FooL on CooL generation

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 Spiky Seeds 山中さわお 山中さわお 新曲
2 I think I can(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 18thシングル セルフカバー
3 サード アイ(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 23rdシングル セルフカバー
4 MY FOOT(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 13thアルバム『MY FOOT』収録曲 セルフカバー
5 天使みたいにキミは立ってた(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 12thアルバム『GOOD DREAMS』収録曲 セルフカバー
6 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 19thシングル セルフカバー
7 Freebee Honey(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 11thアルバム『PENALTY LIFE』収録曲 セルフカバー
8 ノンフィクション(Instrumental) 山中さわお 山中さわお 22ndシングル セルフカバー インスト(歌なし)
9 Fool on the planet(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 1stベスト『Fool on the planet』収録曲 セルフカバー
10 LAST DINOSAUR(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 8thアルバム『HAPPY BIVOUAC』収録曲 セルフカバー
11 昇らない太陽(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 11thアルバム『PENALTY LIFE』収録曲 セルフカバー
12 LITTLE BUSTERS(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 6thアルバム『LITTLE BUSTERS』収録曲 セルフカバー
13 Thank you, my twilight(Fool on cool version) 山中さわお 山中さわお 10thアルバム『Thank you, my twilight』収録曲 セルフカバー
14 Star overhead 山中さわお 山中さわお 新曲

リリースデータ

2018年9月5日 初登場17位 売上0.5万枚 東宝

メンバー

Vocal,Guitar 山中さわお
Guitar 真鍋吉明
Drums 佐藤シンイチロウ

the pillows企画アルバム。劇場版『フリクリ』ソングコレクションアルバム。00〜01年にOVA展開したアニメ『フリクリ』の続編となるアニメ映画『フリクリ オルタナ』、『フリクリ プログレ』それぞれの主題歌となる新曲2曲と劇中で使用された挿入歌をまとめたアルバム挿入歌は全て既存曲だが全曲セルフカバー音源となっている。また「ノンフィクション」のみ歌が入っておらずインスト音源。発売元もアニメ側の東宝からリリースされた。公式サイトのディスコグラフィーにも非掲載だが、2週間後に発売されたオリジナルアルバム『REBROADCAST』発売に合わせてインタビュー等では今作についても触れていた。

『フリクリ』はOVAの時に挿入歌や主題歌をthe pillowsが担当していたが挿入歌が非常に多い作品らしく、過去3作リリースされたサントラ盤のうち3作目はthe pillowsの楽曲のみで構成された実質的なベストアルバムとなっていた。これも公式ディスコグラフィーには非掲載だが、当時のthe pillowsはキングレコード在籍でOVAやサントラ盤もキングレコードだった。今回の映画は東宝(Blu-ray化の際も東宝のレーベルから直接発売)でthe pillowsはキングを離れて自主レーベルのため、過去曲が全てセルフカバーになったのは権利関係と思われる。

同時発売の『COMPLETE CD-BOX』はDISC-1は今作と同内容、DISC-2,3にはthe pillows以外のBGMも全てコンプリートしたサントラBOXとなっている(35位、0.2万枚)。

『フリクリ』というアニメは全く知らずthe pillowsとそんなに関わりが深かったのも今作で初めて知ったが、『フリクリ』を通じてのファンもかなり多かったらしい。特にアメリカなど海外人気が高まったのは『フリクリ』の海外人気によるところが大きかったとか。

セルフカバーといってもアレンジはそのままで現在も演奏し続けている形で再録音している模様。再録音された曲は00〜06年の曲で当時のサポートベースは鈴木淳だったが、現在は有江嘉典に変わっているので、ベーシストが変わったという決定的な違いはある。個人的にはこの時期だとベスト盤『Fool on the planet』と『MY FOOT』を聞いたことがある程度。なのでセルフカバーのうち半分程度は知っていた事になるが、そこまで熱心に聞き込んでなかったので、違いは分からなかった。新曲2曲はこの主題歌の話が無ければ生まれなかった曲とされているが、やはりこれも変わらぬ安定のロックナンバー。改めて変わらずに駆け抜け続けるthe pillowsというバンドの姿勢のブレなさ、変わらなさが凄いなと思った。

劇場版「フリクリ オルタナ/プログレ」Song Collection「Fool on CooL generation」  

印象度★★★★☆

2019.4.6更新

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