幸がWANDS並に意見してプロデュースに入ったところでそう変わるとも思えないが、溢れすぎる気合をうまく押さえてコントロールして整理・意見してくれる第3者は今こそ必要なんじゃないかと思った。前作からのメインアレンジャーの塚崎陽平は打ち込み中心のトラックメイカー寄りでどうもシャカシャカしているだけで印象薄めなんだよな…。

Re-mixes
典型的なリミックスアルバム。2〜6は単曲のリミックスバージョンで「DJ KOO Hyper Non Stop Mega Mix 30 “SPARKLE”」は30分、「DJ KAORI Girl's Night Out Mix with “SPARKLE”」は15分程度のリミックスメドレー。昨今某人気No.1 DJに代表される原曲を切って繋いだだけのものではなく、2人ともトラックメイカーであるため加工を施したメドレーになっているので、曲間の編集にはそれぞれのDJとしての手腕や個性が現れている。やはりDJ KOOの方がキャラクターが強く、そこそこな頻度でアナウンスを入れ込んできたりと存在感がアピールされている。いずれにしても2人とも曲自体には極端な編集は加えていない。歌だけ残してトラックを別のものにしてしまうとか、歌ごと加工してしまうとか、同じところをやたら擦りまくるとかそういった過度な加工は施さない絶妙な仕上がり。大黒摩季はB社離脱後は元々B-Gram設立前に提携していたEMIに移籍、エイベックスへは相川七瀬の作詞に参加した程度でほとんど関与しなかったが、それでもエイベックスのDJ KOOがビーイングのCDでリミックスを手掛けたというのはけっこう歴史的な出来事のような気がする。

残り5曲のうち3曲のリミックスに参加しているYOHEY TSUKASAKIは近年のメインアレンジャー塚崎陽平(Yohey)だがここでは本編のアレンジャーとは少し違うトラックメイカー、リミキサーとしての手腕を発揮しているような感じではあるが…。どうもこの人がメインアレンジャーになってからパッとしない…のか曲自体がパッとしないのかは微妙なところでもあり、何とも言えない感じ。「ら・ら・ら」はリミックスというよりもオルケスタ・デ・ラ・ルスと共演した別バージョンっぽい趣きでもある。どれも歌をメインにしているものの、リミックスに興味が無ければまあそれまで…聞きやすくはあるけど…といったところか。

Best Sellers
ベスト盤だがタイトルがベストなセラーズになっているようにこの曲順は完全にO社売上上位から並べたもの。「Harlem Night」までの13曲は文字通りの売上トップ13そのまま14位に当たる「アンバランス」を飛ばして15位の「空」を収録、16位「ゲンキダシテ」、17位「ネッ!〜女、情熱〜」を飛ばして18位「Anything Goes!」を収録するなど終盤は調整した模様。また『Greatest Hits 1991-2016〜All Singles +〜』とは全曲重複ながらも同ベストでは宮本茂男、今作は島田勝弘にマスタリングエンジニアが変わっているので一応6年前と異なるエンジニアによるリマスターという事になる。

圧巻のヒット曲、名曲集。本音はっちゃけた姉御肌気質なところや気合の入った作風など大雑把に大黒摩季らしいと感じる部分って今も変わっていないんだけど1曲1曲の強度がやはりこの頃は違う。かつて長戸が曲を書き換えた事をライナーで暴露された事があったが、良くも悪くもプロデュースが行き届いていたのは確かだったのかもしれないと改めて思った。当時の固定アレンジャーでB社を抜けるところまで行動を共にした葉山たけしと30周年でも全く関わっていないのは気になるところ。

Music Video
メニュー画面無しの自動再生仕様。「Sing」「東京 Only Peace」は今作収録曲で「WE ARE THE LOVE〜dedicated to J & L〜」は前作収録曲。「Sing」はステージでピアノ1本で熱唱する曲そのままのシンプルながら熱い内容。「東京 Only Peace」はこのような募集を行って制作されたため一般人の投稿映像も含まれたゴチャゴチャとした派手な内容。本来東京オリンピックに合わせて世界に日本の魅力を発信しようみたいな盛り上がりに一役買う曲になるはずが現実はオリンピックは無観客となり、実際に来てもらって日本を世界にアピールする事は出来なかった事を思うと少し虚しい。「WE ARE THE LOVE〜dedicated to J & L〜」は盛大な結婚式のような内容になっているが相手が男性同士。これは曲自体が前作の写真も手掛けたLeslie KeeとパートナーJoshua Ogg(J&Lとは2人の事)の同性婚を祝って作られたため、MVもそのままの内容になっている。前作封入のシリアルコードでここのMVが視聴できるようになっていたが、改めてちゃんと映像作品として残しておきたいという事なのだろう。

「Maki Ohguro 90's Archive Collection」と題された残りの3曲は90年代当時の素材映像を新たに編集して曲を乗せてMVっぽく仕立てたもの。「夏が来る」は原曲ではなく『Re-mixes』に収録しているリミックスバージョンで収録。「Tender Rain」は歌詞テロップを被せる編集も施されているものの、元々がその曲用に撮られた映像でもなんでもないため、歌唱シーンは無い。ただ「Tender Rain」の歌詞で電話のくだりが出てくると電話を持っているカットをすかさず引っ張り出してくるなど一応適当に素材を垂れ流すのではなくある程度は曲の流れに沿うような編集は施されているようだ。今回は90年代ビーイングあるあるな"スタジオで何か作業している様子"ではなく、3曲とも海外ロケ映像で海辺やプールを中心に開放的な夏の空気に満ちている。恐らくはアルバムの写真撮影などのメイキング素材と思われるが、何のためにこんなに映像収録していたのだろうか。

DVDは正直1回見ればいいかというような内容で、3CDのみ仕様があればそっちを選んでいたと思う。BIG盤の6曲もこの後に余裕で収録可能であり、BIG盤がDVD付、STANDARD盤がCDのみの方が売りやすかったと思うんだけど、今作でのDVDの扱いはかなり謎。それこそ『New Songs』だけで良かったし、1CD、2CD(ベスト付)、3CD+DVDの3種上位互換が1番選択しやすかったのになぁ…。たたでさえ長いのになんでもかんでも詰め込み過ぎてますますしんどくなってしまう1作だった。

30周年記念アルバム『BACK BEATs #30th Anniversary〜SPARKLE〜』 BIG盤 [3CD+2DVD] [初回限定生産]

30周年記念アルバム『BACK BEATs #30th Anniversary〜SPARKLE〜』 STANDARD盤 [3CD+1DVD] 

印象度★★★☆☆

2023.1.22更新

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