Shadows of Dreams
No | タイトル | 原曲作詞 | 作曲 | 編曲 | 提供アーティスト・原曲備考 |
1 | Love,Day After Tomorrow | 倉木麻衣 | Aika | Aika&Aki“Heat!”Tokunaga | 倉木麻衣 1stシングル |
2 | This is your life | 倉木麻衣 | Aika | Aika,Aki“Heat!”Tokunaga& Perry Geyer |
倉木麻衣 3rdシングルC/W |
3 | Shadows of Dreams | 秋本瑞月& Deron Reynolds |
Aika | Aika&Aki“Heat!”Tokunaga | sweet velvet 1stシングル『I JUST FEEL SO LOVE AGAIN〜君がいるだけで〜』 |
4 | always | 倉木麻衣 | Aika | Aika&St.Koba | 倉木麻衣 9thシングル |
5 | happy days | 倉木麻衣 | Aika | Aika&Aki“Heat!”Tokunaga | 倉木麻衣 1stアルバム『delicious way』収録曲 |
6 | Secret of my heart | 倉木麻衣 | Aika | Aika&Gomi | 倉木麻衣 3rdシングル |
7 | Delicious Way | 倉木麻衣 | Aika | Aika&Aki“Heat!”Tokunaga | 倉木麻衣 1stアルバム『delicious way』収録曲 |
8 | Blue Umbrella | AZUKI 七 | Aika | Aika&KnocK-ouT 70 | FIELD OF VIEW 12thシングル『青い傘で』 |
9 | I'm crazy for you | 愛内里菜 | Aika | Aika&Gomi | 愛内里菜 2ndシングル『It's crazy for you』 |
10 | Land of Sunshine | Being Staff, AZUKI 七& 大黒摩季 |
Aika | Aika&Aki“Heat!”Tokunaga | 大黒摩季 19thシングル『太陽の国へ行こうよ すぐに〜空飛ぶ夢に乗って〜』 |
11 | Stay by my side | 倉木麻衣 | Aika | Aika&Gomi | 倉木麻衣 2ndシングル |
日本盤のみボーナストラック | |||||
12 | Fair Play | 秋本瑞月& Deron Reynolds |
Aika | Aika&big-O | sweet velvet インディーズミニアルバム『SWEET VELVET』収録曲『Fairplay』 |
13 | fall apart again | 坂井泉水 | Aika | Aika and da-ja | 3期WANDS 14thシングル |
全英訳詞:Deron Reynolds
Vocal Arranged by Aika
リリースデータ
2002年1月17日 | 初登場15位 | 売上4.3万枚 | Produced by KANONJI ROCKAKU | GIZA USA |
大野愛果1stセルフカバーアルバム。織田哲郎や栗林誠一郎が去った後に登場し、一気にビーイングの主砲作家となった大野愛果の歌手デビュー作。提供してきた楽曲を全て英語詞で歌っている。元々早い時期に歌手デビューさせる予定もあったと言われているが作家として重宝され多忙を極めたためなかなか実現していなかったとされている。デモテープの出来がスタッフの間で非常に評判が良く、そのデモを生かした方向性というスタンスで制作されている。スタジオでのボーカルレコーディングも試したものの、デモの方が良かったため最終的にボーカルは全て自宅で録音したものを採用している。日米同時発売となり、GIZAがアメリカ進出用に立ち上げたGIZA USAレーベルからの発売となっている。そのため洋楽のような扱いになっており、日本語の詳しい解説ライナーが付属し、ラスト2曲は日本盤のみのボーナストラックとされている。しかしGIZA USAレーベルは全く軌道に乗らず、日本で発売されたのは今作のみ(次回作は普通にGIZA studioからリリース)。06年にレーベル自体が消滅している。なおクレジット表記がいつもと違っており、Aika=大野愛果、Aki“Heat!”Tokunaga=徳永暁人、St.Koba=小林哲、KnocK-ouT 70=大島こうすけ、big-O=大賀好修、da-ja=池田大介となる。
全英語詞で洋楽を意識しているので当時の倉木麻衣と比べても分かりやすさに欠けており、同じ曲でもかなりキャッチーさが薄れた暗い作風になっている。特にGomiはDJでありZARD『時間の翼』でもリミックスを担当していた典型的なリミキサーなのでリミックスに近いような曲もある。正直かなり聞きにくい作品であり、もう少し違う方向でやれなかったものかと思う。何より気になるのは倉木麻衣の作品ばかりが選ばれている事である。実際に倉木への提供曲は多かったとはいえあまりに傾き過ぎである。しかも大野愛果のウィスパー系のボーカルスタイルは倉木麻衣そっくりなので、よりクールな歌い方で倉木麻衣が英語でセルフカバーしているだけにも思えてきてしまう。結局のところ倉木麻衣とあまりに被ってしまうから歌手活動をあまりさせない方向にした、ということなんじゃないかと思えてくるほどである。
印象度★★★☆☆