ネビュラロマンス 後篇
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Cipher | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
2 | 再起動世界 | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
3 | ネビュラロマンス | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 2025/4/2配信シングル |
4 | ソーラ・ウィンド | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
5 | Virtual Fantasy | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
6 | Teen age Dreams | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
7 | Human Factory-電造人間- | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 2025/2/7配信シングル |
8 | Moon | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 28thシングル 最高9位 売上1.9万枚 |
9 | exit | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | |
10 | 巡ループ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 2025/7/10配信シングル |
リリースデータ
2025年8月18日(先行配信) 2025年9月17日 |
初登場3位 | 売上3.3万枚 | Produced & Mastered by 中田ヤスタカ | ユニバーサル |
メンバー
a-chan |
KASHIYUKA |
NOCCHI |
Perfume9thアルバム。前作から11ヶ月ぶり。メジャーデビュー20周年、結成25周年を記念しての前後編となる初のコンセプトアルバムの後篇で、メジャーデビューシングル『リニアモーターガール』発売日である2005年9月21日から20周年を迎えるタイミングでの発売となった。前作未収録だった「Moon」、前作以降の配信シングル3曲を収録。前作同様にCD発売1ヶ月前に全曲先行配信された。発売後に重大告知があると予告し、21日に2026年以降の活動休止を発表したため、休止前最終作となった。直後22,23日の『Perfume ZO/Z5 Anniversary "ネビュラロマンス" Episode TOKYO DOME』東京ドームライブが休止前最後の単独公演とされ、今作を引っ提げてのツアーは開催されなかった(前作を引っ提げて年末〜4月まで開催されていたツアーが『Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode1』だったので、当然Episode2もあるだろうという事でドーム前に重大告知なんて盛大な前フリが無ければ単にEpisode 2開催決定告知と思ったファンも多かったのではないか)。
ファンクラブ"P.T.A."会員限定盤は「Perfumeとあなたかるた‐上の句‐【個人戦】」を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。スペシャルブックレット+グッズ(エンブレムバッジ後篇ver.)付属で、デジパック/キャラメルボックス仕様。
初回限定盤は「Perfume
View」 、「ネビュラロマンス 後篇 -Teaser-」 、「Cosmic
Treat -Music Video-」、Perfume "COD3 OF P3RFUM3 ZOZ5"
Asia Tour 2024「CODE OF PERFUME 」「Moon 」「すみっコディスコ」
「ラヴ・クラウド」、「ネビュラロマンス -IOWN×Perfume
NTT PAVILION EXPO 2025 PARALLEL TRAVEL-」、「巡ループ -SPACE
SHOWER TV presents "NO LIMIT!"-」、「Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!
6 後篇」を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。こちらもスペシャルブックレット+グッズ(エンブレムバッジ後篇ver.)付属で、デジパック/キャラメルボックス仕様。
通常盤はCDのみ。
前作を踏襲しており、収録内容や価格も全て前作と同一。ただし特設サイトにおける3種の並びが前作は左から"P.T.A."会員限定盤、初回限定盤、通常盤だったのが今作は初回限定盤、通常盤、"P.T.A."会員限定盤となっている。
続編という事でストーリー性があるらしいんだけど、Perfumeはサウンド面からして無機質な加工ボイスで感情を載せて歌詞を伝えるのとは真逆なのもあって歌詞も記号的なイメージがあり、全盛期のいくつかのヒットシングルを除くと全く歌詞を見て聞かなくなって音で聞いている感じになって久しい。しかもサブスク送りになってブックレットを見なくなった前作や今作で急に歌詞に耳を傾ける聞き方が出来ず、ストーリーに関してはあまり入ってこない。この時点で既に聞き方を大きく逸脱してしまっており、対象外になってしまっている感じはあるけど…しかしPerfumeを歌詞やストーリー性で聞いていたリスナーってあまりいないような…。全体にはバキバキの最先端電子音楽というよりも前作同様にレトロというか80年代のようなポンポンした音色が多用された懐かしの電子音楽のような音使いになっていてこれが今のヤスタカモードだという確固たるものを感じる。2年かけたストーリーの完結という事もあって、それがそのまま一旦の活動休止に直結する事にもなり、綺麗にまとまっての終結っぽさはある。「exit」が最終曲にならずに「巡ループ」というのは希望を感じさせる終わり方だなとは思った。「巡ループ」は明らかに御用達『ちはやふる』タイアップでアルバムとは別ラインで制作された曲だと思うので、このタイミングで『ちはやふる-めぐり-』が制作されたのも運命的だったのかも。
『Perfume〜Complete Best〜』の時はまだ髪型が異なっているんだけど、ブレイク以降3人ともほぼ髪型も固定でイメージを全く変えずにPerfumeのあ〜ちゃん、かしゆか、のっちを30代半ばまで貫き続けたのは驚異的だったと思う。コールドスリープとか絶対復活するとは言っているものの、人はみな平等に老いていくわけでなんとなく生活環境の変化からも第一線での活動はこれで終わるのかなとは思う。
印象度★★★☆☆
2025.10.12更新
※今作はAmazon Music/Apple Musicで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。