天気の子
No | タイトル | 備考 |
1 | 『天気の子』のテーマ | |
2 | 優しさの味 | |
3 | K&A初訪問 | |
4 | 占秘館へようこそ | |
5 | K&A入社式 | |
6 | 風たちの声(Movie edit) | 歌入りの新曲 |
7 | 陽菜、救出 | |
8 | 晴れゆく空 | |
9 | 空の海 | |
10 | 御宅訪問 | |
11 | 初の晴れ女バイト | |
12 | 祝祭(Movie edit) feat.三浦透子 | 歌入りの新曲 三浦透子がボーカル参加 |
13 | 花火大会 | |
14 | 気象神社 | |
15 | 芝公園 | |
16 | 二つの告白 | |
17 | 首都危機 | |
18 | 真夏の雪 | |
19 | 天気の力 | |
20 | 家族の時間 | |
21 | 消えゆく陽菜 | |
22 | 永遠の雲の上 | |
23 | 晴天と喪失 | |
24 | 帆高、逃走〜子供達の画策 | |
25 | バイクチェイス | |
26 | 陽菜と、走る帆高 | |
27 | 愛にできることはまだあるかい(Movie edit) | 歌入りの新曲 |
28 | グランドエスケープ(Movie edit) feat.三浦透子 | 歌入りの新曲 三浦透子がボーカル参加 |
29 | ふたたびの、雨 | |
30 | 大丈夫 (Movie edit) | 歌入りの新曲 |
31 | 愛にできることはまだあるかい | 歌入りの新曲 フルバージョン |
リリースデータ
2019年7月19日 2019年12月11日(アナログ盤) 2023年4月14日(アナログ盤) |
初登場3位、最高2位 - 初登場13位 |
売上13.1万枚 - 売上0.4万枚 |
ユニバーサル |
メンバー
Vo,Gt,Pf,Program | 野田洋次郎 |
Gt,Program | 桑原彰 |
Ba,Program | 武田祐介 |
RADWIMPS、アニメーション映画『天気の子』サウンドトラックアルバム。2016年の『君の名は。』に続く新海誠監督とのコラボレーションとなり、映画『天気の子』の主題歌だけでなく劇中音楽全てをRADWIMPSが担当し、それらの楽曲を収録したサウンドトラックとなっている。前回は"『君の名は。』のために制作したオリジナルアルバム"と帯に記載されていたが今作は最初からサウンドトラックと記載されている。また「祝祭」「グランドエスケープ」では女優の三浦透子がFeaturing Vocalとしてメインで歌唱。三浦透子は映画出演者ではなく、単純にボーカリストとして起用されている。「愛にできることはまだあるかい」のみフルバージョンでも収録されている。映画公開に合わせた7月19日発売となった(金曜)。初登場3位から他に強力な新譜が無かったため2週目には2位へ浮上した。サントラ盤ながらRADWIMPS史上最大ヒットとなった『君の名は。』には遠く及ばない売上となったが、映画自体も同様に前作があまりに大ヒットしすぎたため遠く及ばないだけで十分大ヒット作といえる興行成績を記録、今作も18年12月の直近のオリジナルアルバム『ANTI ANTI GENERATION』は上回る売上を記録した。
今作は通常盤1種のみの発売。「愛にできることはまだあるかい」も含めた5曲のフルバージョンを収録した『天気の子 complete version』が単独で11月27日に発売され、そちらで前作初回盤に相当するようなアートフォトブックやDVDが付属した初回盤が用意された。また12月11日には今作の収録内容でのアナログ盤も発売された。
『君の名は。』を踏襲したようなタイアップ展開となっているが、前回同様今回も映画を見ないでサントラを聞いたのでまあサントラっぽいサントラだなぁとしか。トラック数自体は前回の27より増えているんだけど、「愛にできることはまだあるかい」のメロディーを使った全く違うタイトルのインスト曲や歌入りの一部を取り出したようなトラックがちょいちょい出てきたりするのは何だか面白かった。また今回何かサクサク次の曲に進むなぁという印象はあったんだけど、実際に収録時間を見てみると27曲73分だった『君の名は。』に対して31曲で67分弱なので実際に短くなっている。
歌入りの新曲に関してはリード曲となるのは「愛にできることはまだあるかい」となり、これが「前前前世」とは真逆のバラード系。同じような路線ではないとはいえ、普段のRADWIMPSよりもキャッチーなのは今回も共通していて最初はまったりした曲調に戸惑ったがけっこう馴染みやすい曲だと思う。feat.三浦透子とされた曲に関してはちょっと歌っているだけなのかと思ったら、ほぼRADWIMPSの演奏で歌う三浦透子という状態で三浦透子の曲になっていたので驚いた。こっちの曲の方が「前前前世」の流れに沿ったアップテンポなので、そのまま野田洋次郎で歌っていたらけっこう二番煎じ感はもたれてしまっていたと思う。
印象度★★★☆☆
2019.12.25更新