world world world
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | the map | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
2 | FACTORY | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
3 | KIMAGURE 23 | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
4 | おしゃれ番長 feat.ソイソース | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 20thシングル 最高5位 売上5.0万枚 |
5 | White Blood Ball Red Blood Ball〜Dub Mix〜 | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
6 | Son of the Sun | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
7 | ジャポネーゼ | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
8 | space girl feat.ペチュニアロックス | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
9 | 瞳の先に | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | 21stシングル 最高6位 売上2.3万枚 |
10 | HIBISCUS | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
11 | 鬼ゴロシ | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
12 | IKAROS | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE | |
13 | Fin | ORANGE RANGE | ORANGE RANGE |
リリースデータ
2009年8月5日 | 初登場4位 | 売上4.4万枚 | gr8!records(ソニー) |
メンバー
シングル1打及ばず。 | YAMATO |
VOX | HIROKI |
VOX | RYO |
Programming,Other Instruments,cho,percussion,bass,dr,g | NAOTO |
BASS | YOH |
ORANGE RANGE6thアルバム。『裏 SHOPPING』から8ヵ月、前作『PANIC FANCY』から1年1ヵ月ぶり。前作以降の2シングルを収録。今作にはプロデューサーとして今まで表記されていたシライシ紗トリの名前が無い(プロデュース表記そのものが無い)が、単なる記載漏れのようでシライシ紗トリの公式サイトでは今作もプロデュース作品に含まれている。初回盤はシングル2作、「鬼ゴロシ -LIVE ver.-」のMVと「瞳の先に」のメイキング映像を収録したDVD付。実質的に『裏 SHOPPING』初回盤DVDのPV集の続きとなり、翌年の『ALL the SINGLES』初回盤DVDは『裏 SHOPPING』初回盤DVD+今作初回盤DVDの3曲という構成になっている。
オリジナルアルバムではここまで1位か2位のみだったが、今作では4位となった。『裏 SHOPPING』はかろうじて上回るもそれ以外の売上を下回った。しかし今作以降に今作を越えた作品は無い。結果的に今作がソニーでの最後の新作となり、翌2010年7月に『ALL the SINGLES』をリリースしてソニーから離脱した。今作リリース後、ツアーを翌年まで行い、年明けに単発でのライブやイベント出演も行っていたが移籍に伴ってか新作リリースは1年以上途絶えた。
今作ではサポートメンバーが少なくなっていて、ドラムも7曲、ストリングスが1曲という表記のみ。NAOTOがついにベースとドラムまでクレジットされ、1人で基本バンド演奏を完結できるような状態になっているし。全体には打ち込みポップ色が強く、自由でヘンテコな楽曲が延々並んでいる。締めるところはロックバンドサウンドでガツンと締めているのと、初めて15曲を割り込み、さらに初めて1時間に届かない収録時間になった事で長さを感じる事が無くなったのは個人的には良かった。つかみどころのない作風てんこ盛りという基本姿勢だと個人的にこのくらいが限度だと思う。強い曲は無いけど、ここまでのオリジナルアルバムで1番ちゃんと聞きとおせたアルバムにはなった。
シングル含めてこれぞという曲は無く、落ち着いてきてしまったところは否めないが終盤に配置された「IKAROS」はストレートに明るいロックナンバーで一際印象に残る。この後に「Fin.」と続いて、ソニー時代が終わるのでもしかしてファンへの何らかのメッセージだった可能性もある。そこまで考えてなかった可能性も高いが、今作終盤の流れは結果的に最後になったというよりは最初から1度終わらせるつもりだったような吹っ切れた感じがある。
印象度★★★☆☆
2017.10.3更新