カラーズ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 夏風便り | 西沢サトシ | 西沢サトシ | 光田健一 | 15thシングル 最高19位 売上1.3万枚 |
2 | Flowers | 西沢サトシ | 西沢サトシ | 西沢サトシ | |
3 | 告白 | 引地洋輔 | 小林建樹 | 光田健一 | |
4 | スプートニクの恋人 | 西沢サトシ | 西沢サトシ | 阿部尚徳 | |
5 | ココロ予報 | 引地洋輔 | 引地洋輔 | 引地洋輔・ 光田健一 |
15thシングル両A面曲 |
6 | ピリオド | 引地洋輔 | 引地洋輔 | 引地洋輔 | |
7 | 赤い糸 | 市川喜康 | 市川喜康 | 阿部尚徳 | 16thシングル 最高9位 売上1.2万枚 |
8 | eternal weekend〜午前0時の恋人達へ〜 | 西沢サトシ | 西沢サトシ | 西沢サトシ | |
9 | LIVEラリー | 引地洋輔 | 引地洋輔 | 光田健一 | 16thシングル両A面曲 |
10 | Beer Friends | 引地洋輔 | 引地洋輔 | 引地洋輔 | |
11 | 早春ラプソディ | 山田ひろし | 田村直樹 | 近田潔人・ 引地洋輔 |
17thシングル 最高5位 売上1.0万枚 |
12 | People | 市川喜康 | 市川喜康 | 近田潔人・ 引地洋輔 |
2,8=コーラスアレンジ:光田健一
リリースデータ
2008年1月30日 | 初登場19位 | 売上1.2万枚 | Produced by 引地洋輔 | トイズファクトリー |
メンバー
加藤慶之 |
引地洋輔 |
荒井健一 |
土屋礼央 |
奥村政佳 |
加納孝政 |
RAG FAIR4thアルバム。ジャケットでは『COLORS』と英字表記されているが公式表記はカタカナの『カラーズ』となっている。前作以降の3シングルA面5曲を収録。今作は引地洋輔がプロデュースを単独で担当。このためか引地洋輔は作詞作曲編曲に多く関与しているが、引地以外のメンバーは作詞作曲編曲に全く参加していない。チャート全体の低レベル化に伴い、前作時は逃していたシングルでのトップ10入りは3作のうち2作で達成。しかも順位だけ見ると19位→9位→5位と人気が再燃したかのように出すたびに順位を上げていたが累計売上自体は下げていた。今作自体は前作より順位も下げてトップ10入りを逃し、先行の「早春ラプソディ」以外のシングルの売上も下回った。デジパック仕様。初回特典はオリジナルポスターで、DVD付属は無い。
今作では半数の6曲で普通に生バンドを起用し、ベース、ドラムも普通に使用。それ以外の曲でも打ち込みや他楽器を多用しまくっており、アカペラ色はほとんど無くなってしまった。奥村のボイパ、加納のボイスベースはメインのリズムではなく、スパイスのように同時に鳴っている曲が大半。よく聞くと一緒に鳴ってはいるんだけど、意識せずに聞いていると普通のバンドサウンド+コーラスワーク。前作でもこの傾向が見えていたがあれでもまだ過渡期だったようで、今作で完全にアカペラグループからコーラスグループへとシフト。落ち着いていておとなしい印象もあった前作よりももう少し軽やかな楽曲も増えたことで、曲調のバランスとしては今作の方がポップで聞きやすい曲が並んだ。
いくら引地の単独プロデュースだからって他のメンバーが一切作詞作曲編曲せずにボーカルに徹してしまうのは身を引きすぎだし、その上でアカペラがほとんどなくなってバンドサウンド主体になったのはメンバー間の足並みが揃わなくなってきたのかと思ってしまうところはある。ただ普通のポップスアルバムとして聞けば個人的にはキャリアの中ではトップクラスで好きな1作。
印象度★★★★☆
当時の感想を2017.7.31修正