Magical Music Train
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Welcome abroad!! | 汽車の出発音をメンバーの声のみで表現 | |||
2 | Magical Music Train | 土屋礼央・ 奥村政佳・ 山田ひろし |
土屋礼央 | 柿崎洋一郎 | |
3 | 朝散歩 | 土屋礼央 | 土屋礼央 | 近田潔人 | |
4 | メリミー!! | 山田ひろし | 酒井ミキオ | 酒井ミキオ | 19thシングル 最高17位 売上0.9万枚 |
5 | 記念日だらけのカレンダー | 引地洋輔 | 引地洋輔 | 松岡由美子 | |
6 | 生活LIFE | 土屋礼央・ 荒井健一・ 加藤慶之 |
土屋礼央 | 幾見雅博 | |
7 | ヤレホー!! | 引地洋輔 | 宮川彬良 | 光田健一 | |
8 | フラっとしちゃってゴメンなさい | 引地洋輔 | 引地洋輔 | 濱田晃弘 | |
9 | 全員がヒーロー | 土屋礼央 | 土屋礼央 | 光田健一 | 19thシングルC/W |
10 | knock! knock! | 土屋礼央・ 黒崎純子・ 荒井健一 |
土屋礼央 | 幾見雅博 | |
11 | Let's ハーモニー | 引地洋輔 | 宮川彬良 | 宮川彬良& RAG FAIR |
18thシングル両A面曲 |
12 | Fall in Love(DANCE☆MAN REMIX) | 土屋礼央 | 土屋礼央 | ダンス☆マン | ベスト盤『RAGッ STORY』収録曲『fallin' LOVE』リミックス |
13 | Good Good Day! | 土屋礼央 | 土屋礼央 | ダンス☆マン | 18thシングル 最高14位 売上1.0万枚 |
14 | ちょっとだけbye bye | 土屋礼央・ 山田ひろし |
土屋礼央・ 引地洋輔 |
柿崎洋一郎 |
コーラスアレンジ:光田健一(4,12)、引地洋輔(8)
リリースデータ
2009年8月26日 | 初登場19位 | 売上1.0万枚 | Produced by 土屋礼央 | トイズファクトリー |
メンバー
加藤慶之 |
引地洋輔 |
荒井健一 |
土屋礼央 |
奥村政佳 |
加納孝政 |
RAG FAIR5thアルバム。前作以降の2シングルとC/W1曲を収録。また05年のベスト盤『RAGッ STORY』に新曲として収録していた「fallin' LOVE」をダンス☆マンによるリミックスで「Fall in Love(DANCE☆MAN REMIX)」として収録している。前作の引地洋輔の単独プロデュースに続いて今作では土屋礼央の単独プロデュース。前作では引地以外が作詞作曲編曲に一切参加していなかったが今作では土屋を中心としてメンバーが作詞作曲に参加しているほか、共同名義で1曲だけだがベスト盤以来となるRAG FAIR名義での編曲参加も復活した。初回盤はスリーブケース仕様、各曲への一言コメントが書かれた地図、ステッカーが封入されている。DVDは付属しない。シングル、アルバム共に購入者数がほぼ同じで、ギリギリで1万を割り込む売上となった。
今作を最後に新作リリースが停止。2011年年明けに無期限活動休止を発表し、休止前最後のライブを4月16日に行い(震災の影響で延期された)、休止へ突入した。2012年12月に活動を再開したがライブをメインとした単発的な活動が続いた。継続的な活動が出来ないままに、2013年5月を持って加納孝政が脱退を表明した(記名が5月付だったが発表は6月中旬になってから)。追加メンバーは入らずに5人編成となり、2014年1月に通販・会場限定シングル「Raggage」を発表、2016年のツアーでは2曲の新曲を収録したCDとパンフをセットにした『「ヒッヒッフー」サウンドトラック&「ヒッヒッフー&LIVE」パンフレットセット』を発売、後に通販限定でも発表した。活動再開以降は新作はこれら2作品のみで一般流通したCD及びアルバム作品としては結果的に今作が最後となっている。活動自体も個々の活動を中心にたまにタイミングが合えば揃ってライブをやるというスタンスで、メンバーは解散しない事を決めてこのような活動形態になったとしていたが、2019年4月に奥村が政治家転身への強い決意により脱退を発表。
アカペラで表現される汽車の出発音から始まる今作はタイトルやジャケットのイメージ通り、初期のような明るい作風に回帰している。ここのところ落ち着いたポップス主流になって土屋の曲が減っていくという状況だったが、土屋のカラーが大幅に反映されることで初期の明るさが戻ってきたようだ。明るいといっても初期とは違いある程度大人になってからの明るさであり、進化もちゃんと感じられる。今作ではバンド起用がほぼ無くなったが、アカペラが戻ったわけではなく、バンドサウンドを打ち込みで処理したという単なる人件費削減のような編成の曲が多い。明るい曲が多いので聞いていて楽しく一気に聞けてコンセプトはまとまっている1枚ではある。でもアカペラを抜きにしたポップスとして見てもどこか突き抜けきれず、これぞという名曲は無い印象でそこが少々物足りなかった。アカペラという持ち味があまり聞かれなくなり、大人のコーラスグループへのイメージ転換も今一つうまくいかず、ここで初期の明るいノリだけを戻してみたものの結果的に最終作品という事で継続的に活動していくにはどん詰まりになってしまっていたのかなとはどうしても思ってしまう。
印象度★★★★☆