orcd
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | ヤーヤーヤー | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 2nd配信&レンタル限定シングル、iTunes Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』収録曲 |
2 | giga palooza | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | iTunes Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』収録曲 |
3 | ウトゥルサヌ | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 1st配信&レンタル限定シングル |
4 | 月花雷符 | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
5 | 今夜はtonight | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | iTunes Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』収録曲 |
6 | 今すぐMy way | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | iTunes Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』収録曲 |
7 | 風灯らす | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | iTunes Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』収録曲 |
8 | 恋のメリーゴーランド〜世界滅亡 ver.〜 | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 2nd配信&レンタル限定シングルC/W、iTunes
Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』収録曲 歌詞が異なる別バージョン |
9 | 2ヵ月ぶりのHoliday | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 1st配信&レンタル限定シングルC/W(ペチュニアロックス
Remix) 先にリミックスを発表していて、オリジナルバージョン初収録 |
10 | さくら | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
11 | Insane | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
12 | Five Mic | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 1st配信&レンタル限定シングルC/W |
リリースデータ
2010年10月20日 | 初登場9位 | 売上1.6万枚 | SUPER ECHO LABEL |
メンバー
VOX | YAMATO |
VOX | HIROKI |
VOX | RYO |
PROGRAMMING,OTHER INSTRUMENTS,CHO,PERCUSSION,BASS,DRUMS,G | NAOTO |
BASS | YOH |
ORANGE RANGE7thアルバム。1年3ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。7月に『ALL the SINGLES』を置き土産にソニーを離れ、自主レーベルSUPER ECHO LABELを設立。『ALL the SINGLES』から2週間後にはSUPER ECHO LABELレーベル第1弾としてシングル『ウトゥルサヌ』を配信&レンタル限定CDとしてリリース。今作発売を告知した上で9月には先行シングルとして第2弾配信&レンタル限定CD『ヤーヤーヤー』及びiTunes Store,music.jp限定先行配信ミニアルバム『ordl』を発売した。これら一連の先行リリースのうち「恋のメリーゴーランド」のオリジナルバージョン、「ウトゥルサヌ -SONPUB remix-」は未収録となった。また先行リリースされずに今作が初収録となった曲は3曲のみとなったが、シングル2作はCDながらレンタル限定で販売は無く、それ以外は配信限定だったため、全曲CDでの販売は初となっている。初回盤は「ウトゥルサヌ」「ヤーヤーヤー」「Insane」「ウトゥルサヌ -SONPUB remix-」のMVを収録したDVD付。ヒット曲が無く、露出も減ったため、ギリギリトップ10入りする程度まで売上は激減した。
自主レーベルを設立してより自由な活動を再スタートさせたが、シングルを普通に出さずに配信を軸にしてレンタル限定で済ませてしまった。これにより実質的にヒットチャート入りを拒否する形となったため、ただでさえ下がっていた人気はさらに下がり、これ以降のORANGE
RANGEは文字通り全く耳にしていない、知らないというリスナーも多かったと思う。個人的にもなんかレンタル限定で出しているのは把握していたが、今作が思った以上に下がったのでインディーズでのし上がったならまだしもメジャー→インディーズで露出が減るとこうなるのか…と思ったのだけ記憶している。結果的には完全にインディーズ扱いなの今作限りだったけどな!
シングルになった2曲もヒット曲を書けというレコード会社からのプレッシャーが無くなったせいか自由であり、正直ヒット曲っぽさは無くなってしまった。アルバムでも全体に自由にやっている感じだが、今作に関してはメジャー末期には激減していたロック調の楽曲が比較的多い。自由になったのでもっととっちらかるかと思いきや、楽しくやりつつも割と締まったアルバムになっていると思う。前作でもその傾向は見られたが、今作でも曲数を詰め込まず、また曲も短いものが多いためなんと41分程度。売れていた頃はほぼフル収録状態だったので、今作はかなりあっという間に駆け抜けて終わる様な印象もある。個人的には今までのアルバムは曲数の多さとそれに伴う長さにげんなりすることが多かったので、今作は非常に聞きやすかった。ヒット曲だとか名曲だとかそういうものも全く意識しなくなってしまったのでこれぞという印象的な曲も特になかったけど、トータルではORANGE RANGEらしいと思える楽しい1枚。インディーズに行ってまでやりたかった自由さは確かに感じられる。
印象度★★★☆☆
2017.10.11更新