HEARTS
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ヒロイン | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
2 | by the sea | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
3 | will | 小澤正澄 | 小澤正澄 | Instrument | |
4 | キズナ | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 11thシングル 最高34位 売上1.4万枚 |
5 | HEARTS | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
6 | TWO OF HEARTS | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 10thシングル 最高30位 売上2.2万枚 |
7 | コントロール〜'98 MIX〜 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 9thシングル『CONFIDENCE』C/W |
8 | 扉 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
9 | 心の鍵〜HEARTS MIX〜 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 11thシングルC/W |
10 | STARLIGHT | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
11 | a short lived love | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 10thシングルC/W |
リリースデータ
1998年9月30日 | 初登場9位 | 売上6.5万枚 | Produced by BMF Sound Produced by 小澤正澄 |
日本コロムビア(Beat reC) |
メンバー
Voice | 水原由貴 |
All Guitars,Keyboards&Computer Programming | 小澤正澄 |
PAMELAH4thアルバム。ベストから9ヶ月、オリジナルとしては1年半ぶり。ベスト盤以降の2シングルとC/W3曲を収録。ベストに収録された「いとしいキミ」「CONFIDENCE」はオリジナルアルバムには未収録となったがC/Wの「コントロール」はリミックスされて収録された。98年になってビーイングは日本コロムビアに専用レーベルBeat reCを作りFIELD OF VIEW、BAADを移籍させ、BMGにはBERGレーベルを作ってDEENらを移籍させた。元々日本コロムビアのB-CレーベルだったPAMELAHもこのレーベル内に移動した。シングル売上は「いとしいキミ」「CONFIDENCE」の時点で急落して「TWO OF HEARTS」「キズナ」では踏みとどまっていたが、今作はベスト盤での最高ヒットから一転してかろうじてトップ10入りは果たしたものの20万前後を叩き出していた前4作から一気に暴落した。今作が最後のトップ10入り。初回盤はスリーブケース入り、マウスパッド付属。
ベストで1つの区切りをつけたのか、シングルでもやや気配は見せていたものの、実験的な作風となり、PAMELAH作品中最も異色のアルバムとなった。初のインスト曲「will」、表題曲「HEARTS」も4行しか詞がない実質インスト状態だったり今までに無い試みがされているほか、これまでにないガシャガシャとした機械音が響き渡っており非常に実験的なサウンドが展開されている。ミックス変更された「コントロール〜'98 MIX〜」「心の鍵〜HEARTS MIX〜」も原曲よりもいじり倒したような複雑な実験サウンドに変貌しており、全体にけっこう変わってしまったなという印象。良くも悪くも画一的なところもあったこれまでは3rdで少し新しい事をやろうとしても全体の印象が大きく変わる事は無かったが、今作は本当に振り切って今までのイメージを変えていこうとした感じ。
王道の90年代ダンスミュージックなPAMELAHに少し飽きた時に聞くとかなり新鮮で面白いアルバムではあるが、いきなり今作だけ聞くとかそういうアルバムではなくある程度他の作品を聞いてから進むべき1作だと思う。
印象度★★★★☆