Today and Tomorrow(+5)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 最後にもう一度抱きしめて | 石田美紀 | 小路隆 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
2 | TOMORROW | 石田美紀 | 鈴木孝子 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | 6thシングル 最高29位 売上2.7万枚 |
3 | Shining Star | 石田美紀 | TSUKASA | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
4 | Dreaming Train | 石田美紀 | PINK SAPPHIRE | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
5 | Friend | 菊野晴泉 | 鈴木孝子 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
6 | 恋のダイナマイト | 石田美紀 | 小路隆 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
7 | #1(ナンバーワン) | 鈴木孝子 | 石田美紀 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
8 | Little Sister | 塚田彩湖 | 石田美紀 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
9 | 白い夏 | 塚田彩湖 | 菊野晴泉・石田美紀 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
10 | Keep On Rollin' | 石田美紀 | PINK SAPPHIRE | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | ビデオシングル『P.S. I LOVE YOU』C/W 初CD化 |
11 | Mr.G | PINK SAPPHIRE | PINK SAPPHIRE | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | |
BOX追加収録(+5) | |||||
12 | TOMORROW(Single ver.) | 石田美紀 | 鈴木孝子 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | 6thシングル シングルバージョン |
13 | POWER OF LOVE | 塚田彩湖 | 塚田彩湖・石田美紀 | PINK SAPPHIRE・土方隆行 | 6thシングルC/W |
14 | TOMORROW(Inst ver.) | 初収録 | |||
15 | POWER OF LOVE(Inst ver.) | 初収録 | |||
16 | Keep On Rollin'(Inst ver.) | カラオケアルバム『オリジナルTVトラックス』収録曲 |
リリースデータ
1992年5月21日 | 初登場20位 | 売上4.3万枚 | Produced by PINK SAPPHIRE | ハミングバード |
メンバー
Vocal and Background Vocal | 塚田彩湖 |
Bass and Background Vocal | 石田美紀 |
Drums and Background Vocal | 菊野晴泉 |
Guitar and Background Vocal | 鈴木孝子 |
PINK SAPPHIRE4thアルバム。前作から半年でのリリース。前作以降のシングル「TOMORROW」を収録。「Keep On Rollin'」「Mr.G」の2曲はデビュー時からライブでは定番曲となっていた楽曲で、「Keep On Rollin'」はビデオシングル『P.S. I LOVE YOU』C/Wとなっていて、カラオケアルバム『オリジナルTVトラックス』でカラオケバージョンだけ先にCD化されていた。また2曲とも91年発売のライブビデオ『Roll Up!〜渋谷公会堂ライブ〜』にライブ映像が収録されていたが、今作でスタジオ音源が初CD化となった。シングルは一気にトップ20落ちとなり、今作もついにトップ10落ちとなった。2019年の『Completed Collection HUMMING BIRD Recordings』収録時はシングル音源2曲と未発表インスト2曲が追加収録されたSHM-CDリマスター仕様。
「TOMORROW」が初のシングル表題曲自作となり、今作では11曲中8曲がメンバー自作。自作曲が一気に増えた一方でいよいよトップ10どころか20も危うくなるほど低迷してきてしまったが、これだけ早いペースで作品を出していたので忘れられたというより飽きられたという側面が強かったのだろうか。自作が増えた影響か、今作は元気ロック的な軸は残しつつもこれまでよりも聞かせる部分を強化してポップ色も強くなった。ハードなロックサウンドが引っ込んだわけではないんだけど、なんだかメンバーにいないキーボードやシンセでキラキラ味付けしてくるといういかにもアーリー90'sな装飾でポップ色を醸し出してくる場面が多く、こうなってくるとむしろ初期よりもプリプリに引き寄せられていってしまっているような気もしなくもない。基本的にはあまり幅が広くなかったので幅を広げてきた1作ではあると思う。こういう何をしてもどうしようもなく非情なまでに低迷していってしまう時って内容は反比例して売れてた頃より充実しているっていうのが多いんだけど、まさにメンバーが自ら作り上げた充実の1作なのは確かだ。
印象度★★★★☆
2019.11.25更新