I RAG YOU
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | RAGレター | All Sounds by RAG FAIR | イントロダクション | ||
2 | Start | RAG FAIR | MAESTRO-T | RAG FAIR | |
3 | ダンス天国(Land of A Thousand Dances) | Chris Kenner | Chris Kenner | 洋楽カバー | |
4 | fallin'RAG | All Sounds by RAG FAIR | ベスト盤『RAGッ STORY』収録曲「fallin'LOVE」イントロ部の原曲 | ||
5 | Magical Mystery Tour | John Lennon/Paul McCartney | ビートルズのカバー | ||
6 | To Feel The Fire | Stevie Wonder | Stevie Wonder | スティービー・ワンダーのカバー | |
7 | Hound Dog | Jerry Leiber/Mike Stoller | エルヴィス・プレスリーのカバー | ||
8 | I RAG YOU | All Sounds by RAG FAIR | |||
9 | 青空 | 大森祥子 | 藤本和則 | RAG FAIR | |
10 | イッショウケンメイ。(Bonus Track) | 秋元康 | 櫻井真一 | RAG FAIR | ネプチューンのカバー |
リリースデータ
2001年12月19日 | 初登場16位 | 売上10.7万枚 | トイズファクトリー |
メンバー
加藤慶之 |
引地洋輔 |
荒井健一 |
土屋礼央 |
高久陽介 |
奥村政佳 |
RAG FAIRデビューミニアルバム。大学のサークルで結成されたアカペラグループだったが、フジ系で放送されていたネプチューンの冠番組「力の限りゴーゴゴー!!」内の「ハモネプ」コーナーに出演。大会の参加者ではなくゲスト出演という形だったが一躍人気をつかみメジャーデビューとなった。この時点ではベースボーカルが高久だが、翌年の1stシングル発売後に脱退。その後は初期メンバーで就職を機に脱退していた加納が再加入している。今作は10曲収録だがイントロダクション的なトラックや短い洋楽カバーが大半のため収録時間は20分ちょいしかなくミニアルバムとして扱われている。ラストの「イッショウケンメイ。」は当時歌手活動していたネプチューン名義で「ハモネプ」のコーナーテーマ曲として使用されていたものを番組の縁でカバーしたもの。
収録されているすべての音が6人の声のみで編成されたアカペラアルバム。土屋のノリノリな掛け声から始まるので当時の土屋のチャラい服装と共にどうにもチャラい連中というイメージがあって当時は奥村のボイパがすごいな程度にしか思っていなかったが、改めて聞いてみるとやはりすごい。この作品自体は番組の名前も印字されており、バラエティの企画モノ要素もあり、当時としても番組から出てきた素人がついにデビューまでしちゃったよ的な空気があった。さらに前述のチャラいイメージが強く、世間的にもあまりプロとして見てないというか、素人の延長的に見られていた部分も強かった。後に比べればまだ発展途上ではあるけど、番組に出演していたほかの素人とはやはり格が違う。オリジナル曲は少ないのと、有名すぎて聞けば分かる洋楽カバーに比べてわりと印象の薄い普通のポップソングなので後追いで聞く人もあまりいないと思われる。だがぶっちゃけ最近は格安で投げ売りされているのでそれであればこれがデビュー作という原点なので聞いて損のない作品である。
印象度★★★☆☆