参
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | BREAK THE LAW | 成田昭次 | MARK DAVIS | MARK DAVIS | |
2 | 自分勝手 | 高橋一也 | 成田昭次,高橋一也 | 男闘呼組・MARK DAVIS | |
3 | 狂おしく むなしく | 岡本健一 | MARK DAVIS | MARK DAVIS | |
4 | DON'T SLEEP | 大津あきら | MARK DAVIS | MARK DAVIS | 5thシングル 最高2位 売上16.8万枚 |
5 | STAY WITH ME | JIM STEELE | SAMUEL MOORE | SAMUEL MOORE・男闘呼組 | |
6 | OVER THE RAIN | 大津あきら | MARK DAVIS | MARK DAVIS | |
7 | BACK IN THE CITY | 高橋一也 | 成田昭次 | 男闘呼組・MARK DAVIS | |
8 | NEVER SAY GOODBYE | 松井五郎 | MARK DAVIS | MARK DAVIS | |
9 | CROSS TO YOU-雨- | 平井森太郎 | MARK DAVIS | MARK DAVIS | 4thシングル「CROSS TO YOU」のリメイク |
10 | THE REAL | 安藤芳彦 | MARK DAVIS | MARK DAVIS | |
11 | REIKO | 高橋一也 | 高橋一也 | 男闘呼組・MARK DAVIS | |
12 | 雨に抱かれて | 高橋一也 | MARK DAVIS | MARK DAVIS |
リリースデータ
1990年3月28日 | 初登場1位 | 売上11.9万枚 | Producer:HIROMASA KAKIZAKI | BMGビクター |
メンバー
Guitar,Vocal | 成田昭次 |
Keyboards,Vocal | 前田耕陽 |
Bass,Vocal,Blues Harp | 高橋一也 |
Guitar,Vocal | 岡本健一 |
男闘呼組3rdアルバム。前作から9ヵ月ぶり。前2作ではシングルを一切収録しなかったが、前作以降のシングルのうち4th「CROSS TO YOU」は「CROSS TO YOU-雨-」に歌詞変更バラードリメイクされて収録、4th両A面の「ROCKIN' MY SOUL」は未収録、「DON'T SLEEP」が5thにして初めて普通にアルバム収録されたシングル曲となった。シングルでの1位は4thシングルまでの4作連続で途切れこれが最後となった。またアルバムでは今作が唯一の1位獲得となったが、売上自体は前作から半減している。
前作に続いてMARK DAVISを中心としてメンバー曲も数曲という構成だが、次回作以降は一気に自作中心となるため、初期からの制作スタイルは今作で終了となり、これだけ全面的に関わっていたMARK DAVISも今作で最後となった。前作からほとんど変化は無く、イキがりまくりの若者のハードロック路線をゴーイングマイウェイで突き進んでいく作風。カッコいいというよりカッコつけてんなぁという印象が後追いだと増してくる。
「BREAK THE LAW」での成田昭次の"ちゃんちゃらおかしい"をサビ締めに持ってくるセンスもナイスだけど、高橋和也の作詞センスは引き続きキレまくっていて、尖りまくりの若者口調みたいな作風はたぶん当時の本人にしてみれば至って真面目なんだろうけど、今になってみると時代性の強さも含めて何だか微笑ましい部分がある。「BACK IN THE CITY」なんかはタイトルは他の曲と同様の英語タイトルだがいざ聞いてみればサビで連呼するしているのは「馬鹿にして」であり、反抗心全開な不良少年の歌でタイトルは空耳というキレキレっぷり。そして「REIKO」に至ってはもう隠す気などちゃんちゃらないような「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のパロディ。本人にとっては小学1年生くらいの頃にヒットしていた幼少期の記憶があったものと思われるが、パロディで曲にしてしまったのがなかなか凄い。
印象度★★★☆☆
2020.1.3更新