もっとキミ色に染まりたい
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | デンジャラス・ラブ | 碧井椿 | 大野愛果 | 森下志音 | 1stシングル 200位圏外 |
2 | キミにHUGされていたい | 碧井椿 | 大野愛果 | 森下志音 | 2ndシングル 200位圏外 |
3 | 流れ星 空に見つけたら | 碧井椿 | 碧井椿 | 葉山たけし | |
4 | もっとキミ色に染まりたい | 碧井椿 | 大野愛果 | 小澤正澄 | |
5 | 週末大キライ | 碧井椿 | 水野幹子 | 岡本仁志 | 3rdシングル 最高164位 売上0.04万枚 |
6 | キミの1番になりたい | 碧井椿 | 平賀貴大 | 岡本仁志 | 1stシングルC/W |
7 | So faraway | 碧井椿 | 大野愛果 | 森下志音 | 4thシングル 最高130位 売上0.06万枚 |
8 | 笑顔も泣き顔も | 碧井椿 | 徳永暁人 | 徳永暁人 | |
9 | ココロは裏切らない | 碧井椿 | 川本宗孝 | 森下志音 | |
10 | I need your baby | 碧井椿 | 川本宗孝 | 森下志音 | |
11 | いくつになっても… | 碧井椿 | 碧井椿 | 葉山たけし | |
12 | 最初で最後の恋にしたいから | 碧井椿 | 碧井椿 | 葉山たけし |
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | デンジャラス・ラブ | 碧井椿 | 大野愛果 | 森下志音 | 1stシングル PV |
2 | キミにHUGされていたい | 碧井椿 | 大野愛果 | 森下志音 | 2ndシングル PV |
3 | 週末大キライ | 碧井椿 | 水野幹子 | 岡本仁志 | 3rdシングル PV |
4 | So faraway | 碧井椿 | 大野愛果 | 森下志音 | 4thシングル PV |
リリースデータ
2009年1月28日 | 初登場95位 | 売上0.2万枚 | GIZA studio |
メンバー
Vocal&Guitar | 碧井椿 |
Guitar | 苅田盛介 |
Bass | 奥野克基 |
Drums | 齋藤佑輔 |
PINC INC1stアルバム。結果的に唯一のアルバム。07年に碧井椿はソロデビューしていたが、シングル1作のみのリリースで(2作目は内容も発表されていたが直前で発売中止)終了。バンドを結成して再スタートとなった。08年3月にデビュー、08年内に4枚のシングルをリリース。当初は碧井椿以外のメンバーは公表されていなかったが、後に公表された。今作では碧井椿が初めて作曲した3曲が収録されている。しかし今作のリリースを持ってリリースが停止。碧井椿のブログのみ更新が続いていたが、これも秋ごろを最後に更新が停止(現在は消滅)。その後、「09年度を持ちましてバンドとしての活動を終了しました」という発表がありわずか1年程度で解散した。今作発売当時はアルバム特設ページが作られるなど気合が入っていたが、現在公式ページは解散案内のみの墓場と化しており何の情報も得られない(同時期に同じく新人なのに速攻解散になったNaifuは普通に残ってるので何か契約違反的な終了なのかもしれない)。今後の抱負なども語っていたナタリーのインタビュー記事は残っている。初回盤はシングル4作のPVを収録したDVD付。
グループ構成や雰囲気がまんま三枝夕夏 IN db。ボーカル中心で作曲も手がけるという点や、バンドなのにアレンジャー任せなど共通点が多く、碧井椿のルックスは倉木麻衣+三枝夕夏(倉木麻衣寄り)である。ただデジロック色が強かったdbに比べるとこのバンドはキュートなポップパンクを軸にしており、非常にハイテンションな曲が多い。無機質ボーカルな三枝夕夏と違って碧井椿のボーカルはキュートながらハイトーンでけっこうしっかりしているので個人的にはけっこう好みだ。ギタリストの編曲者中心なのでどの曲もロックで勢いがある。勢いのままに一気に聞けるアルバム。歌詞の方は恋愛中心でかなり軽めでウキウキ系のかわいらしいものばかり。帯にある「限りなくキュートなハイテンション・パンク!」を地でいく展開になっている。芯はしっかりしているし、ちゃんと売り込めばそれなりにいけたんじゃないかとも思うんだけど…結果が出ないうちに1年足らずで活動が終わってしまったのは本当に残念。
PVの方は碧井椿のキュートさを全面に出した演奏シーン中心の作り。4曲とも必ず碧井椿がギターを弾いているカットが入っているが、インタビューでも語っているように始めたばかりというだけあってかなりぎこちない。『So faraway』だけは3曲の明るさから一転してライブハウスでの暗めの映像になっており、ロックバンド感を全面に出している。これで消えてしまうには惜しい人材だ、碧井椿…。
印象度★★★★☆