5-1…非現実…
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | インディアンの丘で | KAZUYA | KAZUYA | OTOKOGUMI&ATSUSHI | |
2 | 終わらない魂 | KAZUYA | OTOKOGUMI | OTOKOGUMI&ATSUSHI&HIRAPON | |
3 | あの娘は言う | KENICHI | KENICHI | KENICHI&HIS UNIT | |
4 | 姿なき人気者 | KAZUYA | KAZUYA | OTOKOGUMI | |
5 | やってるね | SHOJI | SHOJI | OTOKOGUMI&ATSUSHI | 7thシングルC/W |
6 | ふたりきりのWEDDING | KOYO | KOYO | OTOKOGUMI&ATSUSHI | |
7 | 天国の週末 | ODAKE | SHOJI | OTOKOGUMI&ATSUSHI | |
8 | みはり | シメ中島 | 大矢正浩 | OTOKOGUMI&ATSUSHI&HIRAPON | |
9 | 無題 | KENICHI | KENICHI | OTOKOGUMI&ATSUSHI | |
10 | DOTOHのカスパー善でありたい 原作:PETER HANDKE/訳:龍田八百/「KASPAR」より引用 |
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11 | HAPPY THOUGHTS | ODAKE | SHOJI | OTOKOGUMI&ATSUSHI | |
12 | 眠りにつく前に | KENICHI | KENICHI | OTOKOGUMI&ATSUSHI | 7thシングル 最高24位 売上4.1万枚 |
リリースデータ
1992年6月21日 | 初登場9位 | 売上5.8万枚 | Producer:HIROMASA KAKIZAKI | BMGビクター |
メンバー
Guitar,Vocal,Chorus | 成田昭次 |
Keyboards,Vocal,Chorus | 前田耕陽 |
AC.Guitar,Bass,Blues Harp,Vocal,Chorus | 高橋一也 |
Guitar,Vocal,Chorus | 岡本健一 |
Keyboards | 田中厚 |
Drums | 平山牧伸 |
男闘呼組5thアルバム。前作から1年4ヶ月ぶり。前作以降1年4ヶ月新作リリースが無かったが、今作より5-1、5-2、5-3と題した3ヶ月連続のアルバム発売を決行。それぞれのアルバムに先行シングルとしてシングルも3ヶ月連続で発売され、今作の先行シングルである「眠りにつく前に」は6月2日に発売された。しかし1年以上のブランクの間にファン離れが加速してしまったのかシングルはいきなりトップ20落ちしてしまい、今作もギリギリのトップ10入りまで低迷した。3ヶ月連続の1作目にして今作がアルバムでも最後のトップ10入りとなった。
今作より作詞作曲のメンバー表記が4人全員名前の英字表記となり、編曲の男闘呼組もOTOKOGUMI表記となった。サポートメンバーは田中厚は続投、ドラムは平山牧伸へと交代した。固定のサポートバンドメンバーとしてクレジットされているのはこの2人だが今作ではこの2人の表記は少し小さくなり、さらにAdditional Musician枠で複数のミュージシャンのギターやドラムの演奏が表記されている。
前作よりさらに独自の路線を歩み始め、初期のようなアッパーな曲ばかりでなくゆったりと聞かせる曲が増えてきた。特に高橋一也、成田昭次はより自分の音楽性を追求し始めた感じがあるが、前田耕陽と岡本健一はそこまででもなくこの2人の曲になると少し毛色が変わるような…。まあ4人それぞれ曲も書けてボーカルも取れるのでよりそれぞれの個性が際立ってきたというところでもあるんだろうけど、これぞというリード曲もない印象。終盤舞台音楽と台詞が展開する「DOTOHのカスパー善でありたい」が突如始まるのもなんだか良く分からず、とっつきにくさも強くなってきただけにここで一気にファン離れが加速したのも分からなくもない…。逆にここからが本領発揮だとか真髄だというところもあるのかも。
印象度★★★☆☆
2020.5.13更新