COSMIC EXPLORER
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Navigate | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | Instrumental | |
2 | Cosmic Explorer | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
3 | Miracle Worker | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
4 | Next Stage with YOU | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
5 | STORY | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
6 | FLASH(Album-mix) | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 先行配信シングル 初CD化 |
7 | Sweet Refrain(Album-mix) | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 19thシングル 最高3位 売上7.0万枚 |
8 | Baby Face | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
9 | TOKIMEKI LIGHTS(Album-mix) | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 22ndシングルC/W |
10 | STAR TRAIN(Album-mix) | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 22ndシングル 最高4位 売上8.1万枚 |
11 | Relax in The City | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 21stシングル 最高2位 売上7.1万枚 |
12 | Pick Me Up | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 21stシングル両A面曲 |
13 | Cling Cling(Album-mix) | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 20thシングル 最高2位 売上8.8万枚 |
14 | Hold Your Hand | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 配信シングル、20thシングルC/W |
リリースデータ
2016年4月6日 2016年8月3日(アナログ盤) |
初登場1位 | 売上19.0万枚 | Produced by 中田ヤスタカ | ユニバーサル |
メンバー
あ〜ちゃん | 西脇綾香 |
かしゆか | 樫野有香 |
のっち | 大本彩乃 |
Perfume5thアルバム。前作から2年半ぶり。間にリリースされた4シングルA面5曲全てとC/Wから2曲が収録された。このうち4曲はAlbum-mixとしてアレンジが変更されている。「FLASH」はいきなりAlbum-mixで収録されているが映画『ちはやふる』主題歌として1ヵ月前に先行配信されており、そちらがオリジナルバージョンとなる。初回盤は「FLASH」のオリジナルバージョンのCD化及びそのインストバージョンとラジオを収録した特典CD、MVやライブ映像、メイキングを収録したBlu-ray(初回盤A)、DVD(初回盤B)が付属する。初回AとBの違いは映像がBDかDVDかの違いしか無く、ジャケットも同一となっている。14年5月に前作、16年2月には徳間時代のコンピ盤含むアルバム4作がアナログ盤として発売されていたが、今作も8月にアナログ盤として発売された。
今回もシングルが溜まっていたので新曲が少なくなったが、前半を新曲で固めて後半を既出楽曲で固め、アルバムの雰囲気に合わせて基本的にAlbum-mixはどれもサウンドがオリジナルより複雑な雰囲気に変更されている。『Perfume〜Complete Best〜』はさかのぼって聞いたのでかなりポップ、『GAME』はブレイク作で代表作でもありここが起点だった事もあり新鮮という印象、『凵xは攻めてて分かりにくい、『JPN』はキラキラポップで個人的には最も好感触だった1作、『LEVEL 3』はとにかくとっつきにくい…というのがこれまでの各アルバムの印象だったが、今作は系統としては『GAME』の進化形に近い印象で、ポップ寄りにもサウンド主体で攻めすぎているわけでもないバランスの良さがかなり絶妙だと思う。ひたすら音で攻めて長尺になるようなこともなく、この曲数で58分というまとめ方も聞きやすくて好印象。表題曲「Cosmic Explorer」も電子音攻めではなく、どっしりとしたサウンドメイキングが施されていて新鮮だった。ここまでキャリアを重ねた今のPerfumeがやるからこそ非常に貫禄があって一際印象的だ。
シングル単位だとタイアップやここまで重ねたイメージの関係か新鮮さを感じにくい曲が多く、強く印象に残っていなかったんだけどアルバムの流れで聞くとどれも良かったことに気づいた。正直そろそろライトリスナーとしてはついていけないかなと思っていたけど、予想以上に聞きやすくて初めて『GAME』を聞いた頃の新鮮な感覚や『JPN』で個人的にピークを迎えたと感じていた頃の感覚を久々に感じることができた。『GAME』に続く新たな代表作だと思う。
初回盤A(2CD+Blu-ray) 初回盤B(2CD+DVD) 通常盤(1CD) アナログ盤
印象度★★★★☆
2016.6.24更新