HIT COLLECTION

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 DAYBREAK 大津あきら MARK DAVIS 松下誠・MARK DAVIS 1stシングル 最高1位 売上69.3万枚
2 大津あきら MARK DAVIS MARK DAVIS 2ndシングル 最高1位 売上42.5万枚
3 TIME ZONE 大津あきら MARK DAVIS MARK DAVIS 3rdシングル 最高1位 売上35.4万枚
4 CROSS TO YOU 平井森太郎 MARK DAVIS MARK DAVIS 4thシングル 最高1位 売上23.0万枚
5 DON'T SLEEP 大津あきら MARK DAVIS MARK DAVIS 5thシングル 最高2位 売上16.8万枚
6 ROLLIN' IN THE DARK 大津あきら 男闘呼組 戸塚修 1stアルバム『男闘呼組』収録曲
7 ANGEL 高橋一也 高橋一也&SHOJI 男闘呼組&ATSUSHI 6thシングル 最高2位 売上11.5万枚
8 眠りにつく前に KENICHI KENICHI OTOKOGUMI&ATSUSHI 7thシングル 最高24位 売上4.1万枚
9 THURSDAY MORNING KAZUYA KAZUYA OTOKOGUMI&ATSUSHI 8thシングル 最高25位 売上3.1万枚
10 THE FRONT MASATO ODAKE SHOJI OTOKOGUMI&ATSUSHI 9thシングル 最高35位 売上2.3万枚
11 TOKYOプラスチック少年 高橋一也 高橋一也 男闘呼組&ゲーリー・チョビ 10thシングル(カット) 最高68位 売上0.5万枚
初出はオムニバス盤『TOKYO〜都制50周年記念アルバム〜』収録曲 
12 OVERTURE
〜ルート・17
-
〜大津あきら
MARK DAVIS
〜高槻真裕
MARK DAVIS
〜戸塚修
「Overture」はInstrumental メドレー
1stアルバム『男闘呼組』収録曲
13 ロックよ静かに流れよ〜Crossin' Heart〜 大津あきら MARK DAVIS MARK DAVIS 1stシングルTYPE2のみC/W
14 第二章 追憶の挽歌 安藤芳彦 MARK DAVIS MARK DAVIS 1stシングルTYPE1のみC/W
15 Stand Out 大津あきら MARK DAVIS MARK DAVIS 1stシングルTYPE4のみC/W
16 Midnight Train 安藤芳彦 熊谷安廣 戸塚修 1stシングルTYPE3のみC/W

リリースデータ

1999年11月20日 100位圏外 BMGビクター

メンバー

Vocal,Guitar 成田昭次
Vocal,Keyboard 前田耕陽
Vocal,Bass 高橋一也
Vocal,Guitar 岡本健一

男闘呼組3rdベストアルバム。94年の『NEW BEST』以来5年ぶりのベストアルバム。『NEW BEST』同様に今回もBMGの企画べスト『ヒット・コレクション』シリーズの一環として浅野ゆう子、内山田洋とクールファイブ、シモンズ、藤圭子、ペドロ&カプリシャス、レイジーと同時発売。今回もシリーズ全作が100位圏外となった。今作では活動全期が収録範囲となっていて、全10枚のシングル1曲目が網羅された。ただし4th両A面曲「ROCKIN' MY SOUL」は未収録。「秋」「TOKYOプラスチック少年」がアルバム初収録。ブックレットには全体解説、1曲ごとの解説が記載されている。リマスタリングは野田浩司が担当。現時点で今作がCDとしては最終作品。以後03年に映像作品3作がDVD化されたのが最後となった。現在は全作品廃盤となっている。

両A面1曲が外れてしまったものの、10枚のシングル1曲目がリリース順に網羅され、ここまで未収録のまま放置されていた「秋」「TOKYOプラスチック少年」がようやう初収録を果たした決定盤シングルコレクション。ハードロックを軸にしたジャニーズらしからぬ硬派な楽曲が並んでいて一貫して不良っぽいカッコよさが前面に出ている。ポップな側面やメロディアスな部分はほとんどないのでとっつきにくい部分もあり、一直線に売れなくなっていってしまったのも改めて聞くと正直分からなくもない。もう少しシングル表題曲は割り切って馴染みやすい曲をやっても良かったのではないかとも思うが、逆に言えば各オリジナルアルバムでもシングルだけ突出しているわけではないので、今作を気に入ったならオリジナルアルバムも全部行けると思う。まずカッコよく思えるかどうかという点がポイントにはなってくるとは思うが、個人的には1曲1曲で印象に残ってくるまでは行かず、ジャニーズでここまで自我を通して駆け抜けていった活動方針は素直にカッコいいものの、もう少し柔軟だったりヒットチャートに意識を向けても良かったようには思う。またシングルコレクション的な今作はどれか1作といえば最適な1作ではあるが、あくまでシングルコレクションであり、例えば高橋の独特の歌詞世界なんかはシングルではそこまで強く出てなくてオリジナルアルバムの方がインパクトのあるものが多かった。7枚のオリジナルアルバムとはまた別の1作といった印象でもある。

解散後は個々にメンバーが男闘呼組時代を振り返る機会は稀にあってもメンバー同士の交流はほぼ公になっていなかったが、2020年以降は4人揃う事は無いものの目に見える形での元メンバーの動きが相次いだ。前田のYouTubeチャンネルで単独セルフカバーを行ったり、高橋がゲスト出演して2人でセルフカバーを行い、成田・岡本からのコメントを紹介するなど2020年現在4人全員交流があることが明かされている。また成田は09年に大麻逮捕されて以降ソロ活動を休止して消息不明となっていたが、2020年にLittle Black Dressのライブにゲストとして出演して音楽活動を再開。こちらもまたセルフカバーを行った。

B00005EHKH 

印象度★★★☆☆

2020.7.23更新

戻る