ism
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | この両肩を抱きしめて | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
2 | DISTANCE | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
3 | 許されない恋 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 13thシングル 最高49位 売上0.7万枚 |
4 | COROMOTION | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
5 | 傷跡 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
6 | ism | 小澤正澄 | 小澤正澄 | Instrumental | |
7 | 記憶 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 12thシングル 最高50位 売上0.9万枚 |
8 | individualism | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 14thシングル 最高50位 売上0.6万枚 |
9 | ダーリン | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | |
10 | 魅惑の扉〜ism mix〜 | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 12thシングルC/W |
11 | POLICY | 水原由貴 | 小澤正澄 | 小澤正澄 |
リリースデータ
1999年9月29日 | 初登場18位 | 売上2.8万枚 | Produced by BMF Sound Produced by 小澤正澄 |
日本コロムビア(Beat reC) |
メンバー
Voice | 水原由貴 |
All Guitars,Keyboards&Computer Programming | 小澤正澄 |
PAMELAH5thアルバム。4ヶ月連続リリースの最終作でVHS『VIDEO CLIP2』と同時発売。オリジナルアルバムとしては1年ぶり。前作以降の3シングルとC/W1曲をミックス変更で収録。初回盤はスリーブケース、水原によるイラストステッカー封入。シングル売上はついに1万割れとなり、今作ではついにトップ10落ち、暴落した前作からさらに半減した。
今作が結果的に最終作品となった。今作のブックレットにはオフィシャルファンクラブ設立決定との記載もあり、活動は続くものと思われていた。この後にFC設立を前にバックアップパーティーと称して11月に「PAMELAHOLIC」が設立された。会報は何回か出されたようで00年1月に初のマキシシングルでの新曲発売が告知されたが発売中止となった。00年3月には突如水原由貴がソロでシングル「LOVE IS PAIN」をリリース。それ以降は完全に音沙汰が無くなり、活動凍結フェードアウトとなった。03年1月の『at the BEING studio』発売時に久々の会報が発送されて正式な活動終了が告知されたと言われている。水原由貴はソロシングルを最後に完全に消息不明となり、小澤正澄はこの直後の99〜00年にかけて七緒香のサウンドプロデュースを担当したほか以降も作家としてビーイングに残留しGIZAでの曲提供、M-oz名義でのリミックス/トラックメイカーとしても活動した。00年代まではビーイングGIZA内での提供だったが、2010年代以降は外部提供も行うようになり、作編曲を手掛けた2012年のSKE48「アイシテラブル!」ではZARD「愛が見えない」以来となるシングル1位を獲得(編曲では初)している。
かなりの実験作だった前作に比べると本来の路線に戻ってきた印象。シングル曲では前作以上のトラック重視の実験曲に走ったりはしているがアルバム曲ではやや試行錯誤しているのは感じるものの極度な実験サウンドや機械的なガシャガシャは無く、比較的スッキリしたサウンドになっていて安心して聞ける。ただシングルでの実験的とはいえ意欲的な面を感じるところからするとアルバム曲においては置きに行ったというかやや無難に感じられてしまう。急速に変化する時代に適応しようとしている感じもあるがやや地味になってしまい今となってはここらで潮時だったのかとも思えてくる。ここを抜ければ新たな方向性が見えていたかもしれないが90年代ビーイング勢まで相次いで軽めのチッチキタカタカしたGIZAサウンドに染まっていく01〜03年辺りまで行くともうPAMELAHに居場所が残されていたとも思えないしなぁ…。
印象度★★★☆☆
2021.9.28修正