THANKS
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Overture‐Millennium‐ | 松任谷由美 | 和田薫 | Instrumental 新規制作音源 | |
2 | Rapturous Blue ≫ラプチュラス・ブルー |
CHIAKI& ポケットビスケッツ |
パッパラー河合 | パッパラー河合 | 1stシングル 最高20位 売上29.2万枚 |
3 | YELLOW YELLOW HAPPY ≫イエロー イエロー ハッピー |
CHIAKI& ポケットビスケッツ |
パッパラー河合 | パッパラー河合 | 2ndシングル 最高4位 売上120.6万枚 |
4 | Red Angel ≫レッド エンジェル |
CHIAKI& ポケットビスケッツ |
パッパラー河合 | パッパラー河合 | 3rdシングル 最高2位 売上109.8万枚 |
5 | GREEN MAN ≫グリーンマン |
UDO& ポケットビスケッツ |
TERU&パッパラー河合 | パッパラー河合 | 4thシングル 最高3位 売上18.7万枚 |
6 | POWER ≫パワー |
CHIAKI& ポケットビスケッツ |
パッパラー河合 | パッパラー河合 | 5thシングル 最高1位 売上90.5万枚 |
7 | Interlude-青の住人- | TERU | 鍵山稔 | Instrumental 新規制作音源 | |
8 | 青の住人 | TERU | TERU | パッパラー河合 | TERU ソロシングル 最高14位 売上9.9万枚 |
9 | マーガレット | CHIAKI | 大野宏明 | ウエストサイダーズ | Chiaki&Fruits Flowers ソロシングル 最高11位 売上12.2万枚 |
10 | まごころ-THANKS Version- | 和田薫 | 和田薫 | UDO ソロシングル 最高16位 売上7.7万枚 Instrumental 別アレンジ | |
11 | My Diamond ≫マイ・ダイアモンド |
CHIAKI& ポケットビスケッツ |
パッパラー河合 | パッパラー河合 | 6thシングル両A面2曲目 |
12 | Days ≫デイズ |
CHIAKI& ポケットビスケッツ |
パッパラー河合 | パッパラー河合 | 6thシングル 最高4位 売上35.1万枚 冒頭アカペラサビ追加 |
13 | ポケビのうた | TERU&UDO | 松任谷正隆 | 松任谷正隆 | 新曲 |
リリースデータ
2000年3月24日 | 初登場8位 | 初動8.8万枚、売上19.4万枚 | Produced by TERU(Pocket Biscuits) 13 Produced by 松任谷正隆 |
東芝EMI |
メンバー
ボーカル、コーラス | 坂本千秋 |
キーボード、コーラス | 内村テル |
ギター、コーラス | 独活野大木 |
ポケットビスケッツ、ベストアルバム。通算2作目のアルバム。00年3月を持って千秋をソロ歌手として旅立たせるためにポケットビスケッツを活動休止にすると発表。ここまでの全シングルをリリース順に収録。松任谷由実との共作シングルでラストシングルでもあったYuming&Pocket Biscuits名義での「Millennium」のみ未収録(Overtureとして収録)。この曲は松任谷由実のアルバムにも未収録のままとなっている。TERUのソロ「青の住人」には前奏が新規制作された。またUDOソロの「まごころ」も新たなアレンジで収録されている。表記はないが「Days」は冒頭にアカペラのサビが付け加えられている。「ポケビのうた」は千秋を送り出すためにTERUとUDOがこっそり制作した最後の新曲で2人で歌唱している(千秋は不参加)。
番組内ではカウントダウンライブとしてYuming&Pocket Biscuitsでの「Millennium」を成功させた00年1月にTERUが活動休止を提案。ソロデビューを提案された千秋は最終的には納得したが、千秋のソロデビューのためにTERUが用意した日本武道館でのソロデビューライブは勝手に決めるなと千秋が拒否。千秋は地道にライブハウスから始める事にして準備を開始。拒否されたTERUは番組収録を放棄して帰ってしまうなどふて腐れていたが、やがて千秋の決断を受け入れる事となった。キャンセルしたはずの武道館はポケットビスケッツの(実質最終)ライブとして使用することにし、千秋のソロデビューライブとして番組で無料抽選公募した当選者は千秋のソロライブだけでなく、大半が武道館公演へと完全極秘で告知・案内された。
ソロデビューライブを終えた千秋を何も言わずにウドが連れ出し、日本武道館へ向かわせ、その間に武道館では集められた観客にTERUが事情を説明(ライブ時点で番組内では途中までしかOAされていなかったため)。千秋到着後はそのままラストライブとなった。このライブでプレゼントして初披露されたのが「ポケビのうた」となる。今作のパッケージには曲目が書かれておらず、歌詞カードも別封入となっていたが、発売直前までシークレットにしていたためと思われる。
各自の演奏パートはこちら。
「POWER」以降がアルバム初収録となるが、最初から最後まで完成度が高く、パッパラー河合の勢いも落ちなかった。圧巻のヒット曲集。結果的に最後がYuming&Pocket Biscuits展開になり、「ポケビのうた」も直近で関与した正隆氏に依頼、最後にパッパラー河合が関与する余地が無くなってしまったのはちょっと残念だった。
印象度★★★★★