LIVE SELECTION 2
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Cotton Love | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 7thアルバム『BLOND SAURUS』収録曲 |
2 | When A Woman Loves A Man | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 5thアルバム『TIME』収録曲 |
3 | Moon | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 9thシングル(カット) |
4 | One More Kiss | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 10thシングル |
5 | Raspberry Dream | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 5thシングル |
6 | Friends | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 4thシングル |
7 | Monotone Boy | 松本隆 | 土橋安騎夫 | Rebecca | 7thシングル |
8 | Private Heroine | Nokko、沢ちひろ | 土橋安騎夫 | Rebecca | 4thアルバム『REBECCA IV Maybe Tomorrow』収録曲 |
9 | Maybe Tomorrow | Nokko | 土橋安騎夫 | Rebecca | 4thアルバム『REBECCA IV Maybe Tomorrow』収録曲 |
日本武道館 1990年1月19日(4,5,6,9)
東京ドーム「BIG EGG」 1989年7月17日(1,2,3,7,8)
リリースデータ
1992年12月2日 | 初登場25位 | 売上3.0万枚 | Produced by 土橋安騎夫 | Ki/oon Sony Records |
メンバー
Vocal | Nokko |
Keyboards | 土橋安騎夫 |
Bass | 高橋教之 |
Drums | 小田原豊 |
Guitar | 是永巧一 |
Guitar | 古賀森男 |
Guitar | 友森昭一 |
Percussion | 中島オバヲ |
REBECCA2ndライブアルバム。『LIVE SELECTION 1』と2枚同時発売。こちらには89,90年のライブ音源からセレクトされた9曲を収録。バンドは解散していたのでメンバー全員が関与したわけではないようだが、プロデュースは土橋安騎夫名義になっている。今作の2会場でのライブは映像作品『BLONDSAURUS IN BIGEGG』(DVDは20周年BOXのみ)、『DREAMS ON 1990119』(00年に単独DVD化)としてもリリースされている。このうち日本武道館の方は全曲映像化されていたので重複しているが、ドームの方は映像未収録だったり不完全収録だった曲が主に選曲されている模様。今作にもNobuhisa Kawabe(1〜8)、Etsuhiro Nakamura(9のみ)によるリミックス表記があり、当時の映像用の音源からミックス変更を行っているようだ。
二大ヒットシングルを筆頭にシングル曲が多く、さらに日本武道館と東京ドームという大会場でのライブということもあって今作の方が大迫力でパワーがある。東京ドームなんかは今では当たり前のように後楽園にそびえ立っているけど完成したのが88年なので、このライブ音源はドームが出来て2年目である。今でもドームはライブする環境じゃない(音響が悪い)という声は多いが当時は今にも増して音響最悪だったようでそんなに音がいいわけではないが、ライブ自体は熱いのでそんなに気にならなかった。今作は特に後半の曲がNOKKOのフェイク連発や演奏しながらそのままメンバー紹介を入れるなどしている部分が目立ち(実際のセットリストでも終盤の配置だったようだ)、「Monotone
Boy」は11分半もあったり、「Private
Heroine」も6分半を越えていて長い。それが溢れんばかりの熱度に満ちていて「1」以上に熱さを感じられる。また日本武道館での90年1月19日のライブというのは結果的に現役時代のラストライブでもあり、「Maybe
Tomorrow」は最終曲でもある。REBECCA現役最後の演奏曲でアルバムが締められるので、これでREBECCAの現役時代が終わった感じも体感できる。メンバーというか今作をプロデュースしている土橋にとっても今作を出してREBECCAに一区切りという意識があったんじゃないかと思う。翌年以降はレコード会社主導でまだまだリリース続くけどな
印象度★★★★☆
2015.11.6執筆