絶体絶命
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | DADA(dadadada Ver.) | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 12thシングル 最高1位 売上11.9万枚 |
2 | 透明人間18号 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
3 | 君と羊と青 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
4 | だいだらぼっち | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
5 | 学芸会 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
6 | 狭心症 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 13thシングル 最高2位 売上8.4万枚 |
7 | グラウンドゼロ | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
8 | π | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
9 | G行為 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
10 | DUGOUT | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
11 | ものもらい | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
12 | 携帯電話(Cat Ver.) | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 10thシングル 最高3位 売上7.3万枚 |
13 | 億万笑者 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
14 | 救世主 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | |
15 | ツクツク法師 | 8分20秒付近から始まるシークレットトラック |
リリースデータ
2011年3月9日 | 初登場2位 | 売上24.8万枚 | EMIミュージック・ジャパン |
メンバー
Vocal&Guitar | 野田洋次郎 |
Guitar | 桑原彰 |
Bass | 武田祐介 |
Drums | 山口智史 |
RADWIMPS6thアルバム。メジャー4枚目。「携帯電話」と同時発売された11thシングル「マニフェスト」が未収録。それ以外の前作以降のシングル3作を収録している。15曲目はシークレットトラックになっており、延々と8分以上無音が続いた後にごく短い若干おふざけ気味の全員が歌っている曲が入っている。初回盤はパッケージやブックレットのデザインが異なっている模様。
今回も激しさと落ち着きが混在して、わけが分からないような、深い意味が込められているようなすさまじい世界観が炸裂している。1曲目の「DADA」からすさまじいので一気に引きずり込まれるが、個人的には過去2作に比べると全体的な印象はやや薄めだった。元々そこまでこのバンドが最高に好きだというわけではなかったもののわりと前2作はあっさり聞けた覚えがあるんだけど今回は長さも感じた。歌詞に関しても今までは色々と表現しつつも基本的にラブソングだったのに対して今回はラブというより内面なのかなぁと思わせる部分も多かったし、変化しているのは確かで賛否両論もあるようだ。ただ個性的な世界観を展開しているのも確かなのでそこにハマっている人はとにかく絶賛という感じなのかな。またタイトルが絶体絶命という割にはそこまで切迫したような雰囲気は明らかに感じなかったのだが、どうやら今回のタイトルは「絶体絶命」の文字を解体し、「糸・色・体・糸・色・命」として読み方を変えると「いとしきからだいとしきいのち」→「愛しき体愛しき命」となり、そういう意味を込めているっぽい。そのタイトルだと確かに全体の印象としてはしっくりくるかもしれない。いずれにせよこのバンドは「この世界観にハマる」、「よう分からんがとりあえず何かすげぇ」、「どこがいいんだかさっぱり分からない」のいずれかだと思う。何となくこのバンドは絶賛者の勢いに押されて3番目を言いにくい雰囲気があるようにも感じるが、個人的には「よう分からんがとりあえず何かすげぇ」のラインである。
印象度★★★☆☆