Nothing To Lose
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ヴァージニティー Virginity |
宮原芽映 | 土橋安騎夫 | REBECCA | 2ndシングル(同発) 100位圏外 |
2 | 怒りの金曜日 Subway Panic |
Nokko/有川正沙子 | 木暮武彦 | REBECCA | |
3 | Precious Star | Nokko | 木暮武彦 | REBECCA | |
4 | 結接蘭 破接蘭 Ke・Se・Run Pa・Se・Run |
Nokko | 木暮武彦 | REBECCA | |
5 | STEFANIE | Nokko/有川正沙子 | 木暮武彦 | REBECCA | |
6 | Nothing To Lose | 宮原芽映 | 木暮武彦 | REBECCA |
リリースデータ
1984年11月21日(LP) 1984年11月21日(CT) 1991年7月25日(初CD化) 1994年11月2日(CD選書) 2007年9月19日(紙ジャケット/07年リマスター) 2013年2月20日(Blu-spec CD 2/13年リマスター) |
最高38位 最高63位 100位圏外 100位圏外 300位圏外 300位圏外 |
売上6.1万枚 売上0.9万枚 - - - - |
CBSソニー CBSソニー ソニー キューンミュージック Sony Music Direct Sony Music Direct |
メンバー
Vocal | Nokko |
Electric Guitar,Acoustic Guitar,Back up Vocal | 木暮武彦 |
Electric Bass,Synthesizer Bass,Back up Vocal | 高橋教之 |
Drums,Back up Vocal | 小沼達也 |
Synthesizers,Back up Vocal | 土橋安騎夫 |
REBECCA2ndアルバム。前作から半年でのリリース。今作においても「Rebecca」と表記されている。シングル「ヴァージニティー」と同時発売。この年は1月からライブ三昧の状態で85年1月までライブが続いたが85年1月31日のライブを持って木暮武彦、小沼達也が脱退したためデビュー時メンバーでの最終作品となった。当時はレコードとカセットのみでCDでは発売されていなかった。翌85年に1stとセットにした『EALRY REBECCA』として初CD化となり、今作からそのまま全曲収録されたが「ヴァージニティー」のイントロ部分が変更されていた。解散した91年にSRCL品番でようやく単独で初CD化。94年にはKSC2品番でCD選書シリーズの一環としてキューンから再発。04年のBOX収録時に初めてリマスターが施された。07年に24bitリマスター紙ジャケット仕様として一斉再発された(リマスターでの単独発売は初)。2013年にはBlu-spec CD 2による2013年最新リマスターで一斉再発された。2013年リマスターはソニーの塩月博之が担当。今回入手したのは2013年盤。2015年にはGO HOTODAによるリマスターにてハイレゾ配信が開始されており、現在ハイレゾ版が最新リマスター音源となる。
初期REBECCAの最終作品…なんだけど今作唯一のシングルで初期の名曲として有名な「ヴァージニティー」は今作唯一の土橋作品。この曲、ヒットしてない割に印象が強烈で「フレンズ」が99年にドラマの影響でヒットした直後から耳に残っていたんだけど、ドラマ『リップスティック』内で挿入歌として使用されたためだろうか。使われていたという記憶まではないんだけど(実際今作からは「Nothing To Lose」も使用されていたようだが全く記憶にない)、ドラマの影響でベスト盤を聞いた時に最初に二強だと思ったのが「フレンズ」「ヴァージニティー」だった。
それだけに「ヴァージニティー」1曲だけがあまりに強すぎてしまうところはあるんだけど、基本的には前作の延長。ロック色が強いとされる初期REBECCAのちょっと尖っていて硬派な楽曲が並んでいる。リーダーとしてバンドを引っ張っていたのに音楽性が違うという理由で木暮武彦が脱退してしまうことになるが一体どういうことだったのか…。もっとポップでキャッチーなのが求められていたんだろうか。これはこれでいいと思うし、土橋・木暮の2人のメインライターによるREBECCAというのもなかなか面白いことになったんじゃないかとは後になってみると思ったりもする。
2013年リマスターBlu-spec CD 2盤 07年リマスター紙ジャケ盤 94年CD選書盤
印象度★★★☆☆
2015.10.10執筆