Outlandos d'Amour
No | タイトル | 作詞作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Next To You | Sting | THE POLICE | |
2 | So Lonely | Sting | THE POLICE | 4thシングル(カット) |
3 | Roxanne | Sting | THE POLICE | 2ndシングル |
4 | Hole In My Life | Sting | THE POLICE | |
5 | Peanuts | Sting/S.Copeland | THE POLICE | 2ndシングルB面 |
6 | Can's Stand Losing You | Sting | THE POLICE | 3rdシングル |
7 | Truth Hits Everybody | Sting | THE POLICE | |
8 | Born In The 50's | Sting | THE POLICE | |
9 | Be My Girl - Sally | Sting - A.Summers | THE POLICE | |
10 | Masoko Tanga | Sting | THE POLICE |
リリースデータ
1978年11月2日(LP) 1988年10月21日 1989年9月6日(ゴールドCD) 1993年2月28日 2003年4月23日(SACDハイブリッドCD) 2003年6月27日 2005年7月21日(LPサイズ紙ジャケットCD) 2005年9月21日 2006年11月22日 2007年1月24日(紙ジャケ) 2008年1月23日(SHM-CD) 2008年11月19日(紙ジャケSHM-CD) 2010年10月27日(SHM-SACD) 2011年11月9日(SHM-CD) 2014年11月26日(SHM-SACD) 2021年8月25日(MQA/UHQCD) |
- - - - - - - - - 初登場218位 - - - - - - |
- - - - - - - - - 売上0.1万枚 - - - - - - |
Produced by THE POLICE | A&M ポニーキャニオン ポニーキャニオン ポリドール ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル |
メンバー
GUITAR | ANDY SUMMERS |
DRUMS | STEWART COPELAND |
BASS&VOCAL | STING |
THE POLICE1stアルバム。A&Mと契約した1978年以降のシングルを収録。1977年にインディーズ(Illegal)レーベルでリリースした1stシングル「Fall Out」はオリジナルアルバム未収録となった。UKでの当時のチャート順位は「Roxanne」が12位、「Can's Stand Losing You」が2位、今作の翌日に発売された「So Lonely」が6位で、今作は2位だった模様。日本では特に記録が残っていないようで、88年以前の再発の状況も不明だが、CD移行期を経て93年に再発されて以降10年ほどは再発されることは無かった。これは93年に『Message in a Box: The Complete Recordings』もリリースされた事で一段落したためと思われるが、00年代に突入すると03年以降はリマスター、紙ジャケ、SACD、ハイブリッドSACD、SHM-CD、SHM-SACD…等々様々な発売形態でほぼ毎年のように再発されまくる状況が10数年続いた。2014年を最後に落ち着いていたが2018年のLPボックス用のリマスターを2019年にCD化したBOX『Every Move You Make: The Studio Recordings』でリマスターが施され、2021年のハイレゾCD(MQA/UHQCD)は英国オリジナル・アナログ・テープを基にした2021年DSDマスターを352.8kHz/24bitに変換して収録とされていてこれが最新リマスターとなる。聞いたのは2019年のBOX『Every Move You Make: The Studio Recordings』収録盤。
レゲエやパンクの要素を加味したロックが展開するシンプルなロックアルバム。パンク的なノリには初期らしい雰囲気もあるし、荒々しさもあるけど、初々しい感じはあまりなくて早くもしっかり構築して荒々しくやっているような感じもする。ギターのカッティング、弾けたドラム、けっこう目立って聞こえるベースライン…と3人それぞれの演奏が際立っていて演奏の良し悪しは良く分からないがかなりレベルが高いように思う。またメロディーの強さや演奏の凄さは1stから健在で、シングルになった「So Lonely」「Roxanne」「Can's Stand Losing You」辺りは時代を越えた名曲だと思う。特に「Roxanne」のイントロはMr.Childrenのメジャー最初の1曲(『EVERYTHING』1曲目)「ロード・アイ・ミス・ユー」のイントロの元ネタになっているようなので、最初に聞いた時にこれだったのか!という驚きがあった(出だしはほぼそのままだがその後の曲展開はけっこう異なる)。全体通して勢いでも聞けるし、じっくり聞きこめる要素もある充実の1作。
印象度★★★★☆
2020.2.21更新