I'm Waiting 4 You
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | JODY | 高橋一也 | 高橋一也 | 男闘呼組&ATSUSHI | |
2 | OKEY,DOKEY DANGEROUS BOYS | 高橋一也 | 高橋一也 | 男闘呼組&ATSUSHI | |
3 | LOVE BLUE | SHOJI&ODAKE | SHOJI | 男闘呼組&ATSUSHI | |
4 | SO BEAUTIFUL | 高橋一也 | 高橋一也 | 男闘呼組&ATSUSHI | |
5 | PARTY | 高橋一也 | 高橋一也&SHOJI | 男闘呼組&ATSUSHI | |
6 | ANGEL | 高橋一也 | 高橋一也&SHOJI | 男闘呼組&ATSUSHI | 6thシングル 最高2位 売上11.5万枚 |
7 | ROSALINA | 高橋一也 | 高橋一也 | 男闘呼組&ATSUSHI | |
8 | REMEMBER | 前田耕陽 | 前田耕陽 | 男闘呼組&ATSUSHI | |
9 | TEARS | SHOJI&ODAKE | SHOJI | 男闘呼組&ATSUSHI | 6thシングルC/W |
10 | LEAVE ME ALONE | SHOJI&ODAKE | SHOJI | 男闘呼組&ATSUSHI | |
11 | 無気力の精神力 | 岡本健一 | 岡本健一 | 男闘呼組&ATSUSHI | |
12 | SO LONG | SHOJI&ODAKE | SHOJI | 男闘呼組&ATSUSHI |
リリースデータ
1991年2月21日 | 初登場3位 | 売上8.6万枚 | Producer:HIROMASA KAKIZAKI | BMGビクター |
メンバー
Guitar,Vocal | 成田昭次 |
Keyboards,Vocal | 前田耕陽 |
Bass,Vocal,Blues Harp | 高橋一也 |
Guitar,Vocal | 岡本健一 |
Keyboards | 田中厚 |
Drums | 江口信夫 |
男闘呼組4thアルバム。前作より11ヵ月ぶり。前作を3月にリリース後90年は新作リリースは無く、91年1月にシングル「ANGEL」が発売され、C/W含めて2曲とも収録された。このシングルより自作体制へ移行、今作では全曲をメンバーが自作(成田昭次のみSHOJI名義)、編曲もサポートキーボードの田中厚(ATSUSHI)との共同名義となった。また固定のサポートメンバーとして田中厚、江口信夫の2人もメンバークレジットの直下に記載されている。シングル「ANGEL」は2位を記録したもののシングルでのトップ10入りどころかトップ20入りもこれが最後となった。
今作のタイトルは「I'm Waiting 4 You」で普通にアイムウェイティングフォーユーと読むと誰もが思うところだが、今作のスリーブケースには唯一カタカナ読みの表記がされていて「アイム ワイティング フゥオゥユウ」と書かれている。ウェイティングではなくワイティング、フォーユーではなくフゥオゥユウという事らしい。
プロデューサーはそのままだが今作で一気に自作へと振り切った。ハードロック的な作風がガラッと変わったわけではないがこの辺りから一気に人気が低迷する事となり、ジャニーズ的にはこの結果がTOKIOなど続く後輩がいくら自作能力があってもいつまでも自作メインになかなかさせない方針に繋がったのか…?と後追いではなんとなく思ってしまう。それくらいここで一気に自作というのは革命的だったと思う。独特のセンスの良さを前作まででも見せていた高橋一也がやはり自作をリードしているのも自然な流れだと思う。まあ前作までで見せていたようなカッコつけてるんだけど少し笑ってしまうような面白いセンスは鳴りを潜めて普通にかっこつけている感じの曲ばかりになってしまったので、全体に普通にかっこつけたロックアルバムという印象にはなってしまうが…。アッパーな曲ばかりでなくバラードという一面でも良さを発揮し始めているのは後のバラードベスト発売にも繋がっていく部分だろうか。全曲サビで必ず英語詞をぶち込んでくるというのは象徴的だけど、当時のメンバーなりのカッコいいロックバンド像を全力でサポートの手も借りつつもほぼメンバーの手だけで作り上げたというところに今作の良さはあるのかなと思った(タイトルのこだわりの(?)カタカタ読みも含めて)。
印象度★★★☆☆
2020.4.24更新