ネビュラロマンス 前篇
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | The Light | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 2024/5/24配信シングル |
2 | ラヴ・クラウド | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 28thシングル『Moon』C/W |
3 | Cosmic Treat | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
4 | Starlight Dreams | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
5 | IMA IMA IMA | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
6 | すみっコディスコ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 2023/11/3配信シングル |
7 | Morning Cruising | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
8 | タイムカプセル | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
9 | 時空花 | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
10 | メビウス | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ |
リリースデータ
2024年9月20日(先行配信) 2024年10月30日 |
初登場5位 | 売上3.4万枚 | Produced & Mastered by 中田ヤスタカ | ユニバーサル |
メンバー
a-chan |
KASHIYUKA |
NOCCHI |
Perfume8thアルバム。前作から2年3ヵ月ぶり。前作以降のシングル3曲を収録。28thシングル「Moon」は未収録。メジャーデビュー20周年、結成25周年を記念しての前後編となる初のコンセプトアルバムとされ、"メンバー3人が宇宙を舞台に繰り広げる壮大なドラマを凝縮した、架空の映画のサウンドトラック"と説明されている。今作告知時点で後篇のリリースは2025年を予定と発表されたのみで、今作発売時点でも後篇についてはそれ以上の発表は無かった。今作を引っ提げてのツアー「Perfume 10th Tour ZOZ5 "ネビュラロマンス" Episode 1」が2024年12月28日〜2025年4月20日にかけて開催されるため、後篇はその後と思われる。2005年9月21日のシングル『リニアモーターガール』でのメジャーデビュー20周年記念日前日となる9月20日に全曲先行配信された。1ヶ月以上も前に全曲配信してCD発売時に既に新鮮さが無くなっていたためか、『GAME』以降ベスト含めて8作連続1位から前作で3位だったのが今作は5位となり、2作連続『Perfume〜Complete Best〜』以外の最低位を更新し、同作以外で初のトップ3落ちとなった。とはいえ発売週を失敗しただけで直近の週ではGLAYと同じ週であればGLAYを抑えて1位、それ以外の週でも概ね2位、3位とトップ3は余裕で堅持できたはずの初動売上ではあった。
ファンクラブ"P.T.A."会員限定盤は「P.T.A.
15th & 10th Anniversary “Perfumeとあなた”ホールトゥワー2023」ライブ映像を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。スペシャルブックレット+グッズ(エンブレムバッジ)付属で、デジパック/キャラメルボックス仕様
初回限定盤は「Perfume
View」 、「ネビュラロマンス 前篇 -Teaser-」 、「The
Light -Perfume "COD3 OF P3RFUM3 ZOZ5" Asia Tour 2024-」、「IMA
IMA IMA -Perfume 25th & 20th Anniversary Live Performance
"IMA IMA IMA" Powered by NTT-」 、「Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!
6 前篇」を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。こちらもスペシャルブックレット+グッズ(エンブレムバッジ)付属で、デジパック/キャラメルボックス仕様。
通常盤はCDのみ。
前作とベストでは完全生産限定盤、初回盤と全て一般発売で上位互換だったが、今回は完全生産限定盤が無くなりファンクラブ限定盤に置き換わった上に上位互換ではなく、映像の内容が異なる完全な複数商法となってしまったため、全ての映像を入手するには"P.T.A."会員限定盤と初回限定盤の2種買いが必須となった。
10曲35分で駆け抜けるのでさらっと聞き通せる1作。なんとなく言われれば宇宙っぽい感じはあるものの、ガチガチのコンセプトやストーリーで固めて入りにくいというよりはむしろライトで聞きやすいポップな曲が揃っている印象。ブレイクした頃や世界を目指す云々言っていた頃のバキバキしたエッジ効きまくっていた頃のサウンドとは対極にあるようなポップで丸みのある聞きやすい電子サウンドに仕上がっている。どこか80年代的な響きも感じられるようになり、最先端狙いよりも過去に向かって正直すっかり落ち着いたなという印象もある。海外ウケはこっちの方が良かったのかもしれないが、国内一般リスナー向けにはやり尽くしたと言えばとっくにやり尽くしているんだろうし、前代未聞の領域であるイメージを変えずに走り続けている事に価値があるようにも思う。
通常盤のジャケットが80年代の今世紀最大のスペクタクル映画!(勝手なイメージ)みたいなのはちょっとダサくも見えるが…時代が巡って今は新しいのかもしれない。
印象度★★★☆☆
2024.12.8更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。