PLASMA

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Plasma   中田ヤスタカ 中田ヤスタカ Instrumental
2 Time Warp(v1.1) 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 26thシングル 最高2位 売上3.6万枚
3 ポリゴンウェイヴ(Original Mix) 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 1stEP『ポリゴンウェイヴEP』収録Ver.
4 再生 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 19/11/28配信シングル、26thシングルC/W
5 Spinning World 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 22/7/15先行配信
6 マワルカガミ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 27thシングルC/W(polygon wave live ver.)
7 Flow 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 27thシングル 最高5位 売上2.5万枚
8 ∞ループ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 1stEP『ポリゴンウェイヴEP』収録曲
9 Drive'n The Rain 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ  
10 ハテナビト 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ  
11 アンドロイド& 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 1stEP『ポリゴンウェイヴEP』収録曲
12 さよならプラスティックワールド 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 中田ヤスタカ 22/4/29配信シングル

リリースデータ

2022年7月27日 初登場3位 売上5.4万枚 All Songs Written,Arranged,Produced & Mastered by 中田ヤスタカ ユニバーサル

メンバー

a-chan
KASHIYUKA
NOCCHI

Perfume7thアルバム。ベスト盤から2年10ヶ月、オリジナルアルバムとしては3年11ヶ月ぶり。前作以降のCDシングル2作、配信シングル、EPから8曲を収録。7月15日に「Spinning World」が先行配信された。「Time Warp(v1.1)」はアルバムバージョン。「ポリゴンウェイヴ(Original Mix)」は配信で無表記のものが初出でリリースされていたがEPで新たに収録されていたOriginal Mixでの収録。「マワルカガミ」はC/Wにはライブバージョンで収録されていたがスタジオ音源で初収録(といってもリップシンクで無観客配信ライブでの音源で生の要素が無いスタジオ音源と事実上同じったため実質的にはアルバムバージョンともいえる)。シングルは『LEVEL3』の頃からアルバムごとに10万前後→7,8万台→5,6万台と来ていて今作で2,3万台と緩やかに減少を続け、アルバム売上はベスト盤で多少持ち直していたが、かろうじて10万枚を越えた前作からほぼ半減した。

完全生産限定盤は「PLASMA -Teaser-」、「Flow-Dance Video-」「再生」「Time Warp」「ポリゴンウェイヴ」「Flow -Video Clip」「Spinning World」Video Clipを収録した特典DISC-1と「Perfume View」「アンドロイド&-Perfume LIVE 2022 [polygon wave]- 」「Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!5」を収録した特典DISC-2、フォトブック付属のAが2Blu-ray付、Bが2DVD付
完全生産限定盤にEAH-AZ60(ブラック or シルバー)が付属する"PLASMA"リリース記念『PLASMAオリジナルケース付Bluetoothイヤホン』付の限定仕様も存在する。
初回限定盤は「PLASMA -Teaser-」、「Flow-Dance Video-」、「再生」「Time Warp」「ポリゴンウェイヴ」「Flow」「Spinning World」のVideo Clipを収録したAがBlu-ray付、BがDVD付完全生産限定盤から特典DISC-2とフォトブックを省いた下位互換仕様となる。
通常盤はCDのみ。

過去最大に既出曲まみれになり、EPも結局シングル扱いだったんかい…という事でほとんど価値が残らなくなってしまったが(最初に配信された無表記「ポリゴンウェイヴ」remixInstrumental、ライブ用のインスト音源「システムリブート(Perfume LIVE 2021 [polygon wave] intro)」だけ残った)、前作以降4年間のPerfumeをまとめたといった趣きの1作。前作以上に世界的なトレンドを追いかけている感じは無くなり、これまで以上にライトで聞きやすい。今作も46分程度で短く、「Drive'n The Rain」だけが6分を越えるが、3分弱〜4分台の曲が11曲と全体に短め。電子音は電子音なんだけど攻撃的にギンギンブイブイ猛烈な音圧で鳴らしまくるサウンドメイクからはすっかり離れて、だいぶ大人の落ち着きを見せているというか。それこそ昨今の若手バンドの方がよほど電子音ブイブイいわせてるんじゃないかという勢い。

これはやはりメンバーも作者である中田ヤスタカ本人も年齢を重ねて落ち着いたというのもあるだろうし我々リスナーとしても同じく年齢を重ねていつまでもバキバキゴリゴリしたサウンドを求めてもいない。もちろんファンなら年齢を重ねてもバッキバキの攻撃的なサウンドを求めるのかもしれないが、個人的には近年の作風の方がしっくりくるところがある。曲単位でのインパクトは過去の代表曲の方が強かったのも確かで近年の曲の方が覚えていないというのはあるが、アルバム単位での好印象はここ数作の方がそれ以前より強い

そもそもEDMだフューチャーベースだ世界進出だなんだと世界を見据えて追いかけているうちにK-POPが世界トレンドでJ-POPはガラパゴスだとかプロリスナーが言い出すようになり、さらに昨今はどういうわけか日本の音楽で世界にウケているのは80年代のシティポップみたいな風潮になってきていて、世界は追いかける先ではなく後ろ(過去)にあった…みたいな。どこかその辺りの古き良きな要素を意識しているように感じられるのは気のせいかもしれないしそうなのかもしれない(全然詳しくないので的外れな可能性大)。

B09ZYWQD6D完全生産限定盤A(2BD+フォトブック付)  B09ZYZB54X完全生産限定盤B(2VD+フォトブック付)  

B09ZYRV24N初回盤A(BD付)  B09ZYWGMTL初回盤B(DVD付)  B09ZYRLP89通常盤 

印象度★★★★☆

2022.8.21更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。

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