Fool on the planet

No タイトル 作詞 作曲 備考
Fool on the planet 山中さわお 山中さわお 新曲
Swanky Street 山中さわお 山中さわお 7thシングル 100位圏外
I think I can 山中さわお 山中さわお 18thシングル 最高69位 売上0.3万枚
インスタント ミュージック 山中さわお 山中さわお 14thシングル 100位圏外
TRIP DANCER 山中さわお 山中さわお 8thシングル 100位圏外
ONE LIFE 山中さわお 山中さわお 10thシングル 100位圏外
屋上に昇って 山中さわお 山中さわお 4thアルバム『LIVING FIELD』収録曲
Midnight Down 山中さわお 山中さわお 7thアルバム『RUNNERS HIGH』収録曲
カーニバル 山中さわお 山中さわお 15thシングル 最高67位 売上0.3万枚
10 確かめに行こう 山中さわお 山中さわお 7thアルバム『RUNNERS HIGH』収録曲
11 LITTLE BUSTERS 山中さわお 山中さわお 6thアルバム『LITTLE BUSTERS』収録曲
12 Ride on shooting star 山中さわお 山中さわお 17thシングル 最高54位 売上1.1万枚
13 NAKED SHUFFLE 山中さわお 山中さわお 3rdアルバム『KOOL SPICE』収録曲
14 Funny Bunny 山中さわお 山中さわお 8thアルバム『HAPPY BIVOUAC』収録曲
15 ストレンジ カメレオン 山中さわお 山中さわお 6thシングル 100位圏外
16 ハイブリッド レインボウ 山中さわお 山中さわお 11thシングル 100位圏外
  secret slogan     シークレットトラック

リリースデータ

2001年2月7日 初登場19位 売上2.2万枚 Producer:ZIN YOSHIDA キングレコード

メンバー

Vocal,Guitar 山中さわお
Guitar 真鍋吉明
Drums 佐藤シンイチロウ

the pillows初のベストアルバム。上田ケンジを含めた4人体制でデビューした1991〜1992年にポニーキャニオンでリリースしたシングル2枚、アルバム2枚は対象外でキングレコードに移籍して現メンバー3人体制となった94年以降のシングル、アルバムから選曲されている。シングル、アルバム共に3rd以降からの選曲ということになる。新曲「Fool on the planet」、最新シングルだった「I think I can」「Ride on shooting star」はアルバム初収録。シングルでは徐々にトップ100入りをするようになり、アルバムでも97年以降はトップ50前後の常連となりつつあったところで、今作は初のトップ20入りを果たし、07年のエイベックス移籍前までは今作が最高売上となっていた。

07年にはキング時代の全シングル楽曲やPVまで網羅したBOX『LOSTMAN GO TO YESTERDAY』がリリースされている。09年にリリースされたベスト『Once upon a time in the pillows』は今作以降〜06年までのキングレコード時代の楽曲を中心にセレクトされた実質的な続編ベストとなっている。それと同時発売の『Rock stock&too smoking the pillows』は07年エイベックス移籍以降の楽曲とキング時代のリテイクで構成されている。

メンバーが選曲したということで単にシングルが並んでいるだけでもなく、順番もかなり考えられているようだ。また自分たちの音楽スタイルを確立して以降の時期ということで作られた時期がバラバラでも1つのアルバムとしてしっかりとまとまっている印象。1曲目の新曲も代表曲が並んでいる「ベスト選曲」の中でも埋もれない力のある1曲。ベスト盤としての完成度もかなり高いのではないだろうか。正直なところ、売れ線を狙っていくバンドではないので分かりやすいキャッチーさはシングルにおいてもほとんどなく(メロディーはしっかりしてて耳には残る)、ゆえにシングルとアルバム曲でもほとんど違いがない。それだけまとまってはいるのだが、逆にあまり曲に違いを感じなくて少し長く感じてしまうところにも繋がってくる。まあその辺は聞く人それぞれにとって紙一重なところだろう。はまっていくに連れて違いは見えてくる。何はともあれ、興味がある人はまずはこれを聞けばいい初心者最適の1枚だと思う。

B00005HSUZ

印象度★★★★☆

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