CALENDAR GIRL
No | 月 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考、タイアップ設定 |
1 | 4月 | 青春は食べ物です | 中村彼方 | 森谷康昭 | 賀佐泰洋 | 6thシングル 最高14位 売上0.5万枚 TVアニメ「パンでPeace!」オープニングテーマ※/プチパリ三大リア充フェスティバル“春のパン祭り”テーマ曲 |
2 | 5月 | 大好き。ありがとう。 | 渡部紫緒 | 松坂康司 | 伊東翼 | プチパリ製菓 セシルおばさんのクッキー 「ママミレディの日」キャンペーンソング |
3 | 6月 | rainy! rainy! rainy! | 坂井竜二 | 白戸佑輔 | 清水武仁 | プチパリ映画祭 金猫熊賞受賞作品「ペティ―ポピンズ」主題歌 |
4 | 7月 | #彼氏いません | 中村彼方 | 中村瑛彦 | 鈴木裕明 | プチパリTVアニメ 「織ピメとピコ星がネトゲで毎晩チャットしている件」 オープニングテーマ |
5 | 8月 | 向日葵の坂道 | 大西洋平 | 中村瑛彦 | 佐藤清喜 | プチパリ教育庁 夏休み選定映画「ペル次郎の夏」主題歌 |
6 | 9月 | ハコネハコイリムスメ | 中村彼方 | 俊龍 | よる。 | 5thシングル 最高14位 売上0.6万枚 TVアニメ「温泉幼精ハコネちゃん」オープニングテーマ※/ペルルバス 「そうだ、温泉に行こう」キャンペーンソング |
7 | 10月 | はろうぃんあるばいたー | 結城アイラ | 中村瑛彦 | 中村瑛彦 | プチパリ三大リア充フェスティバル“超ハロウィン祭Z"テーマ曲 |
8 | 11月 | SNOW // SLASH | 只野菜摘 | hisakuni | hisakuni | プチパリ鉄道 SUKI SKIキャンペーン 「全部、雪のせいかな編」CMソング |
9 | 12月 | 聖シルヴェストルのテーブル | 只野菜摘 | 小野貴光 | 玉木千尋 | プチテレビ開局80周年記念ドラマ 「101回目のクリスマス」主題歌 |
10 | 1月 | クジラの背中 | 中村彼方 | 藤井亮太 | 佐藤清喜 | 新春プチパリ駅伝 公式応援ソング |
11 | 2月 | チョコレイト・ブギウギ | 大西洋平 | hisakuni | hisakuni | PUTIYA「GORILLAチョコレート」 バレンタイン・キャンペーンソング |
12 | 3月 | 桜のドアを | 大西洋平 | 伊藤賢 | 佐藤清喜 | プチパリ春のアニメ祭り 映画「約束の桜の木の下で〜オカンとペーターと、時々セシルおばさん」主題歌 |
※シングル2作のアニメタイアップは本物のタイアップ
リリースデータ
2016年7月27日 | 初登場14位 | 売上0.57万枚 | ユニバーサル |
メンバー
悠木碧 |
竹達彩奈 |
petit milady3rdアルバム。セレクションアルバム『Mille Mercis』から7ヵ月、オリジナルアルバムとしては1年2ヵ月ぶり。『Mille Mercis』で初収録になったシングルは無かったので、2ndアルバム以降の2シングルが収録されている。シングル2作には元々アニメタイアップがついていたが、今作は1曲ごとに「あおいちゃんとあやなちゃんが住む仮想都市"プチパリ"を舞台にしたタイアップ」が設定され、さらに1年間を表現したカレンダーアルバムというコンセプトになっている。「プチパリ」の設定は結成と同時に始まった2人の冠ラジオ『碧と彩奈のラ・プチミレディオ』のあおいちゃんとあやなちゃん(2人とも本人とは別人で演じている設定)が屋敷に住んでいて秘密のおしゃべりをしているという設定から始まったもので、年月と共に2人がコーナーなどで演じている街の住人キャラが出来あがっていた事が反映されている。架空タイアップに出てくる「セシルおばさん」「ペーター」などの名前は番組内で生まれたものとなっている。リード曲は「向日葵の坂道」で新規にMVが制作された。初回盤Aは「向日葵の坂道」MVと特典映像「緊急ミッション・プチパリエージェントミーティング 〜アオイPとアヤナPが勝手にスポット作っちゃいました〜」を収録したDVD付で卓上カレンダー型特殊パッケージ仕様。初回盤Bは「ハコネハコイリムスメ」「青春は食べ物です」「向日葵の坂道」MVを収録したBlu-ray付でスリーブケース仕様。通常盤はCDのみ。特典映像が長いためBlu-rayの初回盤BよりもDVDのAの方が価格設定も高くなっている。
カレンダーアルバムにして架空タイアップ設定までされるなどアイデア勝負色が強いユニークなアルバム。設定ゆえか今作はカッコいい系統のロック風味が無く、カワイイ系中心で全体にポップ色が強い。「100%サイダーガール」や「Fantastique Phantom」級の中毒性やインパクトに匹敵するような曲は無く、飛び道具的な破壊力はやや下がった感もあるが、曲調はかなり広がった。一方で曲調が幅広すぎるゆえにちょっと高音無理あるんじゃね?と思ってしまうような曲もチラホラ…。リード曲の「向日葵の坂道」も飛び道具ではないメロディーラインが切ない夏らしい楽曲だけど切なさを強調するためにギリギリまでキーを上げたのか大サビ部分とかかなり苦しげだし。
ただそれを補って余りあるくらい全体に楽しい雰囲気。元々カレンダーコンセプトを予定してないシングルの4月9月は余ったところに当て込んだだけで仕方ないにしても1月辺りも正直季節いつでもいい感じだが、他は概ね季節のイベントを取り上げまくる事でカレンダーアルバムとして分かりやすく合わせてきているし、時代年代ジャンル問わずに合体パロディしまくっている設定タイアップも面白い。アイデア勝ちのアルバムだと思う。
印象度★★★★☆
2016.9.23更新